『特捜9』傑作選
特捜9 season1
第1話 一万年の殺人
傑作選。今回は『特捜9』の初回。
新チーム結成の話、なんだけど、新メンバー正式加入は次回、だったんだっけ?
新藤くん、初回は最初と最後にちょろっと出てきただけだったのか……
簡単感想
『特捜9』はジャンプ漫画だった……?
渋谷中央署で駆け回る浅輪さん、二子玉川署で生活安全課係長になっているオバハ、いやいや素敵なマダムの小宮山さん、東中野署で刑事課係長になっている村瀬さん、杉並南署で総務課主任になっていて印税2億でも少ない矢沢さん、就活中の青柳さん。
1年前の事件をきっかけに見事にバラバラになった面子を再結集するだけで1話使っちゃうこのノリ、これはもはやジャンプ漫画では……? 仲間集めだけで数話使っちゃうのはスポーツ漫画でもバトル漫画でもありがち!
任務遂行中に今後の上司と同僚に出会ってる、しかもその上司は只者じゃなくて……ってのも、師匠格に出会う際のジャンプ漫画っぽい。
さくたんこと宗方班長、マジで只者じゃない雰囲気しかなくて笑ったw バトル漫画の師匠キャラの風格なんだよなぁ、宗方班長。幼い女の子の琴美ちゃんとラブラブしてる(語弊あり)のもまたなんか、バトル漫画の師匠キャラっぽいよな……
みんなが過去のワケありを匂わせるのも、新拠点を得るのも、もう私にはジャンプ漫画にしか見えないw
事件自体がどうこうっつーか、とにかく「バラバラだったメンバーがいつの間にか集まって、ひとつの真相にたどり着く」という『9』シリーズコンセプトを、わかりやすく描いていたのがこの回だったんだね。
今回の事件捜査に参加できなかった青ちゃん・新藤くんは、今後の話で十分存在感出してたから……
『特捜9』S1は、特捜班の部屋を少しずつみんなが片付けてカスタマイズしていってたんだっけか?
そこがよかったよなぁってのを、なんとなく覚えている。
今見ると、「長縄さんってなんやったん……」とか、琴ちゃんかわいいなとか、浅輪さんの左手薬指がぁ!とか、倫子ちゃんかわいいなとか、早瀬川先生と猪狩さんの安定感はホント安心するとか、色々。
当時、感想書かなかったのが惜しく感じられるぐらい、今改めて見てもこのメンバーの掛け合いは面白い。何気ない・さりげない掛け合いですら、くすっとできたり気づくとキャラ描写の深みが増したり。
最後にみんなが特捜班加入を決めるところ、ホント好き。
『9』シリーズの流れを汲んでるから、係長の存在感がきちんとあるのもいいよねぇ。さすがにS3とかになると、なかなか係長の話も出しづらくなるのかもしれないけど……たまには係長の話も出してほしいなぁ、とか望みすぎかな。あまりにしつこくするとあざとくなっちゃうかもしれないから、ワンシーズンに1回とかでいいんだけど。
次回はDJポリスの回。なんとなく覚えてる。
やっぱり感想書いてないと、記憶もおぼろげになるもんなんだな。自分の記憶力のなさにうんざりするわw