【特捜9 season3】第4話 感想

特捜9
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CASE.4 殺人の城

ゲスト:池内万作、水橋研二、小原唯和

脚本:山岡潤平
監督:兼崎涼介

 言えばいいじゃん!?(ここのところ毎週の感想)

全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ

 熱いからって水を飲むと死ぬかもしれない、そんなマジックと親子の話。

独断による順不同見逃せナインポイント

◆1.新藤くんの私服センス

 今回は新藤くん回ということで、私服のお披露目もしているわけですが。
 ……すごい格好だな、しかし……
青柳 「お母さんが選んでくれたの?」
    「値段の問題じゃないよ」
    「(そのセンスは誰とも)被りようがねぇだろ」

小宮山「ええー? プライベートっていっつもそんな感じ?」
矢沢 「俺は……いいと思うよ」(半笑い)
浅輪 「お母さんが選んだのか?」

 他のメンツはともかく、「オセロ」浅輪さんのブラック面きたな……
 それにしても、青柳さんと浅輪さんのある意味揺るぎないお母さんへの信頼はなんなんだ。たとえお母さんでも、あのセンスで服装は選ばないよ! たぶん!

◆2.プロデューサーさんに迫る時に足を組み直す小宮山さんがエロすぎた

 プロデューサーさんに迫る時に足を組み直す小宮山さんがエロすぎた。

◆3.トイレ故障中

 は、ただの青ちゃんのお腹痛いギャグじゃなくて、ちゃんと解決のためのヒント。
 しかし、まさかの天丼ギャグになるとはな……
 「あ~ら~!」で狙い通り爆笑してしまってホント悔しいw 青柳矢沢コンビのやり取りはハズレなさすぎて。

◆4.青柳「……はぁ~!?」

 ここはただのギャグなんだけど、この前後の間はなんだったんだw
 しかも、さすが吹越さんだから声の通りもよくて、ますます謎のシーンになってるしw

◆5.OPタイトル曲のアレンジ、いいっすね

 浅輪さんから電話を受けた新藤くんが登くんのところにいくときのヤツ。
 ジャズアレンジでいいのかな? めっちゃ好きだ、このアレンジ。
 サントラほしいなぁ。今期のOPタイトル曲も、すごい好きなんだよなぁ。

◆6.新藤くんの熱い叫び

 ミラクルピッチ。なんかコロコロコミック系のアニメの絵柄に見える。かわいい。
 ちょっとズレた言葉だろうが、相手に向かい合おうと真剣に熱くまっすぐ叫ぶところは、浅輪さんには見られなかったところで面白い。浅輪さんも熱血成分はあるんだけど、基本的には変に冷静なところが大きいからなぁw
 その言葉が登くんの心に届いて、事件解決の鍵になる。ね、熱血青春ドラマだ……

◆7.特捜班・オン・ステージ!

 スポットライトに照らされてひょっこり現れる小宮山さんと村瀬さん、かわいすぎて笑う。
 そこから次々とスポットライトに照らされながら現れたり移動したりする特捜班。間違いなくノリノリだった兼崎監督である。橋本監督の系譜……!
 青柳矢沢コンビが助手的立場にいたの面白すぎる。トイレ故障の愚痴を言い始めるの、笑うw トイレの恨みは根深い。

◆8.取調室でもスポットライト

 ノリノリの兼崎監督。橋本監督の系譜……と私は勝手にそう言ってるけど、まぁ要するにたぶん、京都東映で揉まれた人の系譜……なんじゃなかろうか。と、これも勝手にそう思うw
 兼崎監督の演出は、印象的なカット多くて記憶に残りやすいよな。それはもう立派なひとつの武器なんじゃろなぁ。すごいや。

◆9.い、『遺留捜査』……

 遺留品がカップラーメン、生石灰で沸騰マジック。『遺留捜査』でも実際にありそうだな……
 っていうか今回、脚本も監督も劇伴も『遺留捜査』関係者なわけなので、そりゃまぁ連想はするわな……という感じではあった。主題歌がV6じゃなくて小田和正だったら完全に『遺留捜査』だった。

簡単雑感

 リュウソウグリーンとリュウソウブラウン、脚本担当で『リュウソウジャー』だと思ってたら『遺留捜査』だった。そういえば、『リュウソウジャー』初期にはそれこそ『遺留捜査』みたいな運びの話もあった気がする。最後にマジックで使われたカップラーメンは後でスタッフが美味しくいただきましたのでクレームはやめてください。
 新藤くん回としては、「新藤くん頑張ったねぇ」って親戚のオバちゃんのような視点で見られてよかったと思うけど、事件そのものは割と単純だったので、まぁ、あんまり言うことはないんだよな……
 それでも、新藤くん回的な面で見どころがある分、よかったと思う。あと「『リュウソウジャー』と思いきや『遺留捜査』だったー!」とか、そんなことも言えるし。
 新藤くんの「道を踏み外しかけた過去」については、またの機会に披露していただきたいところ。ツッパリの新藤くん、とかを仮に想像してみたら、ちょっと面白いかもしれない。できれば、中の人の学生コスプレがまだ無理に見えないくらいの間に頼む。「学生さんじゃん!」って言いたい。

次回予告とか。

 とうとう『特捜9』も撮影ストックが尽きてしまわれた。そんな中でもまだ新作が残ってる『一課長』がすごいんだよ……
 『9係』時代の本当の1話。ってことは、再来週はS1-2でいいのかな。確か前後篇だったよね。
 浅輪さんが係長エミュを始める遥か前、まだクソ生意気だった頃。倫子ちゃんとラブコメしてた頃。村瀬さんが小宮山さんとつかさちゃんで揺れてた頃。青ちゃんが妙子さんのことをみんなに話していない頃。まだ矢沢さんのところに福太郎くんがいない頃。
 そう考えると、15年の歳月って本当に色々なことを変化させたんだな……って、そう思います。変わらない中での経年変化が好きだったんだって、私はやっぱりそう思う。

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