【科捜研の女 season19】第18話 感想

科捜研の女
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File.18 人質志望の女

ゲスト:浅野ゆう子、山崎銀之丞、冨家規政、池内万作、篠原真衣、一條俊、柴田善行、藤本涼、大脇あかね、浅海翼

脚本:櫻井武晴
監督:田﨑竜太


 10/23に発売になった「科捜研の女」オリジナルサウンドトラック Part3、あなたは買ったかなー!?
 私は、だいぶ前からAmazonで予約してたんですが、発売日朝になって「君が頼んでいた『科捜研』サントラ、入荷が遅れてるんだ! 現時点では11/9~12/5くらいを予定してるよ! でももっと入荷が遅れる可能性があるし、入荷できない可能性もあるんだ! メンゴ!」ってメールが来て、怒りを通り越して脱力したよ。それは……せめて前日の時点で言ってほしかったな……
 気を取り直してタワレコオンラインで頼んだら、その次の日つまり今回放送日に来てくれたんでよかったです。タワレコさん、ありがとう!
 最近のAmazonはダメだみたいな話は聞いてたが、まさかこんなときにそれを発揮されるとは……今度から他のとこで頼みます。


 そんな『科捜研』サントラですが、やっぱ買ってよかった!ってなる川井さんのインタビュー。今回も盛り盛りだくさん!

・メインテーマアレンジはこんな感じ!
・川井さん的『正義が感じられる楽器』は?
・この曲はこんなオーダーで作りました!
・こういうイメージで曲作ったよ!

 などなど、現物買って損はないです!な内容です。
 川井さんの作曲エピは「苦労する」「大変だった」みたいな話はたくさんあるみたいだけど、それを上回る作品への愛が感じられるし、何よりご本人の言う通り、放送を一視聴者として楽しみにしてそう感がすごい好きだ。
 そもそも川井さんにこんなに濃いコメントをもらうこと自体が豪華なのでは……?
 「罪と罰」や「エデンブルーのテーマ」のような音楽回の苦労とか、呂太くんのテーマはこんなイメージでとか、S18の吹奏楽回は川井さん的にも驚きだったとか。川井さんの『科捜研』愛が色々ぎゅっと詰まったインタビューも読めちゃう上に、作中でよく使われる曲がぎっしり詰まったサントラ!
 購入を迷ってるあなたは今すぐネットでポチッとな! 買うサイトは選んだ方がいいぞ!
 CD現物より配信派のあなたには、各サービスでも配信されてるぞ! 要チェックだ!


 川井さんのコメントは過去のサントラやコンプリートBOOKのものも全部好きだけど、何度聞いても「S17の音楽回、指定も細かいし話に合わせなきゃいけないからめっちゃ大変だった。打ち上げでそれを言ったら脚本家の人たちは笑ってた。S18でまた音楽回をお出しされた」ってエピに笑う。
 個人的にこの手のエピで一番笑ったのは、コンプリートBOOKで兼崎監督が言ってた「絶望」の話。川井さんのと兼崎監督のは声が出るほど笑った。ご本人たちからすれば笑い事じゃないんだろうけどもw





 今回のアンケート結果です。投票してくださった方、ありがとうございました!
 ちょっと真面目な質問。そして真面目な結果になった。
 自分は「何かしながらゆったり見る」が1位かなと思ってました。ちょうど以前の我が家がそうで、ご飯食べながら見てたんですね。だから木ミス枠初期は食卓の記憶とともにある。他の家も、ご飯食べながらとか、或いは食後にまったり他のことしながら見てるのかなーと予想してたんですよ。
 結果。「テレビの前でがっつり待機」派が1位。

 うわあーーーーーっ! ごめんよぉーーーーーーーーっ!!!!

 っていうか、リアタイ視聴にせよその後に視聴するにせよ、真面目に見てる人が大半だった。しながら視聴の人少ない! リアタイ+しながら視聴の人、なんだったらふたつ足しても録画・配信でじっくり見るよ派の人にも及ばない! マジか!
 えっじゃあ、リアタイでは実況しながら視聴して、その後は録画で見返しつつもこんな茶化したブログ書いてる私は、完全にマイノリティってこと?
 常々、「みんな、細かいところまで気づいてすごいなぁ。真面目に見てるんだなぁ」というのは感じてたけども!
 なんか、すごい後ろめたい気持ちになってきた。ゆるっと見てるだけならまだしも、こんなネタ感想書いちゃってるところがアレ。
 もう少し襟を正してみようと思いました。
 それはそれとして、色々自分なりにツッコんでいくつもりですけどなぁ!


 S1-1放送日の10/21を過ぎて、本当の『科捜研』20周年おめでとうございますな今回!


全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ


 マリコさんの休日、矛盾概念ってレベルじゃないんですけど!





20の見どころ



◆1.「視聴者が知ってる情報」と「キャラが持ってる情報」は違う


宇佐見「マリコさん。爆発物はPLXです。爆液を浴びても爆発することはありません」

 当たり前の話なんだけど、そりゃそうだと思わされた蒲原刑事爆発未遂騒ぎ。
 マリコさんに渡ってる情報としては玉城班長がドア越しに伝えた「爆液の種類は特定できた」(意訳)までなので、その中和剤が用意できてるとか、爆液の種類とかは伝わってないんだよな。爆液の種類特定の辺りでは、マリコさんはもう女優になってて無線を聞いてないんである。
 んで、マリコさんは最悪の想定をしてた+爆処理班の対策について情報不足だったから取り乱したと。
 そもそも、宇佐見さんが無線で「爆液の種類によってはこぼれただけでアウトやぞ」(意訳)とか言ったからな。それが刷り込まれてたんだな。じゃあ、大体が宇佐見さんのせいってことでいいですw 宇佐見さんは間違ったこと何ひとつ言ってないし、最悪の想定をするのは正しい対策なんだけども。
 先週の時点では、「蒲原刑事にかかった爆液が爆発しなかったのは何故?」ってところから謎解きが始まるみたいな予想をしてたんだけど、普通に先週の時点で正解が予測できるお話だった。
 これ、上のアンケート結果の話じゃないですけど、自分の視聴態度と絡めると凹むな。「ツイッターで実況しながら見てるから話がわかんなくなるんじゃないですかー!?」的な。実際そうなんだよなぁ。凹むw
 言い訳していいなら、思いついたことをすぐにアウトプットしないと考えがまとまらないんです。言葉にして初めて気づくことってあるんです。考えがまとまらないと展開予想もできないんです。はいこれ言い訳。言い訳していいわけ?
 その内容の大小はともかく、思い込みを重ねたまま見終わって制作が意図しない感想を持ち、そこに更に感想を積み重ねていく……ってのは、すごい身に覚えがある。身につまされる。
 そう、制作が意図して作った作品と、視聴者の受け取られ方は違う……と、無理やりここのトピック題になぞらえこじつけ自分の非を責任転嫁しようとしてます。ダメじゃんそれ。




◆2.蒲原刑事のラック値、どのくらい?


 ハラハラドキドキの蒲原刑事爆破ドッキリ、正解は生存ルート。悪運が強くなければこの京都で刑事をやっていけません。
 権藤さんも、撃たれた死んだ!と思ったら生きてた! した後で、刺されて本当に死んだよね……蒲原刑事の真のサバイバルはむしろここからだよね……
 既に土門さんに認められているという強大な死亡フラグがあるんで、割とマジでここから先、蒲原刑事には気をつけていただきたい。自分のラック値を過信しないでほしい。
 まぁでも、今の蒲原刑事は『呪術廻戦』でいうところのナナミンじゃろ。死亡フラグ積み重なりすぎてむしろ死なないパターン。大体、初登場後の「自分の正義を探したい」(要約)も、当時は「登場早々、自ら死亡フラグを建てておられる……」と思ったもんだが、5年近く経つ今もピンピンしてるし。そう思えば蒲原刑事もなかなかしぶとい。
 もう既に自分の正義を見つけちゃってる蒲原刑事は、今死んでも本人に後悔はあまりなさそう。この世に後悔のない死なんてないから、死ぬことに「悔いはない」のなら、むしろ殺してもらえないパターン。
 少なくとも、中の人が「殉死したい」とか言ってるうちは殉死したくても殺してもらえません。せめて死んで後悔することを作ってから言えよそういうことは!




◆3.名前バレイベントがあっさりだ!!!!!!


 しかもその後、玉城班長は普通に「榊さん」呼びしてた。
 私、割と真面目に、この前後編のオチはマリコさんと玉城班長の名前バレ・名前呼びだと思ってたんですよね。不倫勘違いコメディ展開も、玉城班長が玉城旦那と決別するドラマのオチも、そこにかかってるのかなって思ってた。違った。盛大に外した。悔しい。悲しい。
 オタクにとって「名前バレ」「名前呼び」が如何に大きな価値をもつかってのは、同意してくださる方もいると信じてる。
 翌日の『カクホの女』2話では、その私のオタク的価値観にドストライクな名前呼びのギミックがお出しされて……私は……私は……!(膝から崩れ落ちる)
 名前関係のイベントは尊いものだと思っていますが、玉城夫妻の下の名前を変換するのが面倒なので「玉城班長」「玉城旦那」で呼び分けてるのはすまん。旦那の方、名前が「雄一」っていうのは今回のマリコさんの振り返りで認識しましたw 班長の方の「詩津香」は感想書きにケンカ売ってんの!? レベルで変換が面倒。
 レギュラーキャラならもう諦めて辞書登録するんだけど、ゲストキャラにそんなこといちいちやってたらキリないもんなぁ……
 全然関係ないけど、レギュラーキャラで最後まで辞書登録を粘ったのは「風丘」です。出そうで出ない。「岡」じゃないんだよね。「丘」が出ない。逆に「呂太」はすぐに諦めてレギュラー入りのネットニュースの段階で辞書登録しました。ロタヘンカンデキナイ……




◆4.管理職の皆さんの叱責がごもっとも過ぎるんですけど!


 玉城班長の上司の赤井二三男さんの叱責も、特殊犯捜査係隊長の馬場さんの叱責も、北山署長の「犯人は未だに子どもを人質にして逃げているんだぞ!」って叱責も、いちいちに対して「ごもっとも過ぎる……」という感想しか出てこないのが酷いw
 予想外の展開への対応能力が低いのもあったけど、今回は現場の皆さんが好き勝手やってた問題が大きすぎる。玉城夫妻のはた迷惑過ぎる痴話喧嘩。TPOをわきまえてください!
 後に語られる玉城旦那の「嫉妬してほしかった」、TPOをわきまえてたらそれはもう当事者間の問題だが、こんな状況でもやってるからクズだと思いますw 警察としてっつーか、一般人でもやらないよ! 玉城旦那、荒らし・嫌がらせ・混乱の大元すぎない?




◆5.こんな男のどこがよかったの?


 いや、玉城班長と玉城旦那の気持ちがすれ違ってたみたいな話はわかるんですよ。そして玉城班長が誤解してたほどには玉城旦那はダメじゃない。玉城班長が刑事になることを願っていたし、彼女の刑事としての能力やその判断が正しいと声をあげることもできる。刑事としての素養もあるかもしれない。そもそも、「嫉妬してほしかった」とかいう動機も、玉城班長への思いがなければ浮かんでこないものだからね。
 それはそれとして、TPOを見た状況判断が出来ないところがクズだと思います。警察職員だからとかじゃなくて、人間として最低限の気遣いをしてるつもりでできてないところが、個人的にはそばにいるとしんどいタイプじゃないかと思う玉城旦那。荒らし・嫌がらせ・混乱の大元すぎる。
 別に悪いとこばっかりじゃないんだろうけどトータルで見たらクズ、な玉城旦那と、なんで玉城班長は結婚したんだべか。玉城班長が言ってた「こんな男のどこがいいの?」ってセリフが、彼女自身にブーメランになってるのが辛い。
 そこをブラックに笑うコメディ回です、って言われたらちょっと引くんだけど、たぶんそうなんじゃないかなと思ってます。ってことで、私は勝手に引いときますw




◆6.超人マリコさん


 今更な話だし、そもそも止めても本人が押し切りそうだけど、あれだけの目に遭ってても即鑑定に携わってるマリコさんが超人だよねって話。
 この時点でも

 ・銀行強盗犯とエレベーターで接触済
 ・玉城班長によって立てこもり対策に巻き込まれる
 ・玉城夫妻の不倫コメディに巻き込まれかける
 ・女優になって立てこもり犯に接触
 ・立てこもり犯に監禁される
 ・立てこもり犯に連れ去られる
 ・目の前で仲間が死んでたかもしれない
 ・小規模とはいえ、目の前で爆発が起きる

 これだけの出来事が起きた後なんだけども、日野所長以下科捜研メンバー、及び風丘先生による「大丈夫?」等の言葉がない。カットされただけだと信じたい。
 ドラマになってる分を見る限りでは、現場で「大丈夫か」って声をかけてた土門さんが結果的に一番マリコさんを人間扱いしてんな……って感じになっとる。なんなら土門さんこそ、一番マリコさんの強さとか頑丈さとかしぶとさとか不死身さを知ってるだろうし信じてるだろうにw




◆7.マリコさんと宇佐見さん


 前々から言ってるけど、この科捜研の中で一番マリコさんに近い人は宇佐見さんだよね。常識と良識を身に着けたマリコさんが宇佐見さん。とかいうと、まるでマリコさんに常識と良識がないみたいな感じになるな……
 そんな宇佐見さんが、この科捜研内で一番の常識人みたいな顔してるのは面白すぎる。ウソだぞ。あんたも結構危ない人だぞ。
 日野所長の苦労察して余りある。マリコさんひとりでも大変なのに、マリコさんの影響力ってパないからなぁ。
 ろ過砂のくだりを見る限り、マリコさんと宇佐見さんの一番の差はコミュニケーション能力だなと思う。相手(日野所長)が納得できるように説明できるかどうかの差。ほんやくコンニャクになれるかどうかの差。
 これはもう、「科学捜査」が基本言語であるマリコさんと我々一般人の差なので仕方ない。マリコさんが話してる言葉は日本語に極めて近いけど、その実は日本語じゃないぐらいに思ってるよ私は。




◆8.捜査パートが一番面白かった


 もうここで書いちゃうけど、私はこの話の終盤の人質展開より、マリコさん・科捜研・土門さんたち捜査一課・蒲原刑事と捜査員・玉城夫妻とか組み合わせを変えたりしつつ、それぞれ別々の視点で捜査してるところが一番面白かったと思ってます。なんなら、このまま終盤の人質云々よりこのまま捜査パートやって事件解決してほしかったくらい。
 各々が自分の持つ情報をそれぞれ整理しながら別々に捜査してるのを見るの、楽しいよね。ややこしいしわかりづらいんだけど、それらが繋がった瞬間に「なるほど!」ってなるのが楽しい。
 刑事ドラマの魅力はそれぞれの作品で違うけど、『科捜研』の場合は捜査過程で試行錯誤してるのが一番楽しいと私は思ってる。この場合はこの科学鑑定を行うとか、そもそもその科学鑑定を行うところまでこぎつけるにはどうすればいいんだとか。
 一口に「刑事ドラマ」っつーても魅力はそれぞれの作品で違うわけで、それらをまとめて一緒くたに語るのは「ラグビーとバレーボールは球技だから同じカテゴリ」って言うくらいの暴論だと思ってますから! お前は野球とサッカーも球技ってカテゴリでひとくくりにするのか!
 何の話だ。




◆9.日野「君は、マリコくんの気持ちがわかるんだね」


 言語の違いって大きいんだなと思わせる日野所長のこのセリフ。少なくとも15年近く一緒に働いてきた同僚に関して言うセリフじゃないw
 マリコさんと日野所長の間にある、このなんとも言えない壁の高さはなんなんだろうな。それだけ日野所長がマトモってことだと思うが、なんだったらもう少しマリコさんとの付き合いが短い上に、本人は常識人カテゴリには入れるであろう風丘先生の方が、まだマリコさんとの壁は低く感じる。
 日野所長はめちゃくちゃ頑張ってるよ。大丈夫だよ。ワケわかんないと思いつつも、ちゃんと個性を尊重してて偉いよ。今、無性に日野所長の肩を叩いて労って差し上げたい気持ち。(中の人)お誕生日おめでとうございますー!(10/28です)




◆10.宇佐見「えっ? ああ……もちろん……」


 誰も傷つかない宇佐見さんの返答が大人。めっちゃ戸惑ってるやんけ。この場にマリコさんはいないので、本音をぶっちゃけてもいいんだけど、宇佐見さんはそんなことしない。
 宇佐見さんにマリコさんの気持ちなんてわかるわけねーだろ問題。ほんやくコンニャクにはなれるけど。アレよな、洋画で字幕付きのやつ見るんだけど、その国独自のジョークとか喩え話とかわかんない感じよな。たぶん違う。
 でも、あのマリコさんのほんやくコンニャクになれるってだけでもだいぶ異質だと思う。コミュ障の言いたいことを翻訳できても、コミュ障のお気持ちなんて常人にはわかりませんからぁ!




◆11.Switch!


 卓海くんが持ってた携帯ゲーム機ってSwitch(がモチーフ)なの!?
 私、最近Switch買ったんですけど、手元にあるこれと卓海くんのこれが全然違うように見えるんだけど……だからPSVita(がモチーフ)だと勝手に思ってた。違った。ゲーム機コーナーで見たらPSVitaと全然形が違う。
 と思ったけど、私が買ったのはSwitchライトだった。そりゃそうだ。この話の撮影時は、まだSwitchライトは発売されてなかったはず。迷ったんだけど、ライトの方が安かったんだよな。
 Switchライトと一緒に、『ポケモン レッツゴーイーブイ』『スマブラSPECIAL』『カービィ スターアライズ』を買いました。あと、最近『神宮寺三郎 プリズム・オブ・アイズ』も買った。どれもちまちまプレイしてる。『カービィ』の歯ごたえがすごい。全クリできる気がしない……
 めちゃくちゃ久々にゲーム機を買ったので、ハイテクぶりに驚く。短時間だけどSwitch本体で簡単に画面キャプチャできるし、キャプチャした画像や動画をそのままSNSに投稿できる。オンラインでいつでも世界中の人たちと一緒に遊べるのが当然。
 というか、私はPSPが最後の所有ゲーム機だったぐらいなので、今やゲームソフトはダウンロード版が当たり前で、ゲームデータを保存するにはメモリカードがあるといいんだけど、本体メモリだけでもよくて、ソフトをハードのまま持ち歩かなくてもいい……ってところでだいぶ驚いた。時代に置いていかれてる。PSPもロクにゲームで遊んでなくて、ほぼメディアプレーヤーとして使ってたしなぁ。
 めっちゃ関係ない。
 Switchって設定いじらないとブラウザ開けないんだよね。だからPSVitaだと思ったってのもある。でもめっちゃハイテク……
 マリコさんは最近のゲーム機にも通じてるのか。マリコさんって一般的なゲームは超下手くそそうだけど、クソゲーやパズルゲーは黙々とやり込んでそうみたいな偏見はある。スコアがカンストしてそう。で、それを亜美ちゃんに見られてドン引きみたいな画がなんとなく浮かぶ。超偏見。




◆12.日野「マリコくんが逃げたって……どういうこと?」


 それを宇佐見さんに訊ね、答えが返ってこなければ怒る日野所長よ。宇佐見さんを万能マリコさん翻訳機みたいに扱うのはよくないよ! 宇佐見さんがめっちゃ戸惑ってるじゃん!
 でもこれ、日野所長じゃなくてもワケわかんないと思うので安心してほしい。というか今回の流れが怒涛過ぎるので、たぶん視聴者も流れについていくので精一杯だったと思う。常人じゃついていけない。




◆13.土門「お前、なんてバカなことしたんだ!」


 あそこで卓海くんの父ちゃんを放置という選択肢はないにせよ、ついていくのはすごいよね。でも土門さんにちゃんと連絡してるから全然マシ。むしろ着いてきちゃった以上、考えうる最善手ではあると思う。
 っつーか、そもそも犯人側もダメ。たとえマリコさんが警察関係者じゃなくても、警察との繋がりなくとも、立てこもり現場であんな予想外のアグレッシブムーブみせた人を呼び寄せちゃダメだよ! 確かに背に腹は代えられないけど、もうちょっとなんかあったでしょ!




◆14.風丘先生の主人公ムーブ


 風丘先生も、マリコさん並にぶっ飛んでないだけで十分、主人公力(ちから)を持ってるよね……と思わせるマリコさんと土門さんとのやり取り。
 マリコさんの置かれてる状況を察して、具体的な居場所を聞かない代わりに、土門さんに現状知らせとこ!ができる。そしてゲーム機でメールのやり取りも思いつく。
 その上、薬の手配だの診療所を実質借り切るだの、風丘先生の人望が篤い!
 確かに『科捜研』レギュラーの中なら、風丘先生が一番人付き合いちゃんとしてそうだもんな。真っ当に人望得てそう。とかいうと、じゃあ他の人たちは人望ないのかって話になるけど、ぶっちゃけ他の皆さんは大小様々あれど好き勝手放題やりがちだし……
 自分の職務をどんなことがあろうとも全うするところはプロだと思うが、それはそれとしてそばにいてほしくはない人材ばかりが集う京都府警である。「好き」と「そばにいてほしい」は別物。ポエムじゃないです。




◆15.土門「あなた、信頼関係を築いているんですよね? 杉原夫妻と」


 玉城旦那を黙らせる土門さんはさすがだ。これは刑事としての素質っつーか、土門さん個人の性格だな。そこが好きぃ!




◆16.瞬瞬必生すぎない!?


 平成をやり直そうと今の平成を消し去ろうとしていたクォーツァーに「みんな瞬間瞬間を必死に生きてるんだ!」と仰ったのは平成の王・仮面ライダージオウですが、マリコさんも正しく瞬瞬必生だよねと思う今回でした。ライブ感すげぇ。20周年を迎えた『科捜研』という作品自体もそうだし、マリコさんの生き方も結構、瞬瞬必生だと思う。「お前たちの『科捜研』、みにくくないか?」って『科捜研』版クォーツァーが出てもおかしくない。
 今回のマリコさんはほぼ目の前の状況の打開に奔走してたから、あんまり推理してないし、そもそもその打開策も「その瞬間に命かけ過ぎじゃない!?」っていうアレ。瞬間最大命がけ風速では、むしろ仮面ライダーより上まである。
 最初に殺すべきはマリコさんか土門さん・玉城班長かの二択、普通に考えればマリコさんでも間違ってないから困る。ここはそんな普通が通用しない修羅の都なので、その選択は最悪のハズレだったんだけど。
 誰も死なせたくないマリコさんの瞬瞬必生ぶりに絆される立てこもり犯兄弟、っつーか兄。瞬間瞬間にここまで命かけられたら、そりゃまぁビビるしな……「これには勝てない」ってなるしな……




◆17.最悪の二択


 実際、あの場では誰を選ぶのが正解だったんじゃろか。
 マリコさんの場合の結果が今回。土門さんと玉城班長を選ぶと普通に押し負けそう。どちらを先に撃ち殺してても、先にどちらかを始末してる間に残ったほうが対処してきそうで。
 どっちにせよ詰んでるの辛い。
 完全に自業自得なんですけど、こんな詰んでる二択を迫られたこと自体は割と可哀想。アドベンチャーゲームでも、「もうこれバッドEDだろ……」と思いつつも進めないといけないのって、しんどいよね。




◆18.卓海くんが何したって言うんだ


 車に轢かれかけたら怖いオジサンたちに攫われ、引きずり回され、殺されかけ、目の前で父親が刺されて、また殺されかけて、やっと助かったと思ったらお父さんが立てこもり犯の仲間。
 学校サボってたのは悪いことだけど、今回の結末を見ると……学校サボるってさすがにここまで悪いことじゃなくない!? 立てこもり犯のおじさんが気を失ったら気遣えるくらいの子なのに!
 学校をサボるお子さんに見せるべき教材の『科捜研』です。学校をサボったら、こんな怖いことに巻き込まれちゃうかもよ教材。お題が残酷すぎるよ!
 卓海くんが酷い目に遭ったからこそ4人目の犯人もわかったし、土門さんもガチギレしたわけだがそれはそれ、卓海くんと奥さんが全然救われない上にとばっちり過ぎてもう。ハンザイ・ダメ・ゼッタイで済まされないとばっちり加減。子どもが酷い目に遭うのは辛いな……マリコさんの笑顔に包まれても、全然足りないぐらいの仕打ちである。
 っつーか、こんな怖い目に遭った後にマリコさんに抱きしめてもらって笑顔を向けられたら、卓海くんの性癖歪まない? 大丈夫? 年上のおねいさんしか好きになれない呪いにかからん? 平気?




◆19.お前、こんなクズのどこがいいんだよ!


 玉城班長が離婚を選ぶとかはごもっともとしか思えないんだが、不倫相手の古雅さんにも「こんな男のどこがいいの?」って聞いてほしかった派。改めて聞いといてほしかった。私はこんなクズとは縁を切るが、お前はこんな男のために人の家庭をぶっ壊した悪者のままでいていいのかよぐらいは聞いても良かった。そこまで親切にする必要もない、って言われたらそうだけど。
 あと、玉城班長は不倫された妻としてというか、立てこもり現場を荒らし・混乱させた嫌がらせの大元みたいなこいつをはっ倒す権利は普通にあると思う。立てこもり犯に銃もたせたのは間違いなくこいつのせいなのは誰も疑ってねぇから! そのせいでだいぶ面倒くさかったんだよ今回は!
 そんなヒステリーみたいなことしない玉城班長だからこそいいんだよ、って言われたらそうだと思います。
 何にせよ、玉城(「元」になるかも)班長は、また出てきてその後元気にやってますってのは見たい。ちらっとでいいから。




◆20.それ、どういうつもりでやってんの?


 玉城班長に惚れたんじゃないのと茶々を入れるから、それを土門さんが肯定してみるとムッとした顔を見せるマリコさん。を見て、「刑事として」を付け加える土門さん。
 ねぇ、そのやり取り、どういう意味でやってんの……
 前週の感想でも言ったじゃないですか。土門さんが刑事として惚れるって、だいぶ死亡フラグなんだってば!
 やめてよ! 玉城班長再登場の芽がなくなるじゃん! 次出てきたら死ぬじゃん! なんなの! 土門さんは自分の死神ぶり自覚してくださいます!?
 っていう冗談半分の戯言はともかく、マジでこれはどういう意味合いでやってるの。本人たちは戯れのつもりなんだろうけど、なんでそういう戯れすんの。
 思いがすれ違って不倫や離婚まで行くような夫婦もいれば、結婚してなくてもこんな際どい冗談を飛ばしあえる程の仲になれる、長年戦友コンビで居続けられる男女もいる。
 って考えると、この世で一番の事件は、男女の仲なのかもしれませんね。
 ごめん、すっげぇ適当に締めてしまった。
 マリコさんと土門さんに触れてもらえない玉城旦那よ……さすがに懲戒処分受けてるんだろうし、これマジで「触れてもらえてない」んだよな。今回の事件ではだいぶ荒らし・嫌がらせ・混乱の元になってたクズが除け者にされてるのは、考えてみれば当然なんだけど潔すぎて笑う。





簡単雑感


 「マリコさんの休日」という矛盾概念にこの修羅の都が耐えきれなかった結果が今回。被害が酷すぎない!?
 夏クール最終回とさすがに要素がかぶりまくってるんで、「同じテーマでそれぞれお話書いてください」みたいな試みだったんじゃないかと思うんだけど、こんなに違うお話がお出しされると面白い。「共通のテーマってこれかな?」とか考えるのも面白いかもしれませんね。

 今回は上で書いたとおり、私は途中の、それぞれの視点でバラバラに捜査してるところが一番楽しいな……って感じだったので、締めの辺りはぶっちゃけ飽きてた。
 前編と後編でだいぶテイスト違うし、前編はコメディタッチだけど後編は捜査パート重視かと思ってもおかしくないじゃん? でもサスペンスも詰め込まれたじゃん? なんか、そのスイッチングに慣れないまま終わってしまった……
 っていうか、立てこもりサスペンス展開→捜査パート→サスペンス展開のテンポが微妙だった。要素がめっちゃ詰め込まれてたし、3時間とは言わんけど2時間半くらいで見たかった話だ。ありえないんだけど。
 それはそれとして、何度も言うけど捜査パートは短かったけど楽しかったんで、そこはよかった。
 っつーか、沢口靖子と浅野ゆう子を揃えておいてコメディに振り切らないのがもったいない。今はなき『コントの劇場』のこの2人がそれぞれゲストの回、どれもキレッキレだったのに。浅野ゆう子は居酒屋の女将で凄腕スパイだよ! ロシア語完璧だぞ!
 また『コントの劇場』みたいなのを見たい……という過去に耽溺して締めます。どこで締めたらいいかわかんなくなってきた。役者さんにスポットを当てたコント劇、またどこかでやらないかなぁ。これも終わったけど『笑×演』も好きだった。





次回予告とか。


 藤倉刑事部長回キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 しかも鑑識姿になられる━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 欲張りなことを言うなら、S13の登場初期の頃にこれを見たかった。「強敵」と書いて「とも」と読む展開あってから刑事部長になってほしかった派です。
 藤倉さんの鑑識時代で印象深いの、登場回はともかくとして「科捜研(マリコさん)のやり方に苦言を呈する」「京都府警本部甘すぎねぇ?と苦言を呈する」「集合写真からあぶれちゃった演出」、「私、木島修平は泥棒です」くらいだからな……
 藤倉さんが言ってることはずっと正論だったと思うが、彼が本当に強キャラムーブになったのは刑事部長になってからだもんな。というか、刑事部長になるまでが短すぎたね。

 脚本と演出が現在の『科捜研』のめちゃエモコンビの戸田山脚本×濱監督なので期待大っすな。
 今の『科捜研』はかなりサバサバした作りだと思うが、その中でもエモさマシマシなお話が多いと思うのがこの組み合わせなのでめっちゃ好き。『京都花街殺人事件』『土門刑事の女』は最高でしたね!

 次回は1週おやすみして11/7!
 今年は日本シリーズじゃなかった。国際試合。なので最初から(ほぼ)休止確定。また台風とかが沖縄に突っ込まない限りは休止です。
 こうやって最初から休止決まってる方が、視聴者も予定が立てやすいと思うので、来年も野球中継週はぜひ最初から休止にしてほしいっすな。あるかどうか直前までわからんってのが一番嫌だw


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