【警視庁・捜査一課長】2019年新春スペシャル 感想

警視庁・捜査一課長
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新春スペシャル
帰ってきた最強の刑事vs.宝石まみれの連続殺人!
空に浮かぶ巨大激安ダイヤモンドの謎…IQ200!? 衝撃の美人刑事が新加入!!

ゲスト:田中美佐子、萬田久子、小市慢太郎、林泰文

脚本:深沢正樹
監督:池澤辰也

 1月6日の新聞を誤って処分してしまい、サブタイが拾えないワロタ。
 頼みの綱のwikiにも載ってなかった。泣く。
 もしわかったら書き足しておきます。今後、このようなことはないように注意もします。これだからラテ欄サブタイは嫌いw

 ※サブタイトル追記しました。

田中美佐子、『警視庁・捜査一課長』で超天才の馬場呂亜(ばばろあ)刑事に


>それなのに、撮影の合間に内藤さんがベラベラ話しかけてくるんですよ(笑)。
>内藤さんに100%付き合っておしゃべりしていたらNG出しちゃいそうで困りました!

 これは一課長辞任案件ですわ。
 塙さんと安達祐実の告発受けてもまだやってんのかよw そこが好き。

 そんなわけで、新春めでたく、もしかしたら平成最後の『一課長』かもしれない今回!

1回目のCM

◆冒頭臨場電話。

 あと冒頭でOPなので。
 これ聞くと、『一課長』が帰ってきたなぁ……」って思う。
 「宝石だらけのご遺体」
 こういう臨場要請電話も、「ああ、『一課長』だなぁ……」って。でも好きだよ。なんだかんだで。

◆続投! ブランクさん

 パンダをデコって社内に置くぐらいには常連ぶってる。萌奈佳ちゃんは、もはや言及すらされないのにな……
 いや、でもブランクさん続投に嬉しく思っている自分がいて、自分でも驚いてますw 「S3初登場で一番好きなキャラは?」って訊かれたら、たぶんブランクさん。
 演技が棒とかはもうご自分でも言ってるし、むしろアレがブランクさんのキャラなんだしいいじゃんと思えるぐらいには好き。
 なんじゃろね。不思議な存在感が好きだ。熱血成分がないわけじゃないのに、普段は平熱テンションなところが好きなのかな。
 すごい酷い言い方をすると、あの独特な棒演技だから好きですw これが下手に上手かったら、逆にこんな好きじゃなかっただろうなぁ。
 塙さんには大変失礼かつ申し訳ない言い分だけど、これが本音。いいんだよ、棒を極めてください……

◆渋谷で何して遊ぶ?

 そもそも渋谷って駅前めっちゃ空気淀んでない? 坂の下だからめちゃくちゃ空気淀んでて、夏場とか特に臭かったりしない?
 ブランクさんも娘さんに「この街でどこでどう遊んでいるのか」とか言ってましたけど、渋谷で遊べるところって本当にどこなんだろう。っていうか、わざわざ渋谷じゃなきゃいけない理由が思いつかない。
 買い物目的なら行く。タワレコの限定CDとか、基本的に音楽関係。それで言うなら、ライブハウスとか行くぐらいか。
 目的がそれぐらいしか思いつかない。イベントか買い物。それぐらいしか思いつかない……どうやって遊ぶんだろう……
 と、もはや自分が今どきの若者じゃないことを思い知らされる冒頭のやり取り。悲しいのぅ。

◆そういや、『一課長』の秋冬設定って久々だな

 最近は春固定でしたからね。コートはクール序盤とかお召だったと思うのですが、でもやっぱり懐かしい感じ。
 ……アレ。土ワイ時代に秋冬設定の回、あったよね……? 記憶が曖昧。

 現場。
 ドM管理官、じゃない、板木管理官も続投。S3で一番インパクトのあったキャラだから、これは当然だな……
 季節的には今の方が寒いのに、何故かこのタイミングでパンツスーツからスカートに変更。やっぱ足見せとけ、みたいな話なんだろか。
 
奥野 「まさに『宝石だらけのご遺体』ですね。趣味が良いとは言い切れませんが……」

 ここで「趣味悪い」と言わないので、ブランクさんはいい人。

◆渋谷中央署の馬場警部補

 こと、ババロアさん。まさかの本名「馬場呂亜」さんである。キラキラネームも行き過ぎィ!
 っていうか、今までのお菓子ネーミングの雰囲気からも外れてる。
 「もなか」は本名だけど漢字は「萌奈佳」で人名にありがちな字を組み合わせた意外と可愛らしい名前だし、「ちょこ」さんは「智代子」でほぼそのままだし。
 むしろ「大福」に至っては本名はきちんとしたものが別にある、あくまで犯人検挙の願掛けのあだ名なわけだし。本名「平井真琴」さんだよ、普通にいるヤツじゃん!
 お菓子として見ても、大福→もなかは「あんこ繋がりかな?」と思えなくもないし、「大福→もなか→チョコ」は「まぁ、捜査中でも食べられないことはないし……」と思えなくもなかったがババロアはそこからも外れるし。
 これはアンタ……さすがにギャグネーミングも限度超えたんじゃないの……
 と思ってたんだけど、蓋を開けてみたらババロアさんはむしろネーミング以外は至極真っ当な人であった。「IQ200」とかデマだったし、普通に過去の事件でのミスを悔やんで真っ当に努力してる人だった。
 とか言うと、「じゃあ今までの女性右腕刑事は真っ当じゃなかったのか」って話にはなるんだけど、まぁそこは……あの……コメントを差し控えますw
 少なくとも、今回ババロアさんはヤマさんに絡まなかったからね。それよりブランクさんにめっちゃ絡んでたw

奥野 「また甘いお菓子ですか……『ババ』だから『ババロア』とは、少し安直なネーミングですが……

 大岩一課長のネーミングセンスを結構端的にdisってて草。
 あ、私がブランクさんのことを好きな理由、もうひとつあった。「普通に大岩一課長にツッコんでくれるから」
 自らを「ブランク」とあだ名付けられたときも、「チョコ」さんのときも、いやネーミングセンス以外でも、結構ブランクさんって大岩一課長にしれっとツッコんでくれるから好き。大岩一課長大好きな上でツッコんでくれるの強い。好き。
 『一課長』のツッコミといえばヤマさんなんだけど、ヤマさんは大岩一課長のこと大好きだから、大岩一課長だけにはツッコんでくれないんだよなぁw

馬場 「馬場呂亜。本名です」
奥野 「馬場……呂亜……! ベタな直球きた!」

 ブランクさんがめっちゃ嬉しそうw これはもう芸人だったらめちゃくちゃ美味しそう(食べ物だからじゃなく)な名前だもんなぁ。

馬場 「誰からも一度で記憶してもらえるようにという、両親の願いが込められています」
奥野 「なるほど、いいお名前です。私の名は……」
馬場 「味噌なめ地蔵……」
奥野 「はっ?」

 ギャグネーミングで覚えられても、それに意味はあるんだろうか……
 そんな私の思いとは裏腹に、ブランクさんが大人の対応を見せただけに、酷いやり取りだこれは……w

◆奥野「ババロアさん」

 ブランクさんの適応力も結構すごいよな。もう大岩一課長のそばにいると色々麻痺してくるんかね。
 お札の番号を覚えるのが習慣のババロアさん。でもこれ、今回の事件では役に立たなかったんだよなぁ。残念。

◆ダイヤモンドから夢を放つ

 ペールーセーウースー
 ごめん、全然関係ないなこれ。

奥野 「ルビー、サファイア、エメラルド……どれも高価なものではありませんね。ウチの娘がしてそうなものばかりです

 ブランクさんが突然セレブ発言しだした。ヤマさんが露骨に反応してて草。まじまじ見られてブランクさんも逃亡。
 ……そういえば、S3最終回で突然ハイパー勝ち組ルートに進んでたんだっけ。ブランクさんの娘さんが。

武藤 「ちなみに、ダイヤモンドは地球内部の高温高圧の環境で生成され、定まった形で産出されるわけではありませんが、そのカーット!された宝石の形からひし形の形状のものをダイヤモンドと呼ぶこともあります」
小山田「……だ、そうです」

 ヤマさんが新年早々「ツッコミ」の方を職務放棄しだしてて草。
 視聴者(私)は、新年早々から武藤さんの熱い薀蓄が聞けて満足です。

◆新年最初の「必ずホシを挙げる!」いただきました━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 理屈抜きのテンションぶち上げシーン。今回は最初から捜査本部の規模が大きめなので余計にテンアゲ。
 捜査本部が大きくなればなるほど視聴者のテンションは上がり、大岩一課長っていうか内藤さんが声を張り上げないといけなくなる仕様。連ドラだと下手すると最後の方とかマイクだからな。今回は最後まで声張り上げてたけど。のどをだいじに。

◆板木管理官ってメインキャラだったんだ。

 今回はババロアさんがいつも使ってる資料室がメインキャラたちの小規模捜査会議に使われる。
 こういう、大福の頃は「現場資料班」の部屋、萌奈佳ちゃんの時は「セルブラルーム」みたいな小規模捜査会議の場に来るのって、メインキャラ扱いの人たち(笹川刑事部長除く)だけだと思ってたら、板木管理官もここに。
 でもそうか、前の夏SPでは大岩一課長にくっついて容疑者に聞き込み行ったりしてたしな……もはや人気がとどまるところを知らないのかもしれない。いや、想像です。

奥野 「もしかして、ここの資料の内容を全部記憶しているとか?」
馬場 「まだ8割方です」
奥野 「………………」

 ネタにマジレスで返されるの辛いよなw ブランクさんの気持ちめっちゃわかるぞ。

◆「リノベーション」と「リフォーム」

小山田「『ビューティフルリノベーション』? なんの会社だ?」
奥野 「あっ、その会社でしたら、部屋の模様替えを考えているママ友から聞いたことがあります。文字通り、リノベーションの会社です」
小山田「ああ……あの、そうか……あのリノベーションか。うん……」
奥野 「……『あの』とは?」
小山田「ん? いやだから、ほらあの……リフォームみたいなもんだろ?」

 知ったかぶりするヤマさんかわいいよヤマさん。ええんやで、「知らん」って言っても。

奥野 「リフォームとリノベーションは似て非なるものです。リフォームがマイナスをゼロにする改良であるならば、リノベーションはプラスアルファにする革新・刷新です」

 新築の頃と同等、もしくはそれ以下の性能になるものは「リフォーム」。
 新築の時以上の性能になるものは「リノベーション」。
 あとは工事の規模によっても変わってきて、比較的小規模なものは「リフォーム」、水道や排水管、間取りの変更とか大規模になってくると「リノベーション」になるんだそうです。グーグル便利。

板木 「『ビューティフルリノベーション』」
奥野 「……はい」

 ここ、もしかしたらブランクさんと板木管理官の初絡みじゃね?って気がする。気がするだけで確認する気が私にないのだが、それにしても珍しい絡みである。板木管理官がブランクさんを使って検索させてただけだけど。

2回目のCMまで

◆奥野「あの……私、『味噌なめ地蔵』と言われた……」

 ババロアさんの記憶力の秘訣、それは「ババロアは人の顔を覚える時に、別の印象深い何かに例えるんだ。自分の身近な人物とか、動物とかにな」(大岩一課長)。
 ……酷い話だw
 でもブランクさんも、結構しつこいよなw 気にしたくなる気持ちはわかるけど。

◆「IQ200」はデマ

 割とマジでこれには安心しました派。さすがにそれは行き過ぎじゃろ……って思ってたんで。
 さっきも書いたけど、蓋を開ければババロアさんは過去の後悔をキッカケに人一倍努力している刑事さんなだけだった。
 防犯カメラがあれば……って話でもあったんだけど。10年前ならそれなりにあったんじゃないかと思うんだけど、どうなんだろうね。

◆小春「私は、楽しかった思い出だけを残すようにしてますけど」

 春菜ちゃんの遺影を映したあとにこれ言われると、ちょっと悲しすぎる……思い出は決して前には転がらないんだよ……

 ビビちゃんがデッカい。S3の頃からまたデカくなった気がする。嘘やろ。子豚……
 大岩一課長がやっと小春さんの手料理を食べた。ビビちゃんにかまけて手料理を食べないとかいう所業をやめた。今回はちゃんと食べてた。
 ……これでもう、大岩一課長に対して「最低だな!」と言えるネタが無くなってきた。小春さんを私のものにできるネタが無くなってしまう。アカン。
 じゃあ私の欲望を全面に押し出してこれを言うんですけど、私も小春さんの手料理食べていいっすかね。そこに混ぜてもらっていいですか?

3回目のCMまで

◆板木「困難な事件ほど、やりがいがあります」

 この直前に、大岩一課長から直々に調べ物を命じられてめっちゃ嬉しそうな板木さんに、「なんだ? 嬉しそうだな」と返すヤマさんの台詞を受けて。
 これぐらいだったら「有能そうだな」で済むんですけどね。っていうか、今回は板木管理官は割とマトモだった。ドMっぽかったのここだけだったし。間違っても性癖で圧かけてくなんてことなかったしw

 千尋さんのビフォーアフター。会社の昔と今の比較資料、パワポで30分で作ったみたいなクオリティだな……

小山田「うちのかみさんだって結婚指輪してるよ。習慣だけどな

 こんな悲しい自虐を流れるように言わされるヤマさんソス。なんでや! ヤマさんカッコええやろ!

4回目のCMまで

◆香奈美さんに対するヤマさんが

 これはただの私のフェチとして聞き流していただきたいんですが、普段は決して優しくもないオジサンが、若い女の子に媚びるでもなく柔らかい口調になって対応しているのが好きです。
 っていうか、ヤマさんのハスキーボイスで柔らかく物事を尋ねられたら、何もしていなくても全てを白状する自信がある。秒でオチます。
 ……もう、やめよう。これ以上言ったら、今以上に引かれる。

◆笹川刑事部長キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 シリアスに叱責を締めてくれない笹川刑事部長。絶対に笑ってはいけない笹川刑事部長の叱責22時またぎ。
 ここで足ボキィやってるわけですよね、笹川刑事部長。痛い痛いw
 最後にブランクさんが頭を下げてましたけど、アレもしかして、笑いをこらえていたのでは……
 なんかS3のときも、笹川刑事部長っていうか本田博太郎がいきなりアドリブ入れてきて、太腿つねって笑いを堪えてたとかあったらしいですし。マジモンの笑ってはいけないアレ。
 逆に言うと、やっぱ本職の役者さんたちはすげぇわ……ってなるアレ。特に大岩一課長っていうか内藤さんなんか、ほぼ顔を隠しようがないので誤魔化しもきかない。たまに誤魔化しきれてないときもあるけどw

◆「ババロア」とサンダー王子

 序盤に「ベタな直球きた」と笑ってた張本人も、差し入れのセンスは直球。いやこれはむしろ、直球過ぎてブランクさんにしかできない芸当なのか。手作りだし。相変わらず女子力高い設定のブランクさんである。なんかこだわってるし……

馬場 「私のせいです。私のミスのせいで、サンダー王子が……
奥野 「『サンダー王子』?」
馬場 「!」
奥野 「『サンダー王子』って、30年前に視聴率低迷で即打ち切りになった、知る人ぞ知る幻の名作のヒーローですよね。確か、大勢の部下を引き連れて戦う正義の味方。まさか、一課長にあのマイナーヒーローの名を命名しているとは……」

 【遅報】ババロアさん、特撮女子だった
 上司を特撮ヒーローに見立ててるとか、ババロアさんの記憶術を差し引いても結構こじらせてるなw
 ここで「忘れてもらえませんか?」って言ってるババロアさんかわいかった。これは確かに恥ずかしいw

奥野 「はい。私、こう見えて記憶力悪いんです。すぐ忘れます」

 30年前のマイナーヒーロー覚えてたくせになw
 ブランクさんはホント、大人の対応ができるお人やでぇ。
 で、早速手作りババロア(食べ物)でババロアさんを懐柔するブランクさん。曲者すぎて好きw
 ここは過去の後悔にとらわれていたババロアさんが、今回の中で笑顔を見せてくれた数少ないシーンなので印象的。やっぱり人は笑顔が一番!

馬場 「やっぱり、味噌なめ地蔵ですね」
奥野 「……あの、その『味噌なめ地蔵』について検索サイトで調べたら、こういった、あんまり美しくないお地蔵様が出てきたんですけど……
馬場 「うちの近くのお地蔵様、子どもの時、風邪も歯の痛いのもいつも治してくれましたよ」

 そこで別のなにかに例え直してあげるんではなく、あくまで「味噌なめ地蔵」でゴリ押しして「味噌なめ地蔵はいい意味ですよ?」と開き直るババロアさん好き。最初は見かけで決めたくせになw
 でもそれに対しても母性がくすぐられたのか「光栄です!」って返すブランクさん好き。アカン、なんかこのSPだと、ブランクさんの好感度がめっちゃ上がってるんですがw

◆ラーメン屋の屋台って、あんまり見かけないよなぁ。

 1回だけどこかで見た気がする。新宿だったっけな。どこだったっけ。忘れた。
 それはともかく、大岩一課長とヤマさんのラーメン談義。
 夜のラーメンほど美味いものはない。
 『モーニングショー』でバードも言ってたよ、「ラーメンほど食べて太って幸せな食べ物はない」って。

小山田「刑事部長、アメとムチ使い分けてるつもりなんですけど、いかんせん不器用ですからね」

 そうだったの!?
 笹川刑事部長って、アメとムチ使い分けてるつもりだったの!?
 いや、本人の心情としては納得するが、アレを周囲も「アメとムチ」と認識してたところが驚き。
 笹川刑事部長って、むしろわかりやすいぐらい大岩一課長にダダ甘いじゃん。突拍子もないぐらい大好きじゃん。たぶん、愛の方向性は違うが深さならヤマさんにも負けてないぐらい好きじゃん。それ、大岩一課長もご自覚されてると思ってた……

 ヤマさんと大岩一課長がラーメンを食べてるその頃、天笠くんと井上刑事の一般人チームは姫原社長についていた。肉まんと缶コーヒーの熱さにはふはふしててかわいいな。頑張れ、一般人チーム。

◆きゃあーっ! 野口管理官よぉーっ!

 私の推し管理官よぉーっ!
 やっぱ好き。堅実に仕事してくれるのが好きです。

◆見つけのヤマさん

小山田「捜し物の極意はだな……」
板木 「極意は?」
小山田「『身近なところから片っ端に』だ」

 板木管理官がなんかシンパシー感じてるの草。ドMぅ!
 で、被害者の身体に隠されてたメモリカードを探し出すの、普通に怖いw
 そりゃ皆さんもハモるわ。「さすが『見つけのヤマさん』!」。天笠くんが結構な顔芸してて草。
 今回、捜査の右腕ポジのババロアさんがあまりヤマさんに絡まなくてこの2人の間に漫才が発生しなかったので、相対的にヤマさんがめっちゃマトモな人に見えた。いや、変人だらけのS3でも結構一般人枠化してたかな……一応、ブランクさんやらなんやらにツッコんだりなんだりはあったんだけど。職務怠慢ぅん!

◆2度目の「必ずホシを挙げる!」いただきました━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 今回は3回目もあったんでよかった。
 しかも被害者が増えると捜査本部も大きくなるので、余計に視聴者のテンションが上がる仕様。

 熱血武藤さん好き。大岩一課長フォロワー。好き。

 なんでブランクさんがヤマさんにくっついて一緒に捜査してんのやろ。今回、ババロアさんに付くキャラがヤマさんではなくブランクさんだった。

5回目のCMまで

◆なんか普通に捜査してる……

 現実ではどうか知りませんが、少なくとも今回の『一課長』SPでは、皆さん刑事ドラマっぽい捜査してた。あれこれ推測を巡らしながら足で捜査してるところが。
 『一課長』だと大規模捜索の人的パワーでゴリ押ししちゃうところがあるんだけど、私は実はあれやこれやと推測を立てながら捜査してるのが好きだ。連ドラ1時間回だと、余計に大規模捜索ゴリ押しになっちゃうからなぁ。
 2時間SPだと結構普通に刑事ドラマの捜査してるので、やっぱ『一課長』のフォーマットは2サスだよなと思う次第。
 「2サスの1時間化って難しいよね……」って話なんですけど。でも今回脚本担当だった深沢さんなら、上手いこと1時間回も書いてくれるかもなーと思った。
 同じく土ワイ→木ミスだった『女たちの特捜最前線』も深沢さんがメインライターだったのを思い出した。あれはドラマ外のスキャンダルの方が注目されてしまって残念だったけど、中身は真っ当に2サスを1時間の刑事ドラマフォーマットに落とし込んでたからね。あくまで「2サスの1時間化」という面だけで見るなら、正直『一課長』より上手いことやってて面白かったよ。
 なのでもしS4があるなら、深沢さんも呼ぼうぜ……って思ったんだけど、深沢さんは普通にお忙しい方なんでダメそう。たぶんS4あるなら春とかになりそうだし、春だと『特捜9』と被りそうだしな。ダメだわ。

◆「見つけのヤマさん」改め「落としのヤマさん」

 になったんですか?
 と訊きたくなる香奈美さんへの説得。
 泣き落としネタで口説くの禁止。ズルい。お父さん……!
 今回、一番きゅんとしたのは香奈美さんへのヤマさんの態度だった。ズルい……!

6回目のCMまで

◆最後の「ホシを挙げる!」いただきました━━━━(゚∀゚)━━━━!!

大岩 「真実を見つけ出すことが出来ない警察に、なんの意味がある? 悪を逃す警察官に、何の価値がある? 我々警察官は、どんな状況であろうが、市民を守るために、この街を守るために、真実の追求を諦めてはならない。最後の最後まで諦めるな! 我々警察官が、市民を守る最後の砦だ。どうか、みんなの力を貸してくれ。そして、必ず、ホシを挙げる!」

 理屈抜きのテンアゲ。さすが大岩一課長!
 これは本当に真面目に言うけど、『一課長』だけはストレートに刑事の皆さんをヒーローにしていてほしい。「警察の闇が」成分は、他の作品で摂取しますんで。
 内藤さんも仰ってますけど、『一課長』の魅力って突き詰めればそこだよね。皆で何かを成し遂げるヒーローたちがカッコいい。「皆のために頑張ってくれる刑事さんカッコいい萌え燃え!」作品。
 あくまで目的は「被害者の無念を晴らす」。被害者が極悪人であろうとも、被害者であるならば等しく掬う。そういうヒーローなんです、大岩一課長は。だから好きだよ。

◆野口管理官と板木管理官が颯爽としててカッコいい現場捜索

 男性陣よりむしろ元気そうで活き活きしてたお二人カッコいい。私もこの2人の指揮を受けたい。
 ……いや、板木管理官の下だとドM調教受けそうなので、やっぱ野口さんの方がいいな……

◆「見つけのヤマさん」は既に発動済みなので

 最後の証拠を見つけるのはヤマさんではなく、10年前の後悔を振り払ったババロアさん。
 っていうのは、ベタだけどドラマとして綺麗ですよね。いいんだよ、ベタでも! 熱いから好き!

ラストまで

◆やっぱり偽松坂さんだったよ……

 そりゃまぁゲスト陣に名前を見たときから「あっ」とは思ってましたし、期待を裏切らないクズゲスっぷりで安心しましたけど、それにしても今回の偽松坂さんはそのクズゲスっぷりがすごかったですよね。過去と現在でどれだけ罪犯してんだろ。4人殺害の上、嘘を吐きまくってひとりの女の子と姫原社長の人生も狂わせて、と。そりゃヤマさんも哀れむようなクズゲスですわ。
 でも10年前の殺人+強盗事件に関しては、今回の被害者の江並が罪かぶって刑期終えちゃってるんで、これ扱いはどうなるんだろう。再審請求みたいな話になるんだろうか。法律ムズカシイネー

◆小山田「そこまで罪を軽くしたいんだな。……見苦しいぞ」

 でも、床の資材ごと現場偽装した根性だけは認めないこともない。すげぇダメな方向への努力だけど。
 安定の偽松坂さんのキレ演技。「うわああーーーーっ!……はぁ……」とか「あーあーあーあーあー!」とか。偽松坂さんの開き直り逆ギレ演技ホント好き。短い出番でも爪痕残していくの好き。

◆本当の意味での「過去からの開放」とは

大岩 「どんなつらい思いでも、消し去ることは出来ません。それを受け入れて、どうやって生きていくのかが、大切じゃないでしょうか」

 意図的に忘れようとするのではなく、向き合わねば過去を乗り越えることは出来ない。さすが大岩一課長!

◆献杯→乾杯

 今回、掘り返してみれば4人も殺されてて、2人の女性が人生を狂わされていたので、かなり大規模な事件だったよねぇ。
 そして現在殺された人はどちらも犯罪者なんだけど、それでも献杯を忘れない大岩一課長さすがです。

◆笹川刑事部長ぉーっ!

 えっ、アレでマジで足折られたんですか!? 嘘ですやん! めっちゃ骨健康そうなのに!
 「ベリーグッドです!」もいただきました━━━━(゚∀゚)━━━━!!

笹川 「私もですね、この足の痛みを忘れずに生きてゆくことにします」

 それはちょっと……なんていうか……コメント返しづらいっすねw
 相変わらずブランクさんに厳しい笹川刑事部長。だから芸人さんに「スランプ」はシャレにしてもキツいっすよw
 それにブランクさんへのあの無茶ぶりっぷりは、結構今までもムチだったと思うんだけどなw 大岩一課長にはダダ甘でも、ブランクさんには結構厳しい笹川刑事部長である。でもそのおかげでブランクさんのキャラが立ったと思えば……

◆まさかのGLIM SPANKYさん新曲!!!!

 いや「まさかの」っつーか、予告の時点で新曲なのは知ってたんだけど、けどだからこそ『科捜研』通年放送にビビった勢。新曲があるんだから、S4硬いと思うじゃんな……
 というわけでこれはS3換算ではないらしい。主題歌で決めちゃダメかもだが。
 そして連ドラシリーズは少なくとも2020年4月期以降になるわけで、そしたらその頃にはまた新しい曲になってる可能性も高いし、そもそもGLIM SPANKYさん続投かも怪しい。ってことは、この曲はこのSP専用の主題歌になる確率も高い。
 『科捜研』通年放送前、もしくは通年放送中もSPがあればまた別かもしれないけど、連ドラでこの曲を主題歌として聞くことはないんじゃろな……
 相変わらずいい曲なのにな……もったいない。

◆カプセル怪獣

馬場 「こちらこそ、ありがとうございます。いつでも呼んでください。サンダー王子の……
大岩 「ん?」
馬場 「……一課長のためなら、いつでも駆けつけます!」
奥野 「またカプセル怪獣が増えましたね」
馬場 「なんですか? それ」
小山田「いざという時、頼りになる仲間のことだ」

 自らボロを出していくスタイル。別に大岩一課長、言っても怒らんと思うけどねw でも言うのが恥ずかしいのはわかる。
 カプセル怪獣・お菓子シリーズ。いやホント、過去のカプセル怪獣たちも再度呼んでくれて構わないんですよ……

◆春菜ちゃんの遺影を映したあとに……

大岩 「どんなつらい思い出も、ひとつも忘れたくないな」
小春 「そうかもしれませんね」
大岩 「覚えている限り、生き続けているんだよな。我々の中で、ずっと」
小春 「ええ」

 温かい雰囲気だけど、やっぱり切ない。子どもが亡くなっている話はやっぱり切ない……

ざっくり雑感。

 あれ? ちゃんとした2サスだ!(元々は2サスです)

 今回の「ババロア」のネーミングでおふざけもそこまで行くか……と危惧してたほどにはぶっ飛んでなかった。ちゃんと捜査してた2サスだった。むしろババロアさんが一番ぶっ飛んでたのはネーミングだけだった。よかった。

 なんか自分が一番意外だったのは、「私、こんなにブランクさんのこと好きだったんだ……」って自覚したところ。
 ヤマさんは元々大好きなんで今回「カッコいいなぁ」って思っても全然意外じゃないけど、ブランクさんはなんか、自分でも驚くぐらいこのSPで好感度上がってしまったw
 なんでじゃろな。やっぱあの独特の存在感がそう思わせるのだろうか。ブランクさんズルいわー。

 今度はまた新たなカプセル怪獣が出てくるのか、或いは誰かが再登場するのか。わかりませんが、またいつの日かお会いできることを期待しておりますよ!
 ……内藤さんに無理がない範囲で。内藤さんの昨今の働きぶりは、なんかもうヒーローとか飛び越えてるからなぁ。

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