なんだかんだでやはり今年も残暑が長引いてるなぁ、これじゃいつまでも夏服しまえないじゃんとか思ってたら、急にがくんと気温下がって寒くなりやがんの。なんなんだよ。
映画を観てきたんです
『イコライザー2』・『プーと大人になった僕』・『ルイスと不思議の時計』です。
そんなわけで以下、簡単に感想。当然(?)、ネタバレが大いにあります。
『イコライザー2』
前作未見なのが悔やまれる。これたぶん、前作を観てないと魅力半減のヤツなのでは?
マッコールさんカッコいい、デンゼル・ワシントンカッコいい。
タクシー運転手をやりながら、大小問わず街に潜む悪を見過ごさずスマートに始末していき、時には道を間違えそうな青年も助けたりするマッコールさんがカッコよすぎる。何やってもスマート。
しかし反面いささか強すぎて、最終決戦では「もしかして、他の面子はものすごいドジっ子なのでは……?」とか勘違いしてしまいそうなほど。でもアレ、絶対にマッコールさんが強すぎるだけで、あの人たちも他の人相手には本当に凄腕なんだよね? マッコールさんが倒せない。
余談中の余談ですけど、決戦のパン屋のアレは、結果が起こる前に「あ! 『科捜研』で見たヤツだ!」って進研ゼミ漫画風に。『科捜研』はこんなことやらない。
……たぶんこれ、どの話のことかすぐにわかるなw うどん屋が全て悪い。
『プーと大人になった僕』(吹替版)
私はプーさんが好きだけど、思い返してみればそれはディズニーリゾートが作り出したキャラクターが好きなだけで、原作の方には全然触れてないなぁと思い出した次第。
イマジナリーフレンドを亡くしていたり、原作に触れたことのある人ならきっともっと楽しかったんだろうなと思う。
いや、面白かったんだけどね。
演出とかがメタファーいっぱいで、知識のない自分でもわかるものから「これ、たぶん原作を知らないとわかんないやつだな……」というものまで。
見る前の予想と違って、見ながら「この演出はきっとこういう意味で、この台詞は……」とか、色々と頭をフル回転させていたw もっとゆるっとしたほんわか系を想像してたんだけど、想像してなかったハードさだった。これは私の事前知識その他の問題かもしれんけど。
この話の鍵になる「“何もしない”をする」というのは、なかなか難しいよなぁと思う。何にでも効率・スピードその他「できること」を求められる現代では尚更。だからこそ立ち止まって振り返って考える時間も必要なんだよ、ということなんだよね?
現実世界の中で動き回るプーさんたちが可愛かったけど、何より可愛かったのは奥さんが皆を抱えてたシーンだった。なんか抱え方が面白かったんだよね、両手で俵のように抱えちゃってて、でもそれがなんか可愛いの。奥さんも当たり前のように抱えちゃってるし。
人が行き交う街中なのでぬいぐるみのふりをさせてるから、抱えるのはわかるんだけど、なんであの抱え方なんだ……w って。いや、ティガーたちって結構大きいんだね。女性とはいえ大人が抱えてもあんな風になるんだなぁ。数が多いからか。
吹き替えの堺さんは上手かった。上手い人は何やっても上手いもんなんだな……
『ルイスと不思議の時計』(吹替版)
思ってたより手堅いジュブナイルファンタジー、をやりつつもどんどん演出面がダーク&ホラー風味に。一番ゾワッとしたのは、やっぱりラスボスと奥さんのキスシーンと、変装シーン。アレ、下手したら子どもは泣くで……私はキスシーンの方が生理的にダメでした。
家を乗っ取られた後の惨状もなかなかに怖かった。
吹替版しかなかったので吹替版を見たんだけど、佐藤二朗さんも宮沢りえさんも上手いなぁ。声に特徴があるから本人だとわかるのに、きちんとそのキャラ。まあ、これは私が洋画の役者さんに詳しくないからそう思うのかもしれないけど。
でも佐藤二朗さんは声も演技も佐藤二朗のままなのに、きちんと「ジョナサンおじさん」なんだよなぁ。役に血が通っている。関係ないけど、「ジョナサンおじさん」って響きが面白いよね。でも連呼されるんだよなぁ。ルイスにとってはそうとしか呼びようがないんだろうけど、でも「ジョナサンおじさん」かぁ……wって。
宮沢りえのフローレンスも魔女っぽくて素敵だったし。よかったよね。
ルイスも、そりゃ声は高山みなみさんの少年声なんだけど、可愛げあってよかったよね。冒頭辺りだと、最近演じてた役のせいで「この子、大人しそうな顔はしてるけど裏があるんじゃ……」とか深読みしかけたけどw
松本さんが演じるタービーは、これはアメリカンじゃなくてもありえるというか、これはこれで子ども特有の人付き合いの嫌らしさよね……と、妙にリアル。ジュブナイル系統だから当たり前かもしれんけど。
話はルイスが「不屈の男」になる冒険譚であると同時に、ジョナサンもフローレンスも欠けた部分・足りない部分を補い合い、ルイスを迎える「大人」になる話でした。3人の成長話です。
そこはとてもよかっただけに、終盤の闇の魔法を止めるクライマックスにかけての盛り上がりがなんとなくイマイチだったなぁ感はある。なんだろ、ちょっとテンポが悪く感じられたんだよな。でもなんだかんだルイスが頑張ったのはよかったと思う。
最後に。今作の最萌キャラは満場一致で椅子だと思います。人形や家具が動く不思議な家の中でも、ルイスに最も懐いていたであろう椅子。おそらくルイスも一番可愛がってたと思います。作中、椅子がめちゃくちゃに破かれてしまったシーンがあったのですが、その時もルイスは必至に椅子に「大丈夫だよ!」なんて声をかけてましたし。
なのに、特に愛称とかつけずに、最後までずっとそのまま「椅子!」って呼んでたところが好きです。動きもキュートだったし。めっちゃ可愛かった……全然可愛いわ……
私も高山みなみさんの声で「椅子!」って呼ばれて可愛がられたいもんだわ。
……我ながら、意味がわからんな。こじらせるとこうなるのか……
映画そのものには関係ないけど。
『プー』と『ルイス』を観たのは金曜の夜だったんですけど、夜だし人も少ないからそうそうマナーの悪い客なんていないかなーと思ってたら、『プー』の方では隣のオバサングループが
・途中でスマホの電源をつけて何か見出す(しかも複数回、結構長い時間)
・会話がうるさい
・派手な音を立てて飲み物とポップコーンをぶちまける(これはしょうがないけど)
のトリプルコンボを決めてくれて、いやぁもうはっ倒したくなるよな、ああいうの。
『プー』なんて本編120分もないのに、さすがに集中力なさすぎじゃろ! しかも中盤ぐらい、つまり大体1時間ぐらいのところでなんかスマホいじり始めてたぞ!
『ルイス』の方でも、映画の途中なのに申し訳なさそうに屈むこともせずに平然と人の前を横切っていく人がいたわで、夜=大人が多い=マナーが守れる人ばかりじゃないんだなぁと。悲しくなるわ。
他はともかく、スマホはやめろよ。何のための上映前の注意喚起だよ。光は隣であろうとも本当に気になるものなんですぅー! やめてぇー!!!!
最近のいろいろ。
特段、面白いことがあったわけでもありません。
髪を切って秋冬と使えそうな服を少し買ってお財布がかなりスリムになったとか、
それなのに無計画に観たい映画を観ちゃったけど後悔はしてないとか、
10月~12月も色々と面白そうな映画があるなぁとチラシを眺めていたりとか、
ポケGOではレベル3のレイドボス相手のソロレイドにハマって、念力・気合玉フーディンに勝った! 神通力・サイコキネシスのネンドールにも天候ブーストなしで勝った!
と思いきや、念力・ジャイロボール構成のネンドールには不正を疑うレベルの敗北を喫したりとか。まさかのタスキ装備だった……? いや、アレは確実に私が勝ってたんだよ。でも、なんかミリ単位で耐えやがって。しかも数秒早くタイムアップ判定になる安定のレイド仕様。早くレイド周りのバグ直らないかなぁ。
とかとか。あとは普通に、いつもどおりの、今までどおりの日常でした。
それでも、こうやって少しずつエンジンを温めていかねばブログの書き方とかよくわからんし。結構色々と忘れてる。
最近はいいことが本当にあまりないのですが、とりあえず今夜の『科捜研』SPが楽しみで楽しみで。
感想は……20日(土)に頑張ってアップしたい。目標は20日。目標は目標。理想は現実じゃない。
21日は用事が、っていうかポケGOのコミュニティデーだからたぶん無理だし。しかも対象ポケモンがダンバルですよ。色違いめっちゃカッコいいんですよ。高個体値とは言い難いものの、攻撃Fのダンバルちゃんがようやく日の目を見る……! コメットパンチが楽しみです。
あとEXレイドも当たったんで、絶対行きます。実は初回も当たってたんだけど、諸事情で行けなかったんだ。今回こそはなんとしてでも、どんな手を使ってでも行く。
今は激弱のデオキシスくんだけど、今度のCP調整で強くなるかもって話だからね。捕獲しておく他ないね。
地元以外でもパス当たるようにしたいなぁ。ちゃんとEX対象ジム調べて、マーキングせなアカンなぁ。
……とかやってますけど、感想もおざなりにはならぬよう、でもそこそこに力を抜きながら頑張ります。
何度も言うけど、やり方を少し変えてみて、手間だったらやめます。見づらいとか知るか!
ユーザーに優しくない時代逆行のブログです。
こんなヤツには1ミリも期待なんかしないでください。
今期も適当によろしくお願いいたします。