この寒さも少しずつ和らいで、東京では桜が咲き始めて、4月の頭はお花見日和らしいですよ。
ポケGOも捗る季節ですね。
誰得2サス感想ー。
評価は
◎(名作!)
○(良作)
△(微妙)
×(ダメ)
ミステリースペシャル 山村美紗サスペンス・京都~神戸プロポーズ殺人事件
×
トリック面のアレさはまあいつもどおりだと思うが、和美さん・夏目くん・狩矢警部のキャラのノリがいつもと若干違くね? ってのが気になったのと、最後の犯人の男性の方の目が覚めるぐらいの棒読み棒演技でビビったのと、ラストの和美さんと夏目さんの会話がぶった切られたのが気持ち悪かったのがな。
いやもう土ワイ用に作られた作品が木曜ドラマ枠に収めるために15分カットされてるのはわかってるんですけど、それにしてもなんつーか……なんだこれ。
判事失格!? 弁護士 夏目連太郎の逆転捜査
○
娘に割と甘々な、気になったことはとことん調べる変わり者の料理上手元判事弁護士の渡瀬さん。
しっかり者で事務所の稼ぎ頭の娘・ユイカ。
ユイカの元旦那で頼りなくて、ユイカとよりを戻したいけどできない、未だに「お父さん」と呼んで慕って渡瀬さんと仲の良い渡辺大。
飄々としたべらんめえ口調の洒落た売れっ子弁護士の津川雅彦。
ギャグ描写一切なしの嫌味な検事の渡辺いっけい。
みんないいキャラ過ぎてかわいかった。どんな組み合わせでもかわいかった。掛け合いが面白かった。事件自体は並の2サスで、終盤の法廷シーンとか明らかにグダってるぐらいな感じだったけど、とにかくキャラの掛け合いが面白かった。
脚本が『9係』の深沢さんなのもあって、『9係』の倫太郎さんと浅輪さんも、将来は倫子ちゃんを挟んでこんな感じになるのかな……とか、別作品の妄想をしたくなってしまった。
事件は本当にベタで、2サスのお約束をきちんと守ってて、可もなく不可もなく。
いっけいの事務官役の人、アレ誰だべ……一節か二節ぐらいの台詞ならボロが出なかったが、一箇所それ以上の台詞喋らせたらめっちゃ棒読みで戦慄した。カタコトレベルで棒読み。あの人、どこから発掘されてきたんだろう。誰だアレ。
気になるコートの秘密、いや物語は明かされず終い。ただのお蔵出しだったらまだ可能性はあったかもしれんが、こればかりはな……物語、聞きたかった。
二夜連続ドラマスペシャル アガサ・クリスティ そして誰もいなくなった
△
一夜目は豪華キャストがバタバタ死んでいく緊迫感が凄まじくてめちゃくちゃ面白かったし、二夜目も全員死ぬまでは面白かった。
が、二夜目の沢村一樹筆頭の刑事パートがなぁ。「いらん!」としか。そこまでの豪華キャストたちに比べると、明らかに軽くて浮いていた。残念だ。
しかし最後の渡瀬さんの独白は、「末期の癌で余命幾ばくもない」という作中設定含め、声の震えもこれは元判事のキャラを演じているのか、或いは本当なのかわからなくなるような、そんな鬼気迫る迫力があった。
それだけにもしも渡瀬さんがお元気だったら、渡瀬さん自身による犯行の回想があって、もっと刑事パートを圧縮して渡瀬さんの独白が長く見られたのだろうか、と考えてしまう。本当、あの刑事パートはいらなかったぐらいだ。
渡瀬さん、本当にありがとうございました。もう新作ではお会い出来ないんだなぁ。一夜目の冒頭、そして二夜目の冒頭、最後に追悼のメッセージを入れてくれた制作陣も、ありがとう。
この4月からは2サスも激減するし、書くことなくなるな。特に番組改編期は。
どーしたもんかな、と考えてます。たまに観に行く映画の感想とかになるのか。或いは、Amazonプライムビデオで色々見るか。
『捜査一課長』は4月13日に初回2時間でスタート後、翌週は早速フィギュアスケートで休止。ということは、去年みたいな全11回(初回・最終回は2時間)とかいう破格の待遇はありえないんだな……
そんなこんなで、4月期ドラマが始まるまで、それを埋めるネタがあるのかどうかを考えます。噂の『科捜研』スペシャルも、この分だと『捜査一課長』終了後の番組改編期とかじゃないかなぁと予想。それ以外に放送できるタイミングが見当たらないしな……