【科捜研の女 season16】第12話 感想

科捜研の女
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File.12 京都花街殺人事件

ゲスト:佐野史郎、芦川よしみ、藤吉久美子、森田涼花、金井良信

脚本:戸田山雅司
監督:濱龍也




今週のアンケート結果です。投票をやるなら、これは是非聞いておきたかったw
ちなみに、それぞれのお菓子登場話は、

「京野菜シュークリーム」は第6話『咲かない菊の謎』
「出来たての八つ橋」は第7話『爆弾配達人』
「アボカドとナッツとハチミツのダッチベイビー」は正月SP、
「いろはにぼんぼん」は第10話『偽りの鏡』

です。

「いろはにぼんぼん」の圧勝ぶりはともかく、順位自体は作中での扱いの大きさ順かなという感じですね。「いろはにぼんぼん」はマリコさんに、「出来たての八つ橋」は相馬さんにヒントを与えた、話の上でも重要なお菓子ですし。
そう考えると「アボカドとナッツとハチミツのダッチベイビー」はちょっと得票数少ない気がするが、呂太くんさんがいきなりバクバク食った菓子、というのはインパクトはあったが同時にちょっと悪印象もあんのかな。関係ないが私はアボカドを食べたことがない。どんな味なんだろ。

常々疑問なのは、「風丘先生のお菓子は、脚本上はどう描写されてるか」
マリコさんたちにヒントを与える重要なものは近いものが指定されてるんだろうけど、それ以外はどういう感じなんだろな。普通に市販されてるものもあるっぽいんで、無指定とか適当なんかな。
私は京野菜シュークリームが食べたいです。これは実在のお菓子なんですって。季節によってメニューも変わるとか。食べたいなぁ。


はい、今回!





◆兵藤「そのまま帰って来ん方が、京都も静かでええのに」
いや、マリコさんがいるから無理。
スナックで並んで飲んでる土門さんと兵藤さん、つまりこれは水ミスの『樋口』さんだな。あのシリーズも好きだ。
それはともかく、マリコさんのことを「けったいな女」呼ばわりしてる土門さんがめちゃめちゃ笑顔で草。
ホント、今期はなんかあったんかってぐらい土門さんがマリコさんにデレてんなw ここ最近のシーズンは対立キャラがいてシリアスムードだったから、マリコさんにデレてる暇もなかっただけかもしれんけど。


◆兵藤「最初からがっついて飛ばすと、モテへんぞ」
ああ、確かに蒲原青年ってイケメンだけどモテなさそうだよな……と、謎の納得。なんつーか、「確かにいい人なんだけど、付き合うにはちょっと……」とか言われちゃうタイプだろうと思う。考え方とかが妙に硬いところあるよな。
蒲原青年のそういうところが好きだし、だから応援したくなるんだけど、でもやっぱり兵藤刑事の評は当たってるんじゃないかと思ってるw


◆大事なことだから2回言うけど、大事なことは言わない。
マリコ「風丘先生。胃の中に、未消化の食物が残っています」
風丘 「うん……かなり残ってるね」
マリコ「胃の中に、未消化の食物が残っています」
風丘 「……分析出来次第、お届けします」
兵藤刑事が現場で「みなまで言うな」とか言うから、マリコさんがそれを真に受けて……
風丘先生、もうちょっとマリコさんに怒ってもいいんだよ。理不尽にキレたっていいんですよ。


◆呂太「その傷と一致する凶器、出たよ~ん。バ~ン! 鉄パーイプ! まあ、工事現場だし、当然だよね!」
呂太くんさん逆コナン説あるでコレ。つまり『かまいたちの夜2』サイキック篇の透くん。いや冗談です。
日野「『タメ口は直せ』って言ってくれたよね?」
亜美「私は諦めました。っていうか、慣れました」
正月SP以来、誰も触れないからもうとっくに諦めてたのかと思いきや、あの苦い顔を見る限りはそうでもなかったのか。
日野所長は割と新人教育を丸投げか放棄する傾向にあるな。いやまあ、日野所長になってから来た人材が、現場のもの勝手に持ち出してロールケーキまるかじりだったり「最適化して頑張ります!」だったりだからなぁ。マトモに新人教育できる環境がそもそも今までなかったしなw


◆風丘先生の差し入れ、今回は序盤約6分の時点。早いな。
今回のお菓子は、「つぶつぶいちごのたっぷり入ったホワイト生チョコ」。相変わらず美味そうだな……そのお菓子も、呂太くんさんがさっとぶんどってて草。あの状況、むしろ呂太くんさんのお菓子ぶん取りをマリコさんがアシストしているようにしか見えないw
風丘「はい。言われた通り、やりました。食材もひとつ残らず、私ひとりで、ほぼ徹夜で……」
ここまで露骨に「褒めろ。せめてお礼ぐらい言え」オーラを出してんのに無視するのがマリコさんだし、それでも風丘先生をドM下僕のままにしておけるマリコさんって、やっぱなんかこう、コミュ力高いよな。いや、これはコミュ力ではなくドSさなのか。
風丘「もはや『愛想なし』どころか『ありがとう』もなし……!」
本当、お礼ぐらいは言ってあげてくださいよマリコさん。


◆花街の常識も『粋』もわからないので、全力で話に振り回されるマリコさん(と蒲原青年)という図、なんか新2ぐらいの話っぽいよな。それこそ芸妓さん回とか、ああいう。どことなく懐かしい感じがあったなー。
今回の蒲原青年の出番はほぼマリコさんと一緒だったんで、ずっと「蒲原青年頑張れ!」って思ってました。
なんだろう、蒲原青年は今の『科捜研』で一番頑張ってほしいキャラです。相棒刑事ポジとしては、環境とか含めてしごかれ方がハンパじゃないよなw


◆いつも思うんだけど、風丘先生は京都府警に関する噂をどこで聞いてくるんだ。やっぱり、あの差し入れお菓子で科捜研以外も懐柔しちゃったりしてんのか。
科捜研内で差し入れお菓子と一緒に優雅にお茶してる皆さんを見ると、「暇そうだな……」とか言いたくなるんですけど、いやでも他の話で寝る暇もなく休みもなく残業当たり前みたいな環境になってんのがそもそもブラックすぎるって話だよなw 実際の科捜研の労働環境は知りませんが、いくらなんでもこの京都府警科捜研はブラックすぎんだろ働け労基みたいな、そういう。


◆刑事部長が出てないのに、佐伯本部長だけ出てくるって初めてだっけ? つまり今頃藤倉刑事部長も、警視庁に出張して何かを探している頃かもしれん。そうだったら嬉しいけど、どうなんだろ。
今期はデカい規模の話が少ないからなんだけど、佐伯本部長はあんまり出番ないし、事なかれ主義を発動みたいなのもないな。マジで今期の佐伯本部長の名言は「ネット上等。結果オーライ」になりそうな雰囲気。いやでも、あの台詞の口に出したくなる度は異常。


◆勝呂「あの『けったい』……」
こんなおちゃめなことしてた人が、あとで殺されるとか思わんよな。っていうか、1時間の話で複数死者が出るのも、そしてそれがマリコさんが生前に会ったことある人なのも珍しいと思う。


◆兵藤「あんた、蒲原いうボンより、よっぽど刑事に向いとるな」
蒲原青年は、昨シーズンは「ポチ」だし今回は「ボン」だしで、結構メタクソ言われてんなw こういうところも応援したくなる理由。


◆兵藤「『殺人』やの『胃の内容物』やの、こんなええ店で平気で口にして……ほんま、『粋』のわからんやっちゃのう」
だって高級フレンチレストランでも平気で「胃の内容物」発言する方ですしおすし。前回から微妙に繋がってる……


◆つまりメイド喫茶の元は花街だった……?
それは冗談だけども、街ひとつが家族みたいなもの、ってすごいよな。遊びに帰ってくる、みたいな。
そしてそんな花街の習わしのようなものを知り、「勉強になります」って言ってたマリコさんが、今回2番めにきゅんときたマリコさんです。かわいかった。
その答えを受けて「土門のヤツの趣味も、ようわからんな」って言ってた兵藤刑事の顔、冒頭のマリコさんを語る土門さんそっくりである。憎まれ口の叩き方も一緒。


◆兵藤「磨けば案外、光る玉かもな」
沢口靖子級美人が「磨けば光る玉」なら、我々一般人はなんだって言うんだ。泥団子かなんかか。泥団子も磨けば光るけど、所詮は泥に過ぎないしな……
そもそも沢口靖子級美人であるマリコさんにこういうこと言うのがものすっごい不毛な気はするんですけども、マリコさんって基本的にモテるよな。いやモテるっつーか、人をたらしこむスピードがハンパないっていうか……
前々から同性と変人をたらしこむスピードがハンパなかったですけど、今期は特にそう思う。「マリコさんって、実はコミュ力高いよな?」って。


◆さらっと流されてるけど、クラル医療製薬の発明がすごくないですか。
あの京都で発達してんのは犯罪関係だけかと思ってたが、一般企業の医療方面もすごいのか……あの京都、ホント近未来に生きてんな。


◆「刑事が第一発見者なんて妙だから兵藤刑事は怪しい」みたいな論調で蒲原青年は語ってたけど、そんな蒲原青年も、土門さんと一緒に遺体の第一発見者になったことがあるんだよな……しかも(ほぼネタ扱いだけど一応)疑われてたよな……


◆つまり、科捜研メンバーの中で『粋』がわかって兵藤刑事のお眼鏡に適うのは、日野所長と宇佐見さんぐらいってことか。あとはどいつもこいつも軒並みダメだ、と。
花街の風習、面白いな。なんか割と近代的な仮装してらっしゃる方もいたけど、仮装するものはなんでもいいんだろうか。だとしたら、コスプレイヤー歓喜。でもコスプレはマナーを守ってやろう。マリコさんとのおやくそく。


◆で、おそらく兵藤刑事的には「『粋』がわからんヤツ」筆頭じゃなかろか」みたいな扱いの蒲原青年、「粋(すい)だの粋(いき)だの言われても……」って露骨に「やってらんねー」感出してて草。マジで兵藤刑事の人物評当たってるやんけ、みたいな。
蒲原 「マリコさん、『粋』ってわかります?」
マリコ「私にわかると思う?」
開き直り始めた2人に草不可避。マリコさんなんか、特に今まで同じようなこと言われ続けてるもんなw もう「はいはいどうせ私にはわかりませんよ」ぐらい思ってても不思議はない。思ってないと思うけど。
ここで蒲原青年が安心したように笑ってて、蒲原青年もめっちゃマリコさんにたらしこまれてるよな……って。
こういうところを見ると、案外蒲原青年はマリコさんと組むのに向いてるかもしれん。いや、でも今の蒲原青年だとマリコさんのフォローが出来なさそうなんで、やっぱりこうやって聞き込み一緒にぐらいかな。


◆佐伯「おお~……美しいハゲだね」
相馬さん卒業回では『毛髪学』だったのに、とうとう「美しいハゲ」に進化したのか……しかも、「これは私」と認める要素が「美しいハゲ」なのか……
佐伯本部長こと西田さんは、同じく木ミス枠で長寿だった『京都迷宮案内』でカツラをカミングアウトした方なので、こうやって『科捜研』でも全力でハゲネタをイジられてんの見ると、いい人っぷりすげぇなって思います。まさか2クールで2回めの露骨なハゲネタくるとは思わんじゃんよ。
アカン、佐伯本部長のハゲネタだけでぐだぐだ書いてしまっている。みんな髪の話は大好きだもんな。


【速報】佐伯本部長、唐突にマリコさんを呼び捨て
今まで佐伯本部長がマリコさんの名前を認識しているようなシーンがあった覚えがないんだけど、藤倉刑事部長がまだ対立キャラだった頃にマリコさんと土門さんの話はしてたから、それで覚えてんのかな。
でも意外とマリコさんと佐伯本部長が絡むシーンが思い出せない。いやまあ、そんなしょっちゅうあっても困るけど……


◆花街の人は、この現代にスマホも持てないのか……
「景観を壊す」って理由もけったいだな。
なんて、『粋』のわからない私なんかは思ってしまうんだけど、それこそ『粋』のある世界で生きる人たちにとってはすごく大事な約束なんだろうな。
「人様の秘密を守るのと、嘘をつくのとは天と地ほど違います」
これも同じ。つまり花街で生きるための約束を守るか、守らないかって話。
そして、その「約束」を守らなかった人だからあの小物屋の主人が犯人。兵藤刑事的に言えば、わかりやすく『粋』がないから犯人。まり乃さんは「約束」を破ったことに反省できたからセーフ。


◆蒲原青年は元々がソタイの人なので、取調室でキレると怖い。マジで歴代相棒刑事の中でも一番怖いと思ってる。
今回の犯人は、きちんと話の中でもクズ扱いされてて、そしてそのクズさに対してぐだぐだとドラマをつけなかったんで好きです。


◆兵藤「鳴かぬ蛍にはもったいない、ええ女やないか」
兵藤刑事に「ええ女」扱いしてもらえたら、たぶん本物だと思います。だいぶ土門さんへの揶揄も入ってそうだけどw
それに対していくら怪訝そうな顔してても、冒頭の顔がなぁ、アレだもんなぁ。
マリコ「土門さん! ……おかえりやす
この笑顔の破壊力ヤバいな!!!!!!!!
このいかにも慣れてなさそうな言い方が、本っ当にハートストライク。胸キュンである。
土門さんからマリコさんへのデレは結構あるけど、マリコさんから土門さんへのデレは貴重。そしてこれぐらい洒落たデレが好き。



今回唯一にして結構大きめの不満は、蒲原青年が兵藤刑事に振り回されて終わっちゃったことだな。なんか得られるものがあったらよかったんだけどね。でも今回はゲストのための回なんで、そこは我慢できる。
そして、蒲原青年の育成に関しては別に特段の不安はない。冒頭で土門さんが蒲原青年を気にかけてるのが見られただけでも、結構な安心感があった。

今回のドラマは全て兵藤刑事のためにあったので、そのフォローは土門さんがする。冒頭とラストしか出番がなかったのに、おいしいところだけ掻っ攫っていくというw
兵藤刑事が簪を持ち去った理由も、勝呂さんが死に際に簪を握っていた理由も、どっちも『粋』のカタマリすぎてもうなんか好きだ!!!!!!!
土門さんがめっちゃ語ってるなって思うけど、それもきちんと「言わずもがなのこと、べらべらと……ほんま、『粋』のわからんやっちゃのう!」ってツッコまれてるし、それも含めてこのシーン(と今回の冒頭)で土門さんと兵藤刑事の仲も想像がつくようになってるし、もうこれだけでズルい。
「ゲストキャラが相棒」ネタはたぶん今回これっきりのネタだろうけど、それも含めて全部が洒落た回だった。岩下脚本回とはまた違った雰囲気全振りだったなー。本当、全部が『粋』。
割と飛び道具的な変化球回だと思うんですけど、面白かった。なんか語っちゃうのがもったいないぐらい面白かった。
これだけ面白いなら、土門さん出張も悪くないかもしれん。いや嘘。今回寂しかったです。冒頭とラストしか出番なかったけど、存在感がすごかったんで。
でも兵藤刑事もよかったなぁ。雰囲気全振りの今回みたいな話でこそ活きる人だとは思うが、またひょっこり顔を見られたら嬉しいな。


次回!

似顔絵捜査官。なんか色々、過去も技もあるようで。
しかしそれより目を引いたのは、どう見ても某流行りの画像加工アプリで顔をイジった亜美ちゃん……
なんだ、次回は流行りのアプリでみんなが目玉キラキラ女子になるんですか? いやまさかそんな。

そんな戯言はともかく、次回以降も楽しみ! にしておりますよ!

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