【京都地検の女8】第8話 感想

京都地検の女
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第8話 冤罪の罠に落ちた主婦のカン!! 鶴丸あや…最後の危機

ゲスト:有森也実、梨本謙次郎、春田純一

脚本:西岡琢也
監督:黒沢直輔


もう何から言っていいのかわかんねけど、とりあえず見た後に残ったのはどこか清々しいというか、すっきりした感じ。
というのも、未だ私が今期初回の見方に迷っていたからかもしれません。それにすっと答えを示してもらったというか、繋がっているというか。
そう、繋がっているんじゃないかなぁ。初回と最終回のテーマです。
人は誰かといつだって繋がっている、人はいつだって何かを背負っている、それを続けていくことが大事で、大切で、かけがえのないこと。なんじゃないかなぁって思うんですが、どうでしょう。
それを表したのがこの9月6日という日。それぞれが大変なことに直面して、自分を見つめなおした日。
鶴丸さんは、差し戻し審の判決が出た日。自分の道を見つめなおす。真下さんとともに15年の時を背負い続けた。それが結果として朋子さんの心を動かした。
成増さんは父親の危機(ではなかったけど)に直面し、自らの将来などについて悩む。で、愛の告白をしようとするも未遂。
池内さんは八重樫さんのことを知り、彼を「居眠りせずに」待つことを決める。
みゆきちゃんも、待つことを決める。
真下兄妹は、15年の月日を一緒に背負い、過ごしてきた。
真下さん(兄)は、「あなたに謝られたらどうしようかと思ってた!(中略)間違ってもらってたら困る。間違いを認めてもらっては困る!」に、15年の歳月の重みを感じる。彼もまた、鶴丸さんとの繋がりがあったからこそ、毅然とした態度が取れたんじゃないかなぁと思うんです。
色んな人が、色々な人と繋がり、色々なものを背負い、生きている。ままならないこともある、苦しいこともある、それでも生きていくことが大切。それがこの世界であり、日常である。この話はそういうことなんじゃないかなぁ、と思うんですが、初回と同じくものすごく見方を間違えているような気がするし、ものすごく見方が浅い気もする。そこはなんというか、私の頭が足らないせいだと思ってください。
しかし、西岡さんは万華鏡というか鏡のような話を書く人だよなぁ。色々な見方のできる、見る人の心が映し出されるような、試されるような、そんな話を書く人。怖い人だなぁ。
あと、正直に言うと、西岡さん脚本というだけで「まさか鶴丸さんが失踪してエンドとかないよな」「めちゃ欝最終回エンドだったらどうしよう」とか思っていたので、最後に笑っていつも通り〆てくれたのにものすごく安心しています。

あと、よかったなぁと思ったポイント。
・井森事務官の存在が、この話を大きく救ってたと思うのは私だけでしょうか。硬い意味でも柔らかい意味でも、太田さんとは結構差別化できていてよかったんじゃないかと思うんだ。
・鶴丸さんが「主婦のカン!」について言及してたのが印象的でした。自分を「特別な能力も知識もないし」と言い切ってしまう鶴丸さんが好きよ。嫌われる仕事だから、と言えてしまう鶴丸さんが好きよ。だから、もう苦しまないでくれ、と初見作中に向かって言いたくなってしまった。抱きしめたくなっちゃったよ、あの時の鶴丸さん。
・真下さん(兄)の存在にも救われました。色々あっただろうことは記者会見や凱旋の様子でわかるのに、鶴丸さんの前では毅然とした態度だったよね。私だったら、たぶん真下さん(妹)みたいになっちゃう。

少ないけど、小ネタ!

ゴルフウェアで華麗なポージングを決める主婦の皆さん。
窓。節電。エコ。
1人でやる勇気がなくても、強盗はしちゃダメです。
平林、意外にチャラ男なんだ……ほほぅ。
川喜多バリア! 失礼します! 失礼します!
ゴルフ自粛に意味が……
市民市民って、死人になってしまうわ。ってやかましいわw
美人目撃者……が、どこにいる、って?
高原部長が井森事務官に酒を勧めた瞬間、「らめぇぇぇぇぇぇぇぇ」と声に出たのは私だけじゃないはず。
三者三様の酒模様。これもまた日常です。

そして「あなたには黙秘権があります」から始まる、新たな日常。また、日常は新しく回り始める。
あまりに綺麗に終わられたので、まさかシリーズ最終回ではないかと疑ってしまう。ないとは思うけど……ないよね……? まさか……
いや、だってまだ成増さんとりんりんとのフラグが! ……でもそれ、回収されても困るな……うーん。
そんな感じで、何といえばいいのか、心にしみました。よかったです。
たとえ誰がなんと言おうとも、私はこの話が好きです。大好きです。

ということで、3ヶ月間、本当にありがとうございました!



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