【科捜研の女 2022】第4話 感想

科捜研の女
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第4話 人体白骨化20日法


ゲスト:濱田龍臣、矢吹奈子、阿南敦子

脚本:真部千晶
監督:柏木宏紀


 風邪のひき始めみたいな感じがします。なのでちょっと短いかも。



あらすじ

漁港で若い男性の白骨死体が見つかった。付着していた指紋から上がった容疑者は連城源(濱田龍臣)。連城の趣味は、魚の透明骨格標本を作ること…訪ねてきたマリコに「あなたの骨はバランスが取れている。透明標本にしたい」と発言する。やがて被害者は指名手配中の男で、連城と深い関係があることが分かる。さらに、遺体は殺害されてからわずか20日間で白骨化したことが判明して…!?明かされる、驚愕の【白骨化トリック】とは!?





見どころ

◆いや別にギャグじゃないんだけどさ

 魚持って漁港を歩く。なんらおかしなところはないんだけど、それをああやって意味ありげにされると、途端にギャグに見えないことも……


◆白骨化の年数に詳しい日野所長

日野 「地面に埋められていた場合に、標準的な体格の成人が完全に白骨化するには4~5年、水中の場合には2年から3年、地上に放置された場合には半年から1年かかるというのが定説だけどね」

 今更言うことじゃないですけど、どう考えたって自分の専門外だろうに、よくこれをそらで言えるよな……いくら所長とはいえ、日野所長の専門は文書鑑定である。
 この京都が白骨事件多数だから、やはり覚えざるを得ないのだろうか。大変だ。
 まぁ、ミステリを読んでる人には常識なのかもしれん。『名探偵コナン』とかでも似たような話は会った。あとは化け学やってる人(宇佐見さん)とか。


◆透明骨格標本

 初めて知った。すごいな、綺麗だ。源くんが魅了されるのも、わからんでもない。
 小道具として用意するのに、これどうやったんだろうな。もしかしたら東映のこぼれ話で話してるのかもしれないが、音声なので聞く気になれず……2話の後でリタイアしました。申し訳。


◆源「あなたの骨、すごくバランスがとれている」

源  「あなたを透明標本にしたら、綺麗なんだろうな」

 美人は骨になっても美人、という話なのだろうか。実際に沢口さんの骨、バランスとれて綺麗そうだから納得感がすごい。なんじゃろ、私は源くん側の人間だとでもいうのか。
 それを聞いてさっと警戒・臨戦態勢になる土門さん、猟犬が過ぎる。子どもの他愛も無い冗談じゃないか、ヤダなぁ。はっはっは。まぁ、実際にこんなこと言われたら確かにドン引きだし警戒しますわ。そりゃ。


◆源くんのよくわかる透明骨格標本動画

 めちゃめちゃ視聴者を意識したポップなフォントに笑う。源くんの喋りや性格から想像できねー!
 見た限りではわかりやすさもありそうだったし、ジャンル内では結構高評価もらってそうな感じだった。世間一般的には有名じゃなくても、そのジャンル内では有名なサイトとか、あったりしますね。
 ……このブログは、ジャンル内でも超マイナーです。知ってるあなたはニッチ。自分で書いてて凹んできた……移転したりしながら、10年以上はやってるのにね。悲しい。


◆復顔やってみる

 今回は「フクガンマカセタワ」じゃなく、マリコさん直々に復顔。
 実態はさておき、なんとなくマリコさんのイメージビジュアルには骨が似合う。よく一緒に映ってる印象もある。法医担当=骨、というイメージすらあるかもしれない。日本一骨が映える女優、沢口靖子。


◆源「206個の骨に、ただ肉と皮がついているだけの人だ」

 これを言われたマリコさん、源くんに近づくから何かと思えば、

マリコ「人間の体には206個の骨がある。でも厳密に言うと骨の数が多い人もいれば、少ない人もいる。個人差があるのよ。それから、『骨に肉と皮がついている』という表現も、科学的には正しくない。まず、骨に直接ついているのは靭帯、滑膜……」

 ただ単に科学トークしたいだけだった。詩的表現を窘めない女・榊マリコ!!!!! 源くんも若干困ったのか、なんだかんだ言いつつマリコさんから離れてんじゃん!


◆風丘「今日のおやつはなーにかな?」

亜美 「あっ、骨せんべい!」

 『科捜研』がシリアスモードになっても変わらぬ風丘先生のセンスに安心感を覚えるか否かは、人それぞれだと思います。
 私は、今回に限っては「真部脚本が『科捜研』の変化を掴みきれていないのでは?」と疑心暗鬼になってる派です。事件のノリが今まで通りすぎてさ。
 それはそれとして、骨せんべいをぽりぽりする亜美ちゃんと風丘先生はかわいいです。ぽりぽり。


◆今期は土門さん、よく科捜研に来るね

 最近のシーズンではラボに来る土門さんは珍しい、とか言われまくってたから、出席率を気にしてるんだろうか。
 でも某局の考察の方に本格出演するっぽいんで、そろそろ出席率が下がる頃合いだと思います。残念です。


◆美里「どうせみんな、206個の骨にただ肉と皮がついてるだけの存在だから」

 美少女にこれを言われたら興奮する層、いる気がします。
 それはそれとしてこれを言っちゃう美里さんは厨二病だろうし(高校生ならまだ微笑ましい)、それに心を撃ち抜かれている源くんも大概そう。まぁ、学生だしな。
 「友達なんて欲しくない」とかこんな風に言える気丈な子でも、頑張りすぎれば自殺を選んでしまう。いじめは人を精神的に殺す魂の殺人である。ダメ、絶対。


◆マリコ「実験してみましょう」

 『科捜研』で聞けると興奮できる台詞のトップテンにはこれが入ってる説、あると思います。
 実験には混ざらない君嶋さん。まだまだお客さん感が強い、というか今期はたぶんずっとそうなんだろうな。おそらくあるであろう個人回を経てどうなるか、って感じか。

マリコ「このチップのように細かく砕くと、竹が蓄えている豊富な糖分や炭水化物を栄養源にして、乳酸菌は活発に活動するようになるの」

 竹のチップを前に今回の実験の種明かしをする過程のマリコさんの表情。マリコさん、ペット飼えない人だと思うけど、微生物ならうっとりしながら育ててくれそうだな。菌活、やります?


◆君嶋「タケノスケくんだったんです」

 君嶋さん、突然ボケるじゃん。公式の登場人物紹介からするとこんな感じに前のめりになってもおかしくないけど、今までの人物像からすると唐突で草生える。
 これに関しては、「真面目に見える君嶋さんにも、こういう隙があるんだな……」と、割と好印象なんですけども。
 初登場回以外の2話以降、なんらかの形でマリコさんに閃きを与えるヒント係の君嶋さん。中の人の都合で出番が少ないから、せめてもの印象付けという苦肉の策を感じるが、致し方ない。この「ヒント係」なところもお客さん感が強めな感じを増してて、一長一短って感じなんだよなぁ。ホント、これは仕方ない。
 君嶋さんの中の人のこれを批判すると、土門さんの中の人なんかはある時からずっとこんな感じかそれより酷い出席率なんで、それもまとめて批判しなきゃダブスタになっちゃう。私はどちらかといえば土門さんの中の人(の、特にマネジメント)に懐疑的ではありますけど、他の人と一緒くたに批判するのはさすがにどうかと思うので、今回はやめておきます。


◆マリコ「竹林を調べましょう」

亜美 「調べるって言ったって……京都は竹林だらけですよ」

 京都の竹林に熱い風評被害。実際、白骨化されてて竹も生えんわ。
 「京都の竹林って、いかにも何か出てきそうじゃない?」(byS15の魔女SP)と言わせたのも真部脚本だったな、確か……なんか思うところでもあるのか。ないと思います。


◆ドローン、発進!

 に合わせてメインテーマ。テンアゲ!
 亜美ちゃんはドローンも操作できる。前もしてたっけ? 機械系ならなんでもいけるとかじゃないだろうな! そしたら物理担当の面目丸つぶれだぞ!


◆土門「まだとぼけるのか? お前も板橋と同類なんだな」

土門 「『板橋は人を殺しても平気な顔をして生きてるようなヤツだ』とお前、言ってたよな。今のお前も、ヤツと同じだ」

 土門さんは詰めるのが上手い。言葉責めが上手い。土門さんに責められたい視聴者、いると思います。私とか。


◆人骨の処分法

 今回の犯人、どうやらマルチ商法詐欺に加担していた模様。クズがクズ殺した話じゃん!
 悪意を持って源くんに罪をなすりつけるし、クズじゃないか……クズがクズ殺した話じゃん……
 人骨の処分法としては、最悪の方法を取ったような気がする今回の犯人。骨なんて見つからなければ事件にもならないんだから、罪をなすりつけるとか考えずに人気のないところに遺棄すればよかったんだよな。


◆土門「骨マニアの君の犯行に見せかけるためだった」

 犯人じゃないとわかって尚「骨マニア」呼ばわり。土門さんらしい。


◆マリコ「布川さんはきっとそう思ってるんじゃないかしら」

 何を根拠にそういうこと言うの。源くんを立ち直らせるためといえど、科学的に根拠のないこと言わせるから私は真部脚本が苦手だし好きじゃないです。



雑感

 ハウダニット+場所特定ミステリ。竹すげー話。京都の竹林への風評被害がすごい。
 トリックは面白かったです。トリックは。
 大体上で書きましたけど、今回は「別に今期『科捜研』でやらなくても……」みたいな話だったんで、微妙評価です。真部脚本が、新たな『科捜研』の雰囲気を掴みそこねているとしか思えん。縦軸の話もなかったし。
 縦軸の話がないのは前回もそうなんだけど、雰囲気やテーマは共通してたわけじゃないですか。そこもないので、ホントよくわからん。人情話もよくわからんし。
 「テーマ性が強い今期の中に、こういう話があってもいいかな……」枠は、前回ので十分なので。
 私が真部脚本のことが好きじゃないことを差っ引いても、今回はどうなのさ評価です。ここまで、いい感じに進めてたのになぁ。



次回予告

 次回の目撃者はサル。
 古久沢さんリターンズ。次回は櫻井脚本なので、雰囲気やテーマがブレるってことはない……はず。おそらく。
 しかし、現時点の古久沢さんに望んでいるのはマリコさんとの対決ではないんだよなぁ。なんつーかこう、あのインパクト先行の台詞を言わせるところだけどうにかしてほしい。そこがどうにかなってくれたらもうちょっと対決が楽しみになる。
 ドラマ的にはインパクトある台詞を言わせるってのは大切なことなのかもしれないけど、そこは見てて別に楽しくも面白くもないです。



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