『キャッシュトラック』と『アイの歌声を聴かせて』を観てきたよ。ネタバレあり。
キャッシュトラック
現金輸送専門の警備会社フォルティコ・セキュリティ社でキャッシュトラック(現金輸送車)の警備員として雇われた“H”ことパトリック・ヒル(ジェイソン・ステイサム)。彼は選び抜かれた猛者たちの中では地味な存在だったが、強盗に襲われた際に驚異的な戦闘スキルを見せる。その後再び強盗に遭遇した際には、Hの顔を見た襲撃犯たちが金も奪わずに逃げだす。同僚たちが彼の素性をいぶかしむ中、大金が集まる機会を狙った強奪計画が進んでいた。
ステ様!!!!!!
めっちゃ強いステ様無双でスッキリ……という感じではない。いや、確かに強いんだけど。
3つの章立てからなる謎解きクライム・サスペンス、だと思うんだけど、時間軸が行ったり来たりで忙しない。しょうがないんだけど、混乱はする。
徐々に目的や素性が明らかになっていくのは面白いと思うけど、復讐譚の根本がなんかスッキリしないし、わかりにくい気がした。協力者の女性やFBIの人との繋がりってなんなの?
車庫での銃撃戦は迫力あってよかったけど、ステ様は銃撃戦で撃たれてたやん! 倒れてたやん! スマホいつ仕込んだんじゃ!
バカバカと撃ちまくる迫力の銃撃戦は良かった(2回目)けど、復讐譚に無関係な警備会社の人もほぼ全員死んじゃってオラ悲しいぞ……悪党が死ぬのとはワケが違うじゃんよぉ。
と、「良い」ところが「けど……」で打ち消されちゃう作品だった。ステ様はカッコいい、けど……みたいな。そんな感じ。
OPは重苦しいけどカッコいい。あと、銃撃戦は良かった(3回目)。
アイの歌声を聴かせて
高校生のシオンは転校初日、クラスで孤立するサトミに「わたしが幸せにしてあげる」と宣言し、ミュージカルのように歌い出す。変わり者だが勉強もスポーツもでき、明るいシオンは、すぐにクラスに溶け込む。そして、ところ構わず歌い出したり、突飛な行動で周りを騒動に巻き込んだりしながら、サトミやクラスメートたちの心を動かしていく。
『ベイカー街の亡霊』じゃん……(違うよ)
始まりから「ディズニーかよ」みたいなキラキラ世界だと思ってたら、マジでそのままなプリンセスが出てきて驚いた。そうか、ミュージカルアニメっつーたらディズニーみたいなところはあるよな。
個人的には、もうちょっと時間かけてシオンがクラスに馴染んでる様子も見たかったなぁ。いわばたった3~4日間の出来事だし、シオンはサトミ至上主義なので他の人と関わっている暇がないとはいえ、シオンがサトミたち以外と話してる様子も見たかったなっていう、ワガママです。
シオンとサトミたちとの交流は良かったんだけど、サトミのお母さんが結構あくどいというか「それはダメじゃない!?」ってことをサトミに対してやらかして、それをサトミに謝らないのがすごくスッキリしなかった。サトミに非があるとも言い難い状況で、サトミに八つ当たりしたようなものじゃん……それは謝ろうよ……って思うんだけど、私だけか? その後は子どもたちと一緒に会社に潜入騒ぎを起こすしさぁ。大丈夫かこの人……みたいな不安感が残ったよ。
ミュージカル部分とか、土屋太鳳さん歌上手いな!っていうか福原遥さんは声優業経験あるからわかるけど、工藤阿須加さんも上手いな! みんな違和感なくてそこは良かった。
アニメーションとかは、たぶんめちゃくちゃレベル高いんだろうなーって感じで、作画の崩れとかも感じなかったしとても綺麗だった。話の細かいこと考えずにミュージカルを楽しむアニメとしては最高なんじゃないかと思う。
観たい映画
映画、次に楽しみなのは『パーフェクトケア』。3週間限定公開らしいけど、観に行けるだろうか。
あとは『呪術廻戦0』か。GIGAに掲載してた頃から好きな原作好きとしては「『東京都立呪術高等専門学校』なんですが~!?」とマウント取りたい。面倒くさいオタク。
[itemlink post_id=”2966″]