【IP~サイバー捜査班】第3話 感想

IP~サイバー捜査班
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IP_3 なりすまし

ゲスト:徳永えり、木村了、内野謙太

脚本:戸田山雅司
監督:神徳幸治


 前回の感想で「1週お休み」と書きましたけど、全英オープンの放送予定変更により急きょ放送。
 紛らわしいこと書いちゃって申し訳ない。
 そんなわけで、感想。



今回のキーワード


 なりすまし
 SNSアカウントを乗っ取り、他人になりすますこと。
 なるべくSNSには個人情報は書かない方が吉。


この話の見どころ


◆多和田「彼は自分と中学・高校が一緒で親友なんです」


多和田「なんとか力になってもらえませんか?」

 なんか裏があるのかと思いきや、この理由には嘘偽りが無く、意外と多和田さんは公私混同するらしいことが判明。
 こういうところ、きちっとしてるのかなぁと思ってた。案外甘いというか、情に厚いんだな。
 そういうところが、このシリーズの縦軸にも影響してきそうであり……うーむ。多和田さんの動き、やっぱり注目したいところっすな。


◆今回の安洛主任はシリアス


 いや別に、今までの安洛主任が不真面目だったとか言うつもりはないんだけど……
 絆ちゃんにツッコんだりツッコまれたり、みたいなことがラストまで殆どなかった。なので今回は殆ど笑いどころなかったよなぁ。意外とコメディ分を担ってるのは安洛主任と絆ちゃんの掛け合いだったりもするのか?


◆「まっさん」から「チリコ」へのメッセージ


 4年間で200はくだらない、らしい。
 でも逆はまるでなかった。
 ……まっさん、4年前まではストーカーレベルでは……?


◆テーマ曲に合わせてカッコいい捜査!


 私は「『科捜研』だぁー!」って言っちゃうんですけど、実際、こういうのって何が発祥なんでしょうかね?
 カッコいいメインテーマに合わせて、作業になりがちな捜査描写を済ませてしまう、ってのは発明だと思うんだな。カッコいいから。テンアゲ!


◆平塚「聞くだけ時間の無駄でした!」


 安洛主任と絆ちゃんのことを唯一知ってしまっているだけあって、気にしてくれる(気にしている)いい人。
 なんだけど、致命的にタイミングがダメだw 事件捜査中だし、そうでなくても難しいタイミングだしで。平塚係長はいい人だと思うので、いつか報われてほしい。


◆安洛「違う」


 否定のスピード感になんか笑っちゃった。別に笑いどころじゃないのに。


◆Dr.サイエンス


 夏海先生を強引に絡ませてくる。レギュラーだからね。

夏海 「いいリアクションね!」

 そうやって絆ちゃんが褒められた時、絆ちゃんだけじゃなくて多和田さんも笑ってるのがなんか印象的でした。っていうか、夏海先生の話に普通に笑ってるふたりがかわいかった。普段はご遺体が出てるから厳しい表情してるけど、今回は殺人事件ではなかったからか、少しだけリラックスしてた感。


◆擬態


 今回の肝。個人情報からアカウントを乗っ取り、戸籍も乗っ取り行動パターンまでトレースした。
 だからSNSには個人情報を書かない方が吉。少なくとも、アカウントのパスワードは個人情報から推測できないものにする。戸籍乗っ取りはともかく、アカウント乗っ取りは意外とあるあるだって聞きます。
 ご自分のパスワードを見直すいい機会かもしれません。私も見直そう。


◆綾坂縁さん


 絆ちゃんのお母さんの名前。
 26年前、彼女は突然姿を消したのだという。やっぱり、彼女に関することは最終回で事件になるのだろうか。95年って、サイバー捜査になる気がしないんだけど……

絆  「誤解してすみませんでした。私てっきり、安洛主任が母のことを捨てたのだとばかり思ってて……」

 大丈夫だ絆ちゃん。私も前回の感想で「安洛主任、サイテー!」とか書いちゃったから。一緒に謝ります。ごめんマジごめん安洛主任。でも安洛主任の態度が紛らわしかったのもあると思います!(そうじゃないだろ)


◆いつの間にかいる平塚係長


平塚 「お取り込み中、失礼します」

 今回、ここで一番笑った。本当にお取り込み中失礼すぎる。
 さりげなく話を盗み聞きしてた2度目。父と娘?の話を盗み聞きするんじゃあないよ!


◆「汚す」


 作中の皆さんは「よごす」で読んでたけど、恐らくだけど本当は「けがす」の方に読むんじゃないかなぁと思うんだな。いや、別にいいんだけど……


◆安洛主任流の訴え


安洛 「なら、効率を考えよう。彼女を殺せば、殺人罪で長期間社会から隔離される。この先、いつか知里さんの意識が戻った時、君が彼女の目の前にいるためにも、今すぐ、こんな愚かな行為はやめるべきだ。……違うか?」

 ちゃんと安洛主任流の、それでいて相手の気持ちを汲み取った上で情に訴えてて、戸田山さんの手腕を感じました。そうだよなぁ、安洛主任ならきっとこう訴えるよなぁ、みたいな。
 それでいて、「やっぱり安洛主任は、他人の情がわかる人なんだな……」ってのがわかるようにもなっていて。短いけど、好きだわこのセリフ。


◆ニセモノがホンモノに劣るだなんて誰が決めた


松永 「君が偽物だなんて、そんなの誰が決めたんだ? 誰がなんと言おうと、僕にとって、今、目の前にいる君が僕の妻なんだ」

 戸籍の問題も解消せにゃならんし、ニセ知里さんこと千広さんにはDV夫もいる。千広さんがやったことは許されることではなく、警察のお世話にもなるでしょう。
 それでも、彼女と過ごした時間を安易に「ニセモノ」と断罪しない彼がいるならば、きっと千広さんも立ち直れる。そんな希望がある最後でした。
 本物の知里さんが救われるのはもちろんだけど、千広さんにも救われるチャンスがあってほしい。そう思うことこそが、絆ちゃんが信じている「人の情」なのかなと思うから。


◆写真、持ってたんかーい


 初恋(仮)の女性の写真を26年も持ち続けてるって、重たいな安洛主任……!
 そんな思い出(というか呪縛?)の写真を持って絆ちゃんが現れた時の安洛主任の気持ちを考えると……
 やっぱり、縁さんとはえっちなことしたんですか?(そうじゃない)


◆何かに気づく多和田さん


 安洛主任と絆ちゃんの間の様子のおかしさに気づく多和田さん。というか、他のメンツも気づけよ!
 いや、「実は父娘かもしれないんです!」というのは荒唐無稽かもしれんけども……
 そして、多和田さんがこれに気づいたことで、縦軸がどう展開するのか。
 今回で「多和田さんは結構甘い」ってことがわかったので、仮に安洛主任と絆ちゃんの関係に気づいたとしても、それを弱みとして動くとはあまり思えないんだけど……大丈夫か?


◆DNA検査キット、突っ返します!


絆  「これはもう必要ないので、お返しします」
   「こんなのに頼るんじゃなくて、私は私の目で、安洛主任が本当の父親かどうかを判断することにしました」


 ここの父娘関係を気にしている人にとっては遅延行為なんだけど、絆ちゃんが求めているのは遺伝子上の繋がりというよりは「本当にこの人は私の父親足りうるのか」という納得の方だと思うので、個人的にはこの過程を踏んだ上でのこの結論はありです。
 前回、安洛主任に対して抱いた疑問である「もしかしてこの人は、人の情を見て見ぬ振りをしているだけなのでは?」に対しての答えが今回。その答えを得たので、もっと「自分の父親足りうる」納得要素がほしい。

安洛 「それって……この生殺しみたいな状態が延々続くっていうことを意味していないか……? おい!」

 そうでもないぞ。父親として納得させるか、逆に失望させるかすればよい。
 ということで、どちらが早いか。手っ取り早くこの状態から脱するなら後者だろうが、このシリーズ的には前者なんだろうね。



簡単雑感


 縦軸が面白いっす。いや、毎回の事件もつまらないとかじゃないんだけど、とにかく絆ちゃんと多和田さんの動きが気になるんだよなぁ。
 今回の事件で、やっと主人公の安洛主任にも興味が湧きました。ぶっちゃけ今までは、「かわいい絆ちゃんのオマケ」ぐらいに考えてたんですけど(酷い)、今回でそのキャラクター性に興味が湧いたんですよね。縁さん失踪前後の安洛主任、気になります。
 今回の事件も、サイバー捜査っぽくて面白かった。殺人事件が絡まない話もできるってことで、幅広い話ができそうだし。とはいえ、基本は殺人メインなのかなぁ。やっぱり。



次回予告とか。


 次回のテーマは「誹謗中傷」。
 匿名音楽ユニットに襲いかかる悪意!?
 そして、絆ちゃんが……



 次回に出てくる曲のPVまで作られている。ぱるる。
 めっちゃ手が込んでる……!
 そして、結構いい曲である。
 やはりこのシリーズ、若者意識で作られてるんだろうか。流行り意識というか。




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