第12話 10億の妻
ゲスト:三津谷葉子、太宰美緒、木下政治、岡部尚
脚本:丸山真哉、細川光信
監督:細川光信
コナンくんでもこんなネタあったな。
この話の見どころ
◆倫子「これだから刑事ってのはねぇ」
かつては「刑事の妻」になることを悩んでた倫子ちゃんから、このトーンでこのセリフが出てくるっていうのはもはや感動なわけですよ。
その後の「私はいいから、早く」とかもそう。『9係』から見てると、倫子ちゃんの精神的レベルアップに涙が出ますよ。
そんな倫子ちゃんと久々のデートな浅輪さん。お前、倫子ちゃんの誕生日なのにレストランの予約もしてなかったとかマジかよ! 爆ぜろ!
◆愛されなおぽん
新藤 「すいません! なおぽん先輩が倫子さんの誕生日祝うって話、ついみんなに話しちゃいました」
新藤くんは口が軽い。ここは青年時代の浅輪さんとの差別点だと思うw 浅輪さんはなんだかんだ口は硬かった印象。まぁ、相手が年の近い優しい先輩(浅輪)か、ほぼ舅状態の係長かってのは大きな違いだとは思うけどw
矢沢 「そんなことなら、あとは僕たちがやっとくから、なおぽん先輩は早く帰りなよ」
国木田「そうだよ、なおぽんさん。ねっ? 家族を大切にしてこそ、仕事にも身が入るってもんだから」
「なおぽん」でイジられまくる浅輪さん。いやなおぽん。愛されてるなーw
こうやってラブラブイチャイチャしてるのも、被害者……いや、今回の犯人夫妻との対比だったりするのだろうか。そうでなくとも、『9係』時代からの視聴者としては「何事もなく平和そうで……」と涙が出る感じではあるんですが。
◆小宮山「1人だとすぐに気になることが出てきて寄り道しちゃうでしょ」
まるっきり係長のような扱い。『9係』時代だったら浅輪さんが係長にこんなこと言ってそう。
係長エミュ、特捜班に浸透してるなぁw
◆コーヒーの味にケチつける浅輪さん
係長エミュ!!!!!
ここから「水」にこだわる今回の事件に繋がっていくわけですが、まぁなおぽんも係長いなくなった後の『9係』ではコーヒーにこだわってた時期あったんで、なおぽんらしいといえばなおぽんらしい……のかな?
そこからうまーいことコーヒー豆もらっちゃうのは、「お前、自分の人当たりの良さを理解してるな……!」って感じでした。今の浅輪さんは係長エミュにプラスして、元からある温和なところも最大限捜査に活かしてるからな……
◆倫子「あっ、なおぽん!」
浅輪さんがうらやまくやしい爆ぜろ。
倫子ちゃんにお菓子の型をおねだりされてる。うらやまくやしい爆ぜろ。
ここで事件にまつわるヒントをもらう浅輪さん。軟水と硬水、『科捜研』なんかではお馴染みだし、『9係』でも一度そういう話ありましたなぁ。
◆新藤「いや班長、すごい手相いいっすよ」
解剖結果待ちのヒトコマ。
……どういうこと?
新藤くんは手相が見られる。
そして、国木田班長は手相がいい。
いやそれはわかるけど、なんで待機時間に手相見てんだよ! いくらまだ事件かどうか決まったわけじゃないっつーても、気が抜けすぎじゃろw
◆浅輪、職場で惚気ける
倫子ちゃんが焼いたお菓子を持ってくる。プロのパティシエの! 焼いたお菓子を! 持ってくる!!!!
そして倫子ちゃんから仕入れた軟水と硬水の知識を早速披露する。
惚気がすぎるんだよぉ!!!!!!!!!
◆矢沢「チッ……あいつ、まだ来てねぇし」
あいつ=青柳さん。矢沢さんのこういう感じ、久々に見た気がするw
矢沢「チッ……青柳からだ。はいもしもし矢沢ぁ。青柳さん、今どこにいるんですか? ……そこにいる!」
青ちゃんのドッキリ?に引っかかる特捜班メンバー、仲いいなw
青柳 「皆さん、俺がいなかったことに気づいてなかったの?」
いや……そんなことは……ある……(酷い視聴者)
◆矢沢さんと同じスタイリングの屋敷さん
しかも「青柳さん」も一緒。
これ、一発ギャグのための演出なの!? 笑っちゃった悔しい。
◆イチャイチャする青柳さんと矢沢さん
矢沢 「じゃあ、古賀を恨んでる様子はなかったってことですね」
青柳 「お前が聞くなよ」
矢沢 「えっ……?」
青柳 「まあ、恨んでるっていうよりは、信じた自分が馬鹿だったみたいな感じでしたね」
矢沢 「うーん……」
青柳 「『うーん』じゃねぇよ。お前に言ってねぇわ」
ひとりで話聞いてきたからか、矢沢さんへのアタリが強い青ちゃん。
その後も、
青柳 「今度はお前がひとりで(リストの)端から全部当たっていけ」
酷いw
まぁ、そんなやり取りも、この二人にとってはただの戯れというか、イチャイチャなんですけども。
矢沢 「一緒に行きましょうよ」
青柳 「やだよ」
と繰り返す二人。で、なんだかんだ二人で出ていく。ホント、仲いいよなぁw
◆浅輪「食べながら行こうぜ」
倫子ちゃんのお菓子を手にして出ていく浅輪さんたち。高校生の買い食いのノリw
◆国木田班長は色仕掛けなんかに負けないもん!><
ちょっと戸惑ってたけど、悪女の色仕掛けなんかに負けないもん><
さすが国木田班長は違うぜ。やっぱり国木田班長しか勝たん!
◆モニターに手を強打する矢沢さん
これ絶対アクシデントだと思うんだけど、リテイクしないのはさすがw
◆矢沢「ウェイ!」
部屋に訪れた佐久間くんに対して。
何そのテンションw
その後も佐久間くんに対して腕ポンポンしたり。
矢沢さん、今回はちょっとテンション高め。
◆新藤「先生と生徒が? うわぁ~!」
禁断の関係にはしゃぐ新藤くん。
なんなんだ君は。先週の「間に合ってます」といい、初心なのか?
◆佐久間「これ、本当に調べますか?」
佐久間「これ……淡水です。あの……海水じゃなくて、こちら、淡水魚となっております」
登場初期に比べたら頼もしさがダンチの佐久間くん。無駄な労力を割く前に教えてくれる有能。
淡水魚と海水魚、ちゃんと見ればわかりやすいようになってたそうです。私はわからなかった……
◆釣り道具から違和感に気づく国木田班長
カッコいい!!!!!
切れ者国木田班長はどんどん見せていただきたい所存。
◆捜査ニカ
青柳さんの笑顔で捜査二課とわかる浅輪さん。さすが付き合い長いなw
◆浅輪さんの推理シーン
今回は結構ミステリ色強めの話だったので、浅輪さんが推理するシーンがある。
そして浅輪さんが優子さんを罠にかけるという描写も。
浅輪さんは名探偵、ってことか……
◆完璧な計画?
新藤 「いや、そうっすかね? 結構ヒントもらいましたよ」
浅輪 「おかげで水について、随分勉強させていただきましたよ」
新藤 「いやまさか、海水に成分の違いがあるなんて……」
二人 「ね?」
新藤 「海は深いっすね」
新藤くんがうまいこと言ってるw
完璧な計画なんてねーわ、と釘を刺す二人が強者の風格。刑事に嘘はつけませんな……
◆悪女だぁー!
旦那の資産を食い尽くし、殺人計画に加担し、挙げ句に旦那を殺そうとする。キャスティングに期待された通りの悪女ぶり。三津谷葉子はさすがだぜ!
国木田「かわいそうな人ですねぇ……」
小宮山「本当に救いようがないわね。あなたにかける言葉はもう何もない。これからは自分の犯した罪と、しっかりと向き合っていくことね」
私も国木田班長と小宮山さんに、冷めた目で説教すら諦められたい……(そうか?)
◆4年前のお茶
国木田 「これってさ、小宮山さんのデスクの上に4年前からある……」
特捜班が出来た頃……?
なんで国木田班長がそれを知ってるの!?
一般的に、お茶っ葉って2、3ヶ月~半年ぐらいの賞味期限が多いんだとか。
それが、4年前……?
新藤くんに便意、あながち気の所為ではないのでは……
小宮山さん、持って帰りなさい! 「いいよ、あげるよ」じゃねーんですよw
◆小宮山「それ、自分の手柄って言いたいの?」
浅輪 「あれ? そんな感じで聞こえちゃいました? ハハハハ、すいません、いやいや……いや、そんなつもりはなかったんですけれども……」
今回は浅輪さんのお手柄、でいいんじゃないすかね?
係長エミュのおかげ、というか。
まぁでも、浅輪さんのあの態度にちょっとイラッと来るのはわかるw
◆そして最終回に向けて――
村瀬さん、とうとう退院なのかな? とりあえず、よかった。
そして4話の犯人の話で今回は〆。
一体、どんな真実が待っているのか!
簡単雑感
悪女が本当に悪女でメインの犯行にも関わってた回。って、意外と珍しいかもしれない。
今回はミステリ色強め。犯人と誰かが入れ替わっている、という点で見れば4話と同じなので、これは意図的なのかな? 4話からの繋がりを示唆しているという。
ってことは、最終回も入れ替わりネタがある……とか?(たぶん、ないです)
小ネタも多く、独特のテンポで面白かったです。なんか『9』シリーズならではのミステリを見た感じ。
次回予告とか。
栗山千明ゲスト。佐野史郎さん、療養中だからかな……
最終回は拡大スペシャル。
村瀬さんは小宮山さんに何を言う?
WEB版予告にある小宮山さんのウェディングドレス姿は一体!?
次回、運命が……動くのか!? 楽しみだ!