第6話 呪われた絵
ゲスト:尾碕真花、冨家規政、二階堂智、長田奈麻
脚本:山岡潤平
監督:上堀内佳寿也
あおたえカッコいいアート回。
村瀬さんはお休みです!
この話の見どころ
◆踊る矢沢さん
妙子さんの歌を久々に聞けるからご機嫌の矢沢さん。いい人だな。
で、妙子さんの歌のジャンルはなんなのさ話。ムード歌謡じゃあねぇなぁ。ジャズなんだそうです。
妙子さんの歌、視聴者には聞かせてくれないのか? このご時世だからなのか? どうせなら聞かせてくれよー。
◆青ちゃん、女の子に抱きつかれる
浮気ですか青ちゃん!? 妙子さんというものがありながら!
と、白々しく言うまでもなく違う。青ちゃんは浮気なんかしませんしできません! そういうところが私は好きです!(告白)
恋人の妙子さんがショック受けてるのはわかるけど、なんで矢沢さんまで「青ちゃん」呼びでショック受けてるんだよw いや、ショック受けてるというか、あれは面白がってるのか? 矢沢さんの感情がわからない……!
◆青ちゃんと矢沢さん、死体を発見する
さっきまでゆるい雰囲気だったのに、女の子に助けを求められ、死体を発見したとなったらスッと刑事の顔になる二人がカッコよくて好き。
青ちゃんはその前の、荒れたアトリエを見たときからなんか察してはいたのかな……今回は青ちゃんカッコいい回。
◆早瀬川「あなたたち、そのへんの夫婦より夫婦っぽいしね」
未だ病院にニセ夫婦であることがバレてない、と語る小宮山さんへの一言。
そうか……早瀬川先生は未だにむらこみ推しだし、「夫婦っぽい」のはもはや周知の事実なのか……
これはもう、「むらこみに萌えない」私が間違っているのではないか。そんな気すらしてくる。別に萌え嗜好に正しいも間違いもないが、自分の嗜好がマイナーであることは認識しておいた方がよさそうだ。そうか……
小宮山さんは早瀬川先生に何を話そうとしていたのか。それも気になるんだが、早瀬川先生、モニターが真っ暗なPCに向かってキーボード操作してたけど、何してんの……?
◆青柳「班長ー! 村瀬みたいに足引っ張らないでくださいよ!」
「ひとりじゃ見落としがあるかもしれない」と小宮山さんが国木田班長を引っ張って捜査へ。班長は渋々ついて行ってたけど、まぁ普通、刑事さんは二人一組で動くって言うし……
そんな国木田班長に青ちゃんがかけた一言。今回は村瀬さんの出番が全くありませんでしたが、ラストといい村瀬さんの存在感はちゃんとありましたよね。不在を隠さないことで逆に存在感をアピールする演出、なのかな。青ちゃん、っていうかみんな、村瀬さんのこと大好きだな……
◆絵画に詳しい国木田班長
気になるのはわかるけど、捜査中に理由を訊くのは村瀬さんと同じノリ過ぎるよ小宮山さん! 私も理由は気になるけど! でも国木田班長、元々妙に博識だからな……
過去を濁された挙げ句、国木田班長にじっと見られる小宮山さん。「どういう感情?」
小宮山さんと国木田班長、噛み合わなさが面白いw 片付けられない人と几帳面なきれい好き、そりゃ合わないだろうな……ってのはある。
村瀬さんどうするんだ、小宮山さんの面白相方(!?)、国木田班長に取られるぞオイ! 早く復帰しろよ!
◆『特捜9』格付けチェック
浅輪さんと新藤くんの格付け、絵画チェック編。2億円の名作と20万円の贋作。新藤くんに軍配……と思いきや、ラストにどんでん返しが。
外れたと言われた途端、「事件とどういう関係があるんですかね?」と逆ギレする浅輪さんも人の子である。
本物を見破れたと新藤くんはちょっと得意げ。こちらも人の子である。浅輪さんを見やる目や笑顔が色々と物語り過ぎなんだよ!
◆毒親おかあさん
えりなさんを見て何かに気づいて考え込む青柳さん、を見て何かに気づく矢沢さん。このコンビ、矢沢さんの包容力なしには成り立たない。母親にキレる青柳さん、を抑える矢沢さんもまたその表れである。
カネ目当てのアルコール依存症っぽい虐待母。最悪だな……こんなのと向かい合わないといけないえりなさんが可哀想だよ。
◆「青ちゃんだよ~!」
私も青ちゃんから電話もらってこう言われたい。村瀬さんとは気が合わなくてスマンな……
えりなさんを気にかけ、妙子さんをそばに置く青ちゃんナイスプレイ。これがなかったら、ヒ素中毒で倒れたときも最悪の事態になってたかもしれないしな。
余計な気を使わせないようになのか、照れくさいのか、妙子さんに頼んだことを知らないふりする青ちゃんがね……カッコいいのよ……
わざわざ店長に相談してまで、そばに置いてくれる妙子さんもホントいい人。
今回のあおたえ分は少なかったとは思うんですが、青ちゃんと妙子さんが言葉少なくても通じ合ってる感があって、これはもう本格的に夫婦でしょ。妙子さんの名字は実質青柳だから。
今回、村瀬さんがいたら絶対怒られるようなことをしてると思うんだけど、それでもこういう青ちゃんはカッコいい。弱い者、特に女の子の味方の青ちゃんである。男性相手だともうちょっと厳しいと思うけどw
◆2億円と20万円の違いがわからぬ男
浅輪「俺はよ……2億と20万の違いがわからねぇ男だからよ……」
そうは言うけど、20万って結構大金では?
そう思ってたら、倫子ちゃんがフォローしてくれて、なんだよイチャついてんじゃねーよ!
倫子ちゃんヒントタイム。フランスでの修行が活きる……!
◆浅輪「佐久間のとこ」
とうとう呼び捨て始めたぞこの男……!
これから先、佐久間くんはこき使われ続けることが決定したようなもんだよなこれ。佐久間くん、頑張れ……!
◆パリグリーン
呪われた色の緑。なんかこの話、聞いたことあるな……なんだっけな、コナンくんの特別編マンガだったっけな?
カーテンからの視点でヒ素を取り込む日常、怖い……
毒を入れると色が美しく輝く。綺麗な色には毒がある。自然界とかでもそうだよね。こわいこわい。
◆才能の正しい使い方
浅輪 「君、才能あると思うよ。でも、人を殺すために使う才能なんて……俺は絶対、認めない!」
少なくとも、殺人に使う才能なんてものはないよね。そういう浅輪さんがカッコいい。
◆えりなさんを気にかける青ちゃん
スーツケースに腰掛ける青ちゃん、小さいな……(何がとは言わない)
えりなさんに言葉をかける青ちゃん。
青柳 「君は悪くないんだよ。君の人生は、君のものだ。だからお母さんにも、なんにも縛られる必要はないんだよ」
矢沢 「この間、青柳さん、『気に入った絵がないなら、自分で描けばいいのに』って言ってたんだよな……『その気になれば、なんでもできる』ってことだと思うよ」
えりな「……また来るかな? 青柳さん……」
矢沢 「また来ると思うよ。嫌になるほど」
えりな「ええ? ……やだ……」
そう言うえりなさんの笑顔が、全てを物語っている。ホント、青ちゃんと若い女の子の親和性は異常。また青ちゃんがひとり、女の子を惚れさせたよ……でも青ちゃんは妙子さん一筋なのである。罪な男だ。
妙子 「青ちゃんは、優しいね」
素直じゃないだけよな。ホント罪な男だぜ……!
◆カッコいい青ちゃん
の、絵。えりなさん作。
めちゃめちゃ美化されてんじゃん!(酷い)
妙子さんが爆笑するのも無理はない。むしろ、爆笑で済ませてる辺り、優しいとまで言える。
これ、矢沢さんと妙子さんの間でネタになるのかなーw そういう日常も見たいよね。
◆格付けチェックの真相
新藤くんの顔芸、からの絵画チェックの真相。
浅輪さん、実は本物を見破れていた。まぁ、いつぞやかの小宮山パンでも高級素材の味を感じ取れていたようだし、見る目とか感性は確かなのかもしれない。たぶん。
◆「画伯」
あっ(察し)
そこから何故か、村瀬さん似顔絵大会に移行。爆笑の渦が起こる。
みんなの描いた絵、見せてよ!!!!!!
どうやら次回予告を見る限りだと、次回の村瀬さんの病室に飾られているようですが……どれが誰のだよ!
簡単雑感
毒殺トリック、面白かったです。
えりなさんを気にかける青ちゃんがひたすらカッコいい回。また若い女の子をたぶらかして……!
みんなのわちゃわちゃとしたやり取りも面白かったです。格付けチェックとか、最後の似顔絵大会とかw
その分、えりなさんとお母さんの話はもうちょっと欲しかったかな?という気もあり。でも、「すぐには解決しないだろうけど」と未来への希望としたところには誠実さを感じたりもした。きっと、あの後も何かと青ちゃんがそばについててくれるだろうから大丈夫でしょう。
青ちゃんカッコいいな……という満足感はあったが、村瀬さんいないとやっぱり寂しいな。カムバック待ってるやで。
次回予告とか。
次回は数学者!
次回も天才の子どもが出てくるぞ! 今度は少年。
遺体が盗まれた!? なのにどこかポップというか軽妙な雰囲気が失われないのが『特捜9』の特色でありいいところなんだと思う。『科捜研』だとあわや猟奇殺人だからな……