とうとう今年で100話目を超える『科捜研の女』シリーズ。マジでおめでとう! 超おめでとう!
今まではご飯食べながらぼーっと見てたライトファン、本腰入れて見始めたのは一去年からという、言われなくとも超にわかファンですけど、すっげぇ嬉しいです。でも、旧の頃の再放送を見ると、「あれ、デジャブ……?」な話があったりするんだもんなぁ。どんだけ深層意識に刷り込まれてるんだ。
ってなわけで、以下はこれからこのドラマを見てみようかな? って人向けの、「勝手気ままに設定紹介」。
かなり私の偏見が入っているので、あまり真に受けないように。正確なことが知りたかったら自分で調べてくださいね!
とりあえずwikipedia→科捜研の女 -wikipedia
どこかが間違ってたらご指摘いただけるとありがたいです。直します。
所詮にわかです。まだ見たことがない話もあるぐらいのにわかです。
浅い知識で書きましたので、たぶんどっかに変なところがあると思います。
ディープなファンの方、いい加減すぎる設定紹介に我慢ならない真面目なファンの方は、
「コイツは偉そうに感想を書きながら、この程度の浅い理解だったのか」
「コイツ、このシリーズやあのキャラのことを、こう思っていたのか」
というぐらいの、ネタだと思って見てください。
まぁ、100話目ですから!
にわかファンによる、お祝い代わりのお祭り記事だと思っといてください。はい。
んだば、行ってみよう!
◆『科捜研の女』ってなぁに?
科捜研→科学捜査研究所の略称。
各都道府県警の刑事課に設置されている、科学捜査や証拠品の鑑定などを行う機関。
よく混同されるが、科警研(科学警察研究所)は警察庁所属なので、そこが違う。
『科捜研の女』は、京都府警科学捜査研究所に所属する研究員・榊マリコが主人公のミステリードラマ。
科学を武器に犯罪捜査をする、(変人)プロフェッショナル集団のお話です!
1999年から放送開始。現時点で10シーズン、3つの単発SPが放送されていて、この10月から待望の11作目が放送開始。
よく海外ドラマ『CSI』のパクリ扱いされるが、こちらの方が放送は先。
どっちも面白いと私は思うので、比べてどっちが上だの下だの言うのはやめてね。
以下、主観によるざっくばらんなシリーズ年表。
99年→科捜研の女 第1シーズン →全てはここから始まった
00年→科捜研の女 第2シーズン →マリコさんと準子さん同居
01年→科捜研の女 第3シーズン →宮前所長と光子さんレギュラー入り
02年→科捜研の女 第4シーズン →木場さん殉職、ここでシリーズを一旦区切る
・これ以降、大幅なキャスト、設定変更が行われタイトルに『新』がつく。
04年→新・科捜研の女 第1シーズン(第5シーズン) →現在のレギュラーがほぼここで固定される
05年→新・科捜研の女 第2シーズン(第6シーズン) →宮前所長栄転、光子さん産休、マリコパパレギュラー入り
06年→新・科捜研の女 第3シーズン(第7シーズン) →現時点で唯一DVD化されている
08年→新・科捜研の女 スペシャル
新・科捜研の女 第4シーズン(第8シーズン) →風丘先生レギュラー入り
・タイトルの『新』が取れる。設定変更は特になし。
09年→科捜研の女 第9シーズン →平均視聴率14.7%記録
10年→科捜研の女 スペシャル
科捜研の女 第10シーズン →念願のサウンドトラック発売!
11年→科捜研の女 スペシャル
科捜研の女 第11シーズン →合計100話突破! ついでに初の2クール&冬クール放送! いぇい!
便宜上、ここでは基本的に通算のシーズンで名称を統一します。
そして99年~02年までのシーズンを『旧科捜研』、04年以降のシーズンを『新科捜研』と呼びます。
【2011年スペシャルまでのレギュラー】
【榊マリコ】(沢口靖子)
本作の主人公。京都府警科学捜査研究所所属の法医担当。第2シーズンでは女性初の主任として新聞に大々的に報じられている。血液型は「変人」のB型……になっているけど、第1シーズンでは実はAB型だったりする。
モットーは「科学は嘘をつかない」。光子さんいわく、「根っからの科学バカ」と言われるほど、科学捜査には人一倍信念とプライドを持っている。ただし、真理は科学を扱う人間次第だということもちゃんと理解している。
専門である法医学以外にも、科学知識全般に強い。記憶力・視力・聴力・嗅覚ともに確かで、徹夜してもケロッとしているだけの体力、死に掛けても数日で回復できる生命力も持つ。
仕事上では非常に優秀だが、私生活では「潤いがない」仕事人間。そして、案外ガサツで空気が読めない。
バツイチで、相手は元京都府警刑事部長の倉橋さん。彼が刑事部長だった頃は、私情交じりに対立することも多かった。
料理が苦手で、その下手さは普段無口な研究員が「不味い」と喋るほど。一人暮らししていた時は、主食がカップラーメンだった。
ついでに芸術にもとんと疎いらしく、カラヴァッジョのことを「カルパッチョ?」と聞き返すほど。「マーちゃん、昔っから芸術オンチなんだから」(byマリコパパ)
性格は基本的に猪突猛進。一度突っ走り出すと周りが見えなくなり、その被害に遭うのは大体刑事課と科捜研の人。捜査経費を使いすぎと、光子さんに怒られるのはしょっちゅう。
最近は少し大人しくなったものの、必要以上に捜査に首をつっこんで、犯人に殺されかけたり脅されてみたり、灼熱地獄を体験したり事件に利用されたりなど、危険な目に遭うこともある。
事件の被害者や犯人には同情的な面がある「意外にロマンチスト」。
それ故に理不尽な言い分の相手には激昂することもあり、ビンタをかましたりつかみかかったりするなど、結構感情が表に出やすい。それは性格がややクールになった新・科捜研以降でも同様。
愛車は黄色の可愛いシティサイクルだったが、どうやら最近はモスグリーンの折りたたみ自転車に変わった様子。車の免許は持っていない(合宿までしたが取れなかった)。
現在は一人暮らしだと思われる。
母のいずみさんは横浜でお留守番中だが、たまに遊びに来ることも。
ちなみに家は『京都日報』を取っている。
【土門薫】(内藤剛志)
第5シーズンから登場した、京都府警捜査一課の刑事。巡査部長。奥さんとは死別している。
過剰暴力が原因で様々なところをたらい回しにされていたところ、佐久間刑事部長に拾われる形で京都府警へ。
最初は科学捜査を信じておらず、マリコさんと対立するものの後に互いの信条を理解し合い、その後は時に対立しつつも協力、信頼し合う仲。土門さん本人曰く「戦友」。刑事部長などには、マリコさんと似た者同士扱いされることも多いが、本人たちはそれを否定している。
第5シーズンでは革のジャケットにジーパンとラフな格好で、関西弁を話す超暴力熱血刑事だった。その暴力っぷりは、思わず犯人の方を心配してしまうほど。アメ好きなのかドロップ缶を持ち歩き、時たま人に配っていた。
その翌年のシーズンから、特に説明なく今のスーツ姿+標準語になった。アメちゃんを食べることもなくなり、やや性格も落ち着く。が、たまに昔の暴力っぷりが出ることも。
ちなみに、ネクタイの色は赤系が多い(熱血キャラだから?)。
団体行動が苦手な一匹狼で、よく単独捜査をしている。でもきっと、それは経費削減のせい。
射撃が得意と思われる。
腹を刺されたり、致死率100%のウイルスに感染しても命拾いする悪運と、数日で回復する体力の持ち主。
ちなみに旧・科捜研では、土門さんそっくりなプロファイラー、武藤要さんが出ていましたがそれは別人です。
どう見ても同じ人? いいえ、別人です。
【乾健児】(泉政行)
京都府警科学捜査研究所所属の、物理担当の研究員。画像解析、銃器鑑定、交通事故解析などを行う。電子機器などにも強い。
基本的に真面目に仕事に取り組んでいるものの、そのせいかマリコさんに1番振り回されコキ使われている『マリコさんのペット』。わん!
本人はその扱いに不満がある様子だったが、最近は慣れたのか言うのは無駄と悟ったか、それについての愚痴が減っている。残念だ。
マリコさんのKYっぷり、天然っぷりに対するツッコミの役割も持つ、おそらく科捜研の中では1番の常識人。
普段は冷静だが、第9シーズンに起きた友人がらみの事件では、真犯人に激昂しつかみかかろうとしたこともある。
どうやら「さやか」という名前の彼女がいるらしく、どうやら今でも関係は続いている模様。
ちなみに彼が主に使う部屋にいる人形は、色々おかしなポーズをしていることがある。
【日野和正】(斉藤暁)
京都府警科学捜査研究所所属、文書鑑定担当。
太っていることを気にしてカロリー制限やダイエットに勤しむ割には、何か食べていることが多い。甘い物もお酒もいけるクチ。そのためか、食べ物に関する知識も豊富。
頭髪は後退気味。
普段はのほほんとしているが、友人がらみの事件ではマリコさんにキレたり、子どもや女性が被害者の事件では熱くなっていたりと、人情家で正義感が強く、お人好し。涙もろい一面もある。
マリコさんに振り回されることが多く、よく睡眠時間を削られている。ぼそっとそれに対してツッコんでいることもしばしばあるが、最近では、振り回されるのに慣れてきてしまっている模様。
東京から単身赴任してきていて、奥さんと子どもがいる。東京へ行く時には里帰りを兼ね、お土産片手に家へ寄るらしい。
風丘先生が来てからは、その差し入れに真っ先に飛びつく反面、同じように甘い物に目がない彼女に自分のお菓子を取られてしまうことがある。
ちなみに、第1シーズンにいた研究員、榎戸さんとは別人です。同じ人にしか見えない? 別人です。
2011年スペシャルでは、所長に昇格した。
【吉崎泰乃】(奥田恵梨華)
2010年シリーズより登場した、科学捜査研究所研究員(民間の研究所から官民交流の一環として派遣された)。
研修早々からその科学知識を活かし活躍したため、派遣期間の延長が決定。2011年のスペシャルでは、正式に民間企業を退社し科捜研への配属が決定。
真面目な性格で、どうやら少々天然ボケっぽい。
そのためか、
「じゃあ、マリコ!」
「乾さんが犯人なんですか?」
等の大物天然発言をすることもあるので、今後のボケ、もとい活躍に期待されるところ。
【宇佐見裕也】(風間トオル)
2011年スペシャルから登場の、科学捜査研究所研究員。航空科学研究所出身なので、航空関係や気象関係の知識に強い。
父を亡くしたばかりで、独り身になる母のことを思って京都に帰ってきたという。
そういえば、DVD化されている第7シーズンで、よく似た人が……いえいえ、別人ですよ?
【権藤克利】(高橋光臣)
2010年から登場した、土門さんの部下刑事。シーズンをまたいで登場する、2人目の刑事さん(1人目は木佐貫さん)。
基本的に土門さんの命令には忠実だが、とある回の川辺での血痕捜索時には「1年以上も前の証拠なんか出ないよ……」と愚痴をこぼしてたりもする。
ちなみに中の人いわく土門さんは「相棒」であり、権藤刑事は「土門さんの代わりに体を張っていく」役割であるらしい。
【佐久間誠】(田中健)
京都府警刑事部長。綺麗好きで、よくコロコロをかけている。
科捜研や土門さんが警察組織に不利な事実を見つけた際には対立することもあるものの、基本的には良識があり真面目。
自称「世渡り上手な方」だが、お人よしな分、損をするタイプ。
科学捜査にも理解を示し、なんだかんだで2人を信頼しているせいか、彼の人脈の広さなどはマリコさんと土門さんが捜査する上で利用されることも多い。それ故、しばしば「またか」とぼやく。
マリコさんと土門さんを似た者同士扱いし、「君たちはいいコンビだな」と言った(しかし、本人たちには即座に否定される)。
【風丘早月】(若村麻由美)
洛北医大、法医学教授。第8シーズンより登場。娘と息子がひとりずついる。結婚指輪は金色。夫は「捨ててやった」といいつつ、実は行方不明になっており……
性格は陽気で暢気で天然。その明るさは、重くなりがちな話を救ってくれる一服の清涼剤。遅刻癖があり、マリコさんに笑顔で「遅刻は先生の専売特許」と言われたことも。
仕事上では非常に優秀で、マリコさんとは良いパートナーシップで結ばれている。
が、仕事熱心なマリコさんに振り回されることも多く、朝の5時にたたき起こされて解剖依頼なんていう無茶苦茶な要求されたり、それについて本人に忘れられたりしている。でも、なんだかんだ言いつつ許してくれるいい人。
無類の甘い物好きで、科捜研に解剖記録を届けるついでに差し入れのお菓子を持ってきてくれる。その時、日野さんのお菓子をひょいと食べてしまうこともある。特にバウムクーヘンやケーキが好きで、娘とケーキバイキングに行くのが趣味。
娘の亜矢ちゃんは、登場した3回とも重要な役割を果たした、地味にキーキャラな子。
一方、息子の大樹くんは、1回しか登場できていない。
【過去の『新科捜研』に登場していたレギュラーで、私が好きな人】
【土門美貴】(加藤貴子)
京都府警科学捜査研究所所属の映像・データ研究員。
明るく元気な、土門さんの年の離れた妹。第5シーズンでは、土門さんが押しかける形で同居していたが現在は不明。
以前は婦警だったが、第6シーズンで産休だった光子さんの代わりに、事務担当として科捜研へ出向。
その翌年、いきなり研究員になっていたが詳しい経緯は不明。おそらく、科捜研に入り浸る内に科学捜査に魅せられたと思われる。
そんな経緯だが「科学捜査には誇りを持っている」と第8シーズン最終回で発言していることから、かなりマリコさんに影響されている模様。それでなくとも、マリコさん大好きっ子なんじゃなかろうかと個人的には思う。ちなみに、第8シーズン最終回時点では「科捜研に入ってから3年」らしい。
マリコさんと土門さんがくっつけばいいなー、と思っているらしいが、それらしい発言をしていたのは第5シーズンのみ。
2010年のシリーズ初回で、東京で精神保健福祉士の資格を取得するために退職。しかし、どうやら手のかかる兄を残して京都を去ることには、少し心残りがあったらしい。またゲスト出演でもしてくれないかなぁ。
【榊伊知郎】(小野武彦)
第6シーズンに異動してきた、京都府警科学捜査研究所所長、化学担当。異動してきた理由は、過去のとある事件が関係していた。
以前は大学で考古学を研究していた。その時のフィールドワークの経験が活きているのか、専門分野である化学以外の雑学に関しても、知識量はかなりのもの。
実はマリコさんのお父さん。彼女は彼の背中を見て育ってきた。
そのせいか、彼のちょっとズレた天然ボケなところ、割と口の悪いところ、科学に対する飽くなき探求心と知識はちゃんとマリコさんに受け継がれている。
何で「マリコ」と名付けたのかは忘れてしまったらしい。たまに昔のクセで、マリコさんを『マーちゃん』と呼ぶ。
性格はマイペース。特に娘のマリコさん相手だと結構キツいことも言うものの、根は親バカ。ネーミングセンスが素敵で舞妓さんが好き。第6シーズンでは喫煙者だった。
妻のいずみさんとは今でもラブラブ。父さんから惚れたらしい。
2011年のスペシャルで、新設された「科学鑑定監察所」へと転出。来た時と同様、去る時も唐突なお人でした。
【小向光子】(深浦加奈子)
第3シーズン~08年SPまで登場。旧科捜研~新科捜研をまたいで登場したレギュラーのひとり。
科捜研の事務・経理担当。
第3シーズンでは小学生の息子が、第6シーズンでは生まれたばかりの子どもが登場している。
明るく口うるさいが、根は優しい。重くなりがちな話に明るさと一息を入れてくれる、一服の清涼剤的存在。
だが経理担当で主婦なので、お金のことには人一倍厳しく、捜査経費についてはいつもマリコさんや科捜研のメンバーと熾烈な戦いを繰り広げていた。彼女の言動がマリコさんにヒントを与えることもあった。
第6シーズンでは産休を取っていたが、最終回で復帰。その後第7年シーズン、08年SPに出演していた。
08年SPで、マリコさんを指して曰く「根っからの科学バカ」と言った。
個人的には、『使命感が強い』よりこっちの方がマリコさんにはしっくり来るなーってことで、すごくお気に入りの台詞だったりします。
第8シーズンが放送された年、演じていた深浦加奈子さんが鬼籍入りしたため、それ以降の作品内では特に彼女の存在に触れられないまま。
【宮前守】(山崎一)
第3シーズン~第6シーズン初回まで登場。京都府警科学捜査研究所所長。
基本的には事なかれ主義で、無茶をしがちなマリコさんについていつもぼやいている。しかし、正義感はあり科学知識も豊富。彼のデスクの後ろには、「科捜研は縁の下の力持ち」などの標語が掲げられていた。
第6シーズン初回で、大型放射光施設のスプリング8に超・栄転。その後任が前所長の伊知郎さん。ちなみに、本当に初回の最後までその発表をさせてもらえなかった。
宮前所長の口うるさい感じも好きだったなぁ。
【杉内亮】(半田健人)
【寺原智則】(溝呂木賢)
第5シーズンに登場した、土門さんの部下刑事。
最終回で、マリコさんに「土門さんみたいになっちゃうわよ」と言われ、
「はい」と答えた方が杉内くん。
「それはちょっと……」と答えた方が寺原くん。
アホの子2人って感じで、結構よかったなぁ。
【谷口朝男】(丸山智己)
第6シーズン初回~4話、9話に登場した土門さんの部下刑事。生真面目だが少々アホの子。
でも逆にそこが可愛いタイプ……だと思う。個人的にはすごく好きでした、この人。
4話で所轄に異動になるものの、9話で再び登場。合同捜査をした。
【木佐貫直巳】(森本亮治)
第6シーズン4話~第7シーズンに登場。土門さんの部下刑事。
高校に聞き込みに行った時、女子生徒に周りを囲まれ写メを撮られまくる程のイケメンで、どうやらそれについて自覚もある模様。色黒。
真面目な性格で目立たないけど、結構この人もアホの子だと思う。なもんで、結構好きです。
【米倉太】(草川祐馬)
洛北医大助教授(准教授)で解剖医。第3シーズン~08年SPまで登場。
関西弁を話す、気のいいオッチャンタイプ。マリコさんの押しに弱い。
ちなみに、彼を演じた草川祐馬さんは、昔アイドルでした。
【榊いずみ】(星由里子)
マリコさんのお母さん。現在は横浜で一人暮らし。専業主婦。
第3シーズン~第4シーズンではレギュラー、その後の『新・科捜研』シーズンでも度々登場する準レギュラー。
旧科捜研では、木場さんに対して恋愛感情があったらしい。
しっかり者だがマイペースで、登場すると、マリコさんのペースをひっかき乱す数少ない人物。
マリコさんと伊知郎さんのことは遠く離れていてもちゃんと心配している。作るご飯は美味しそう。
鋭い嗅覚と、確かな記憶力の持ち主。マリコさんのことをたまに『マリちゃん』と呼ぶ。
旧シーズンではケンカして家を飛び出してきたりもしていたが、夫の伊知郎さんとは今でもラブラブ。
【『旧科捜研』に出ていたレギュラーで、私が好きな人】
いや、みんな好きなんですけど。書ききれなかったり、にわかだったりするもんで、一部の人だけ。本当にすみません。
【木場俊介】(小林稔侍)
旧科捜研に登場。捜査一課の刑事。階級は警部。妻とは死別している。
当初は科学捜査の必要性を感じていなかったため、マリコと対立するものの、彼女の熱意に触れる内に互いを理解し、信頼し合う関係に。
一時期、交通課へ飛ばされたこともあるが後に復帰。
地に足が着いた捜査と長年の刑事のカンで、着実に真実へと迫るタイプ。
第4シーズンで余命わずかなことが明らかになる。
同シーズン中に着々と死亡フラグを打ち立て、最終回にてある事件により殉職。
殉職後も第5シーズンの前後編に登場、とある事件の容疑者になってしまう。
マリコさんの中に、今でも木場さんは生きている……んですよね? 木場さんの迷宮箱とか、その後、全然描かれなかったよなぁ……
ちなみに、旧科捜研にいた眼鏡っこ婦警さん・黒井千佳は、木場さんの中の人の娘。地味に別役で、新1の木場さん回にも出ています。
【鶴田幸太郎】(遠山俊也)
第3シーズン~第4シーズンに登場。科捜研研究員。
マリコさんには「鶴ちゃん」と呼ばれてよく振り回されたり、それに対してツッコんだりしていた。確かアニメ好きだったかな。
仕事上では優秀で、鋭い指摘をすることも。
学生時代に憧れた先輩が事件の犯人だったこともあり、どことなく幸薄いというかなんというか。
ツッコミのセンスとノリが好きなんだよなぁ、鶴ちゃん。もう1回くらい出ないかなー。って、再放送見てたら思った。
【白鳥望湖】(長江英和)
第3シーズンに登場。科捜研研究員。背が高く、あまり喋らない。
結構マリコさんの捜査には協力的だった。けど、基本的に無口だったのでそこらへん詳しくはわからない。
1話に1回声を出し、「喋った!」と周りが驚くのがお約束。
ちなみに、マリコさんの作った料理(煮物だったっけ?)を食べて「不味い」と呟いた。
【高野美華】(羽野晶紀)
第2シーズンに登場した監察医さん。バリバリの大阪弁を喋る、明るく働くママさん。子持ちなのでサービス残業は(基本的には)しない。さっぱりした性格。
まだ当時普及したばかりの携帯電話をバリバリ使いこなしていて、メールを電卓のように早打ちできる。あの打ち方はさすがに無理だろう。
7話で事件に巻き込まれて負傷、最終話まで入院する羽目に。
【城丸準子】(伊藤裕子)
第1シーズン~第2シーズンに登場した女刑事。マリコさんとは迷コンビ。
真面目でクール、でもマリコさんに対しては結構容赦なくツッコむ。
第1シーズンでは彼女の元夫と恋愛関係になってたけど、倉橋さんの異動で結局うやむやに。
結構いいマンションに暮らしている(と思う)。第2シーズンでは、そこへいきなりマリコさんが押しかけてきて、彼女と同居する羽目になる。
そこで自分の服を勝手に着られるわ、レンタルビデオを延長する羽目になるわ(しかもそれが原因で事件に巻き込まれるわ)、事件の目撃者の子どもを泊めることになり家の中をめちゃくちゃにされるわ、まぁ色々と振り回されていた。いや、元々振り回されてはいたけども。
ワインが好きなようだが、どうやら味についてはよくわかっていないよう。
マリコさんと準子さんの凸凹美人コンビも好きだったんだけどなー。もう1回、ちらっとでいいから出ないかな。
【新山智美】(榊英雄)
第4シーズンに登場した捜査一課の刑事さん。マリコさんとは迷コンビ。
真面目だがぶっきらぼう。口は悪いが正義感は強く、根はいい人。
最初は科学捜査の必要性を認めていなかったが、後に理解し、マリコさんと協力体制に。第4シーズン最終回では、まさかの活躍を見せる。
突っ走りがちでボケ気味なマリコさんへのツッコミ役。ちょっと抜けているところもあるが、頭は悪くないと思う。でもたまにボケる。
ちなみに、旧4当時で29歳の設定だそうです(東映・旧4サイトより)。
ごめん、「嘘ぉ!?」って声に出た。マリコさんと同い年ぐらいの設定かと思ってた……
【武藤要】(内藤剛志)
第2シーズン~第4シーズンに登場。元京都府警科学捜査研究所のプロファイラー。後に直木賞作家へ。
代表作は『科捜研の男』。どうやら人気作のようで、後の第9シーズンでは密かにドラマ化されていたりする。
木製のパズルに勤しんでいたり、家の中は熱帯植物であふれていたり、その他諸々、基本的に変な人。マリコさん曰く「美味しいとこだけ持っていく」。
しかしさすがプロファイラー、事件に関しては結構鋭く、彼の発言がマリコさんにヒントを与えるのがお約束だった。
この人の胡散臭い雰囲気は好きだったんですけど……もう出ないですね、そうですね。残念。
え? 刑事になってるだろって? 何のことです?
◆『科捜研の女』って、どこが面白いの?
あくまで個人的な意見ですので、参考程度に。
・登場人物がみんな変な人
仕事上ではプロだけど、基本的にみんな、私生活では変な人!
主人公のマリコさんは、お仕事はできるけど私生活はダメダメ。人の家に勝手に転がり込むわ空気は読めないわ料理は作れないわ主食はカップ麺だわ。
でも、仕事上では優秀なんです。
そんな『科捜研』という『プロフェッショナル』な職場に勤める個性的な人々が、いかに事件を解決するか? っていうドラマなのです。
最近はそんなプライベート要素が減っちゃって、悲しい限りですけど。
・ハイテク!
「科学でそんなことまで出来るんだ! わかるんだ!」という、ある種のトンデモ科学を使う科捜研の皆さん。日々犯罪捜査は進歩してるんですね。
「いくらなんでもそんなことはできないだろう」というあなた。わかっていませんね。
いいんです。これはドラマなのだから。面白ければいいんです。うん、面白ければ。
・でも、人々は情緒豊か。
捜査する側だってされる側だって人間なのです。色々悩むし思うし感じる。そんなハイテク捜査+人間ドラマのブレンドがポイントかなと思ってます。
・人情ドラマもミステリーも硬派な話もトンデモネタ回もあるよ!
『科学』と色んなタイプのドラマの融合が、このシリーズの魅力だと思ってます。
色んな話が出来る、その懐の広さはさすが長寿シリーズですよね。
・京都の街並み
地味だけどこれは大事。しっとりしたドラマには、やっぱり落ち着いた京都の街並みですよね! 京都の四季万歳!
◆科捜研の人間が現場に出るワケねーじゃんpgr 刑事じゃねっつーの
そんなこと言ったら、世の中の2時間サスペンスの8割が成り立たなくなっちゃうだろ。
探偵や新聞記者、検事に弁護士、窓際部署の警察官や副署長、舞妓さんだって事件を解決してる世の中だもの ホイミン
そんな感じですよ。ええ。
◆何で主要キャストがみんな標準語なの? 京都が舞台なのにおかしい!
この枠は基本的に皆そうなんです。そういう枠だと思って諦めてください。
ちなみに、第5シーズンだけは時たまマリコさんと土門さんが関西弁(多分、中の人の方言の大阪弁?っぽいアクセント)喋ってました。でもすぐに喋らなくなっちゃったんだよなぁ。残念。
◆なんか設定がまちまち?
長いシリーズなので、シーズンごとに結構設定やレギュラーが細かく変動しています。
特に旧科捜研→新科捜研の際には、マリコさんと一部除いてほぼレギュラー総入れ替え、内藤さんのキャラ変化、そしてマリコさんのキャラもコミカル系からややクール系に変わっています。
微妙に設定が違うので、パラレルワールドだよ説といいや、ちゃんと繋がってるよ説があるらしい。
私としては、細けぇこたぁどうでもいいんだ! 楽しめればいいんだ説を推します。え、違う?
◆なんか、同じ役者さんが違う役で出てるんだけど……
◆内藤さんが着流し着てたり刑事だったりするんだけど
◆斉藤さんってカツラの人?
◆ぶっちゃけ、宇佐見さんって殺人犯だよね?
世の中には、自分と同じ顔の人が3人いるってばっちゃが言ってた。
◆オススメのお話教えて!
全部。
とか言うと、元も子も身も蓋もへったくれもないので。
とりあえず唯一DVD化されてる第7シーズンを見てみて、「面白い!」って思ったらせっせと再放送見てください。現状ではそれしかないです。
第7シーズン辺りは脂が乗ってた時期なので、個人的にオススメです。興味があったら是非是非見てみてね! と、宣伝しておく。
◆再放送とか、どこで見ればいいのさ?
テレビ朝日系列の番組表を隅々までチェック! BS朝日でもやっていることがあります。
CSが見られる人は、他のテレ朝系番組の再放送も合わせて見られる、有料CSチャンネルの『テレ朝チャンネル』との契約をオススメ。地上波では滅多にない、第1~第2シーズンの再放送が高確率で見られます。
お前は契約してるのかって? したくともできないんだよコンチキショー
◆DVDの特典ってあるの? モノによっては買ってやらんこともない
ボックスではなくバラ売りなので、各巻に映像特典があります。
内容は、キャストインタビュー、キャスト相関図、予告CM、劇中に出てきた科学捜査用語の解説。
ちなみにキャストインタビュー内訳
1巻は沢口さん(マリコさん)
2巻は小野さん(マリコパパ)&斉藤さん(日野さん)
3巻は深浦さん(光子さん)&加藤さん(美貴ちゃん)
4巻は泉さん(乾くん)&森本さん(木佐貫くん)
5巻は内藤さん(土門さん)
個人的には、結構インタビュー楽しめました。
◆それ以外のグッズって出てないワケ?
2010年9月1日、とうとう待望のオリジナル・サウンドトラックが発売されました!
キタ―――――(゜∀゜)―――――!!!!
評判も上々、ということで、ぜひぜひ購入して川井憲次サウンドを楽しんでね! と宣伝しておく。
その他には2009年10月号の『月刊ドラマ』に、第9シーズンの4・6・9話のシナリオと、その話のライター・櫻井武晴氏のコメントが掲載されています。見たい人はバックナンバーを頼もう。
◆とりあえずここまでの内容を三行でまとめろ
・みんなカッコよくて可愛くて素敵
・ハイパー科学万歳
・面白い!
この記事を見て、「なんだよ、面白そうじゃん。木曜は暇だし、見てやろうか」って人が増えてくれたら嬉しいです。
まぁ、そんなことしなくとも超人気シリーズなので今更ではありますし、こんなブログの影響力なんて無いに等しいんですけど(´・ω・`)
なんかにわかファンなりに、書いてみたくなっちゃったんです。ごめんなさい。マジで調子乗ってごめんなさい。
ってなわけで。どうぞ変なところがありましたら、びしばしツッコミ入れてやってください。よろしくお願いします。