テレ東・船越英一郎主演「刑事吉永誠一」シリーズ、12・28完結へ
マジすか。俺のかわいい人妻忍が。
連ドラ第2弾は見そびれてしまったんだよな……
ということは、年内最後の2サスはこれになるのか。扱いとしてはスペシャルドラマだけど。
「ファイナル」と銘打たれてシリーズを終えることができるのは、寂しいけどきっと幸せなことなんじゃないかなと思う。物語はやっぱり終わりがあるからこそのものだから、きっちりエンドマークを打てることは、その話を作る上でとても大事なことだと思います。
よし、見よう。みんなで定時ダッシュ。
誰得2サス感想ー。
評価は
◎(名作!)
○(良作)
△(微妙)
×(ダメ)
はぐれ署長の殺人急行 九十九里浜迷宮ダイヤ
△
いきなり本編の話じゃないんですけど、来年1月から月曜名作劇場が夜8時からの枠に移動ってなんだよ(本編後の予告より)。その第1弾が、内藤さんが主演の新・十津川警部シリーズ。マジかよ。
なんか金プレ枠も時を同じくしてまた夜8時からの枠になるらしいし、なんでそんな、皆で生き急ぐの……金プレなんか結構前にも夜8時からにして、んですぐにまた夜9時からの枠に戻してたじゃねーかぁー! っていう。夜8時からだと、観られるか微妙なんだよ勘弁してくれw
ここから本編の話なんですけど、恵が初主演ってことで、事件解決パートがどう見ても『ひるおび!』である。ワイドショーのボード解説そのものである。あのセット、全部わざわざ手作りなのかw
最近、相方の石ちゃんとの不仲疑惑を一蹴してましたけど、だからってわけじゃないけど演技が石ちゃんに似てるなと思った。笑顔が全く信用ならんところとかが。
たぶん、作中での扱いも「いい人なんだけど、超エリートに上り詰めただけあって底知れないところがある」みたいなキャラなんだと思う。面白かった。内容はキッツいこと言ってんだけどなんかいい人っぽく見えちゃう、でも信用はならん、みたいな感じで。飄々とした感じがよかったなぁ。
平山あやとか、西村和彦のキャラもかわいかった。あのいすみ西署の面々のキャラがよかった。ほのぼのしてたわ。殺人事件なのに。
話的には、ほぼテンプレ展開っつーか意外なところが全くなかったのが逆に意外。アリバイトリックも犯人も動機も、だいたいが視聴者の予想通り。
『ひるおび!』パロといい、10~15年前ぐらいって、こういう主演が本業役者さんじゃない方がやってたり、そのぶっ飛んだ属性なんかをパロ的に作中に取り入れてたりするシリーズも多かったよなーみたいな、そんな懐かしい気持ちに浸れました。
『家政夫のミタゾノ』最終回。
ミタゾノさんは嘘を暴くのが上手いので、どうやれば嘘がバレないのかもよく知っている。ポイントは事実と嘘の配分を間違えないこと、と。
そして上手に人を欺くコツは、一度タネがないことを見せて油断させてから、そこにタネを仕込むこと。マジックの基本だって金田一少年が言ってた。
ミタゾノさんは最後までえげつなくてよかったなぁ。最終回は特にえげつなかったと思うw セミナーの形で暴く必要なんか、本当にどこにもないんだよなw 奥さんにかける言葉も辛辣で草。
そして、あの砂浜での相撲は、毅くんが話してた内容そのままコピーしてるだけなんだよな実は。そしてミタゾノさんはしっかりその話を部屋の外から盗み聞きしてたのがちゃんと映ってる。そこのところ、作りがものすっごいフェア。下手なミステリよりも作りがフェアだと思う。
妻・息子の話と、妹が死んだ話はミタゾノさんの仕込みによる家政婦の皆さんの妄想でしか繋がってない、つまり元々別々のもの。それを上手いことひとつに見せかけて周りを誘導するミタゾノさん、本当にあくどくて大好きw
ココリコ田中とミタゾノさんは似てるよねネタを作中でやっちゃうっていう。こういう、楽屋落ち一歩手前のネットでの評判も話に取り入れても上手く消化できるって、本当にすごい。
しかし、ココリコ田中の顔も画像加工すれば、TOKIO松岡になるのか……(そうじゃない)。世の男性にも女性にも希望を与える最終回でしたね。ミタゾノさん曰く「似てねぇよ」(ドスのきいた声で)らしいですけどw
えみりちゃんは最後までアホかわいかった。前々回でミタゾノさんがえみりちゃんの家をぶっ壊したのって、やっぱり扱いやすいから手元に置いとくと色々便利とかそういう感じなのかなw
所長の余貴美子も、他の同僚の家政婦さんたちも、みんなわちゃわちゃとしてていい味出してた。かわいかったよなぁ。
単純にいい話で落とすんじゃなくて、主人公のミタゾノさんがえげつないこともやるんでダークだったりそれがいきすぎてシュールなコメディになってたり、でも最終的にはきちんと家庭再生の話に落とし込んでて、細部まで含めて本当に面白かったです。家事ネタがストーリー中で大事な役目を担っているのも非常にオシャレ。
『ドクターX』とは違った意味で、パワーあふれる作品だったなぁ。予想以上のスマッシュヒット作品だった。ミタゾノさんが「また会う日まで」的なこと言ってたんで、是非スペシャルなり続編なりを観たい。面白かったー。
最近、やることもやりたいことも多くて、若干どころか4割ぐらいキャパオーバーしてる感じがします。自分のキャパシティのなさに絶望するわ。
年末か。年末だからなのかー!?
忙しない気分になるだけなので、年末年始は大嫌い。クリスマスが終わったら、年末年始ハッピーニューイヤーとかやってないで即仕事始めでよくないですか。いや、むしろ仕事納めなんかしないから、仕事始めなんていう概念すらいらない。お正月特番もいらない。私は普通に『科捜研』通常放送と2サスが観たい。
そんなこの上ないワガママを呟きながら冬の寒さに身を縮こまらせてます。
体が冷えると体調崩すって本当なんですね。この歳になって初めて思い知りました。温かい飲み物と貼るカイロに助けられそうな今冬。
そんな感じで温かいものを求めているからか、何故か唐突に『京都地検の女』第8シリーズの3話、赤い帯の回を見たくなって、録画ディスクひっくり返して探し出して観たら、もうなんか……ロマンチックすぎて呼吸困難です。
たぶん、これが俗にいう「エモい」だ。エモくて呼吸困難になるんだ。
これは夏放送のシリーズなので夏の話なんですけど、冬に観ようがなんだろうが名作。
こういうロマンチックっていうか、現代のおとぎ話をガチでやってくれるところが本当に好きなんだよ『京都地検』。一方で鶴丸さんが精神的にフルボッコになるような暗い話をやったり、そうかと思えばカラっとパワフルかつしんみりと人情話やってたりも好きだったよ『京都地検』。
しっとりした情緒的な話、じっくり1時間見たいっすよね。なんか知らんが、身体がロマンチックを求めている。冬だからか。冬は寒いから、色々欲しくなっちゃうのか。どうなんだ。
とりあえず今は、岩下脚本繋がりで『科捜研』第15シーズンの2話が観たくなったぞ。スーパービジョンとか菩薩と猟犬とかのアレ。
でもここから観ていったら、「あっ、あの話のこと思い出した。次はあれを観よう」ってなって際限なく時間を潰していきそうなので、諦めました。
……こういうことをやってるからキャパオーバーが加速するんじゃないかって、薄々自覚はしてます。
年末年始でいいことは、録画やらDVDやらをまとめて観る時間があることぐらい。
『ミタゾノ』さんも最終回が終わり、『キャリア』も最終回を残すのみ、『逃げ恥』だってもう終わりが近いし、『科捜研』も相馬さんが卒業するしで、年末年始が来るのはやっぱり寂しいものがあるなぁ。
2016年も終わりか。色々なことがありすぎて、あっという間だったのかなんだったのか、もはや何をどう言っていいのかよくわからん。