【特捜9 season3】第10話(最終回) 感想

特捜9
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LAST CASE 殺しの手帳

ゲスト:佐野史郎

脚本:徳永富彦
監督:田村孝蔵

 遅れに遅れた最終回感想。
 私は大満足です。

全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ

 自らの務めから逃げるな。

独断による順不同見逃せナインポイント

◆1.国木田班長しか勝たん

 今回、何がよかったって、国木田班長が主役の話だったってことですね。私は最初から国木田班長推しだったので、「国木田班長しか勝たん!」っつーて勝利宣言させていただきます。
 浅輪さんたちを先回りして利用した強かさといい、浅輪さんよりも肉弾戦強いんすか!? しかもあの一瞬で浅輪さんのスマホまで奪いとったし! とか、いやもうカッコいい国木田班長が目白押しでした。私は満足である。
 後半、真実が明らかになっていく中で選択を迫られているときの国木田班長の表情とか、私は大好きなんですよ。あのぐっと泣くのをこらえるような顔が大好き。いや別にそういう趣味だからってんじゃないんですけど、あの表情のシリアス梅雀を見られただけで今回には価値があると思ってる。
 浅輪さんや神田川警視総監、被害者の西島さんの言葉に救われた国木田班長の表情な……! 私は今期、見続けてよかった! って思いました。
 来期は国木田班長はどう特捜班に関わるんだろう? 熱血時代に戻って指揮をとるのか、或いはツンデレ的に距離感を保つのか。それ以外なのか。
 個人的には、いざというときは仲間を騙して利用してまで自らの正義を遂行しようとする強かなキャラ、というのが『9』シリーズのレギュラー化したのはすごくワクワクします。新シーズンでもいざというときは浅輪さんを出し抜くぐらいの気持ちで存在しててほしいなぁとか期待しちゃいます。
 これは私の個人的な好みですけど、でもなんにせよ来期が楽しみです。あるよね来期。

◆2.頑張れ新藤くん

 一件楽着の予約とったり、明るい雰囲気で盛り上げようとしてたのにから回る若者。別に新藤くんは何も悪くないのに、あの空気はすごい痛い……つらい……やめてあげてクレメンス……共感性のなんちゃら
 他にも、国木田班長の尾行も失敗したり。大変っすな……「また怒られる!」
 その他には、佐久間くんのことを「さっくん」呼びしてた。そうか、佐久間くんはレギュラーメンバーの中で唯一年下か……いつの間にそんな仲になってんだよ、って話ですけど。お姉さま方大歓喜じゃん。
 浅輪さんから「ハイテクデカ」のあだ名を頂戴する新藤くん。浅輪さんときゃっきゃしてるの、なんかいいな……兄弟感あっていいな……

◆3.青柳「人から物をもらうときにはそれなりの礼儀があるだろう」

青柳 「このコピーがほしくば俺に頭を下げよ!」
村瀬 「いらないって言ってるでしょ!」

 これでアラフィフで優秀な警察官なんだからわからないw
 村瀬さんには相変わらず突っかかるブレない青ちゃん好き。

◆4.青柳「だって俺ら、刑事だもん」

矢沢 「自分でも(事件を)調べようとしたってこと?」
青柳 「そっちだといいけどね」
小宮山「そっちって? 別のがあんの?」
村瀬 「もし西島元主任が別の犯人に辿り着いていたとしたら、伊勢谷守は冤罪で自殺したってことになる。そんなことになったら、検察含めとんでもないことになりかねない。だから班長は、あの手帳をなんとしても消し去りたかった。まあ、消したかったのは手帳だけじゃなくて……」
青柳 「主任本人のことも」
新藤 「まさか、そんな……」
村瀬 「あくまで可能性のひとつだ。望んでない」
青柳 「だって俺ら、刑事だもん。それぐらいのこと、考えちゃうよね」

 そうなんだよなぁ。如何に普段わちゃわちゃ漫才やってても、この人たちは刑事、しかも優秀な警察官なんだよなぁ。最悪の可能性だってそりゃ考えちゃう。
 今回はその読みが外れててよかった。

◆5.渡辺検事は来期以降の敵なんです?

 『9』シリーズだとvs権力って浅輪さんたち現場の人たちが真実を明らかにし、係長や班長のような上の人たちが政治バトルやってくれることで収まるんだけど、国木田班長の場合はどうやって政治バトルやってくれるんじゃろ。やっぱり強かに進めるんじゃろか……
 でも、別に佐野史郎が悪いわけじゃないんだけど渡辺検事は小者っぽく見えるんだよなぁ。それもこれも神田川警視総監の存在感がアカンw そりゃ黄門様に敵うわけねーべやな……再登場したら、また違った存在感を発揮してくれることを期待したい。

◆6.青柳「なんか、タヌキの背中のチャック開けたら、イケメン出てきたみたいな感じだよ」

 なんすか、それ(by矢沢さん)。
 面白い言い回しするね、青ちゃん。
 なんでや梅雀カッコええやろ! シリアス梅雀、ええじゃろがい!
 私は大マジですよ。

◆7.神田川警視総監の存在感よ

 これもう何度でも同じことを言うんだけど、神田川警視総監の存在感はズルい。出てくるだけで縦軸を生むお方。たった一言でセリフを納得させてしまうお方。ズルいw
 国木田班長を引き止めてくださったのはホントファインプレーでしたよ……さすがですよ……
 でも、そんな神田川警視総監も勇退(引退)について考えるんだなぁ、というのが。次期警視総監の話とかも、また出てくるのかなぁ。

◆8.浅輪さんの包容力

 伊勢谷さんのお兄さんを説得するだけじゃなく、自分を手錠で軟禁した相手を許して歓迎会まで開こうというのかお前……
 なんという包容力。十数年かけて、難攻不落と思われた加納係長と倫子ちゃんをまとめてたらしこんだ婿養子力はホント伊達じゃない。
 まぁ、たしかにこれぐらいの器がないと、このメンツで主任とかできないよなぁ……

◆9.一件らく着

 居酒屋は「楽」。これ豆。
 今度こそ一件落着、そしてみんなで歓迎会。
 笑顔で追われて、ホントによかった。
 「よっしゃ言えたー!」(本編じゃない)

簡単雑感

 こんなに時間をかけて浅輪さんにデレるボスって初めてだから、なんか新鮮でしたよねぇ。
 私は国木田班長大好きなんで、続投で嬉しいです。

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