【刑事ゼロ】スペシャル2 感想

刑事ゼロ
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スペシャル 沢村一樹主演の人気ミステリー、スペシャル第2弾!
“記憶ゼロ”の名刑事が今回挑むのは…幕末の四大剣士になぞらえた見立て連続殺人!! 刑事、最後の事件に…!?


ゲスト:高岡早紀、みのすけ、矢柴俊博、近藤公園、ダンディ坂野、武井壮、日向丈、般若

脚本:戸田山雅司
監督:及川拓郎


 フォーエバー時矢。
 シーズン2とか続編の告知はないんですか!!?


全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ


 みんな時矢さんのこと、大好きだな!!!!!!!



この話の見どころ


◆佐相ちゃんモノローグからスタート


 佐相ちゃん、ってか瀧本さんの語りははっきり聞き取りやすくてホント好き。助手に必要な条件を兼ね備える佐相ちゃん、相変わらず推せる。
 シリーズの基本設定とこれまでのあらすじを的確に振り返る30秒。佐相ちゃんはマジできる子。


◆水中に潜ればいいってもんじゃねーよ!


 と、奥畑弁護士はおろか生田目叔父さんもゆるくツッコむ「銭湯で記憶取り戻そうぜ」作戦。なぜこれでいけると思ったのか。佐相ちゃんは結構ボケである。
 前々から思っていた記憶喪失のスイッチを的確に説明してくれる生田目叔父さん。私の予想、ドンピシャであった。これはちょっと自慢してもいいと思うね!(できません)
 でも、なんだかんだ時矢刑事のために一生懸命な佐相ちゃんは本当にかわいい。本屋さんで本を探すときの真正面からのカット、びっくりするぐらいべっぴんさんかつかわいいので直視できない。私の好みを……熟知されてる……!?


◆佐相「そうとは限りませんよ~?」


佐相 「誰だって、心に刻み込まれて忘れられない一夜の思い出とか、死ぬまでしゃぶり尽くしたいときめきの瞬間とか、あるものでしょう?」

 この佐相ちゃんで行こうって言ったのは誰だぁ!!!!!
 台詞もそうだが動きもヤバいw

時矢 「……恋愛小説とかコミックの読み過ぎだね」

 佐相ちゃんのボケに対する時矢さんの端的なツッコミ、好き。
 これはそういう類の中でも、割とネタ扱いされるやつの表現だと思うのだが……佐相ちゃん、一体普段はどんなエンタメを嗜まれるので? 思織さんを知ってたことからも、恋愛小説自体は嗜むようですが。


◆時矢オタクノート……


 時矢刑事のプライベートは絶対に書き漏らさないという気概を感じる。
 そのおかげで現在進行系で記憶喪失の時矢さんのフォローができているわけだが、それにしてもガチオタは怖いw


◆佐相「だったらもっと近づいて、近づいて! におい嗅いで! におい嗅いで!」


時矢 「警察犬じゃないんだから……わかるわけないでしょ、そんなので」

 なんか今回、殊更にコミカルというかコメディタッチな序盤でしたよね。佐相ちゃんのテンションが高め。浮足立っている。やはり、昭和時矢の恋人()に会ったから、なのか……?


◆歴ヲタ根本係長


 京都幕末検定一級の根本係長、この後、大ハッスルするからな……


◆時矢ヲタ背川さん


 「時矢歴彦クラスタ歴20年」「時矢歴彦手書きシリーズ」とかいうパワーワードやめろw
 しかしそのおかげで?、時矢刑事の筆跡が事件に関わっているとわかっちゃったわけで……
 背川さんの鑑識眼が確かであることも同時に分かるシーン、なんだけども、それ以上にパワーワードのインパクトが強すぎるw 「ほぼほぼストーカーですね」って佐相ちゃんのツッコミだけが救い。


◆京都幕末ミステリー


 時矢刑事のこと、ちゃんと覚えてくれてる生田目叔父さん。佐相ちゃんとの絡みがマジで好き。おじいちゃんと孫……
 『京都暗殺案内』京都迷宮案内
 『京都人斬り捜査ファイル』京都人情捜査ファイル
 『京都暗殺地図の事件簿』捜査地図の女
 『幕末ミステリー 上七軒の女』科捜研の女

 ってことで、全部元ネタは木曜ミステリー。『科捜研』以外は終わってるんだなぁ……
 タイトルのフォントやレイアウトなんかも、ちゃんと本家に寄せてるのめっちゃ芸細であるw こういうところに全力の東映好きよ。


◆佐相「だったら続きを思い出してください」


時矢 「……思い出せない」
佐相 「だとしても、映画を書いたのが10年前の平成時矢なら、今ここにいる令和時矢だってその謎を解いて、犯人を見つけることができるはずですよね!」
時矢 「……今度は元号なんだ」
佐相 「あっ!」
時矢 「何?」
佐相 「これって……平成時矢VS令和時矢の、推理対決です! 自分に勝たないといけない時がきたんですぅぅぅぅぅぅ!

 何そのノリ。怖い怖い怖いw

時矢 「いやいやいや……えっ? 大丈夫? なんか変なもの拾って食べたでしょ?」

 佐相ちゃんのこのテンションは、ただの時矢オタクの暴走である。オタクは「過去の自分に打ち勝つ」とかそういう状況が大好きだからな……佐相ちゃんが興奮するのもさもありなん。
 この後、奥畑弁護士に冷静にツッコまれてるのめっちゃ笑ったw 奥畑弁護士、味方につけるとホント心強い上に場が締まる感じがある。やはりこのカルテットでの掛け合い、最高……!


◆生田目叔父さんのハンガーさばき


 刑事物語なんですか? よく知らない……


◆隠れ撮影所回


 「京」都東「映」。「太秦サディスティック」、めちゃくちゃ見たいやつw
 橋本監督の波動を感じる……東映京都の波動……!


◆平成時矢が宿りかける令和時矢


 平成時矢と令和時矢、マジで別人。今更だけどホント別人。発声の仕方や佇まいまで違うから、平成と令和を行ったり来たりしてるのがすごくよくわかる。これを演じ分ける沢村一樹、やっぱさすが月9俳優ですわ……
 令和が平成を乗り越える話、これはつまり今回の『刑事ゼロ』は仮面ライダー映画で言うところのOver Quartzrなのでは……?(暴論)


◆背川「『あねこうじ』って名前の女性刑事なら、府警本部にいた気がするけど……」


 惜しい。っていうか、今は警視庁じゃなかったっけ?
 『スペシャリスト』ネタはちょこちょこ入るねw スタッフ同じだからなあ。


◆歴ヲタ根本係長の本領発揮


 歴ヲタのくくりでいいのかは知らんけどw 歴史好きっていっても色々ジャンルもあるだろうし。
 とにかく、幕末ミステリーについては熱く語れる仲間になれそうな根本係長と生田目叔父さんである。この2人、共通点ないけど絡みは見たいよなぁ。


◆消化器を煙幕にする


 なんてのは、特撮かアニメぐらいだと思ってた。マジでやってくる。


◆時矢さんの字ってそんなに特徴あるの?


 綺麗な字だと思うけど、みんなそんな筆跡なんて見ただけで思い出せるもん?
 みんなして観察眼すごいよなぁ。背川さんはともかく、根本係長も侮れない……
 で、背川さんをひっ捕らえた根本係長……の、あのコントは何w 悲鳴がすごいw


◆公家ッツ!


 勢いだけで思わず笑ってしまった。悔しいw
 この「公家ッツ!」、考えたの誰なんだろ。「公家出身設定のお笑い芸人のネタとか思いつかねーわ」とか思いながら考えてたら笑う。それでもちゃんとひねり出す辺りがプロ。


◆一休さんの佐相ちゃん


 必死に答えをひねり出そうとぽくぽくしてる佐相ちゃんかわいすぎる。そのひねり出した答えが「京都府警に時矢あり」のイメージを壊さない辺りがホント信者。
 佐相ちゃんはいつでもかわいいが、時矢さんのフォローしようとワタワタしてる時がめちゃくちゃかわいい。私はもしかしたら、ワタワタ佐相ちゃんが一番好きかもしれない……


◆時矢信者ばっかりか!


 13係はみんなノリがいいし、佐相ちゃんの言葉もすんなり信じる超いい人たち。好感度マックス、いやカンスト。っていうか、そういうノリじゃないと「京都府警に時矢あり」とまで崇められないか。
 まぁ、シーズン1初回とかでも、時矢さんの一言で連続殺人事件の帳場が立ったりしてたし、喧嘩売ってきたと思ったヤツもなんだかんだで時矢信者だったりで、京都府警の大半はこういうノリなんだろうな……


◆制作の秘密は衣装部に聞け!


 そうなの? それ東映、いや違う京映さんだけの話じゃなくて?w


◆写真にいたずら書きする福知さん


 かわいいかよ。
 しかも変装もどきに気づいた上でそれっていう……
 あざといw


◆監察官聴取


 さすがに監察官まで時矢刑事信者ではなかった。もしそうだったら、この京都府警はだいぶ問題であるw
 まぁそれでも、完璧超人(に見える)時矢刑事にも、信者じゃない仲間内がいるんだなぁ……みたいな感じ。別に監察官の皆さんが間違ってるわけじゃないと思うんだけどもw


◆ピンチに陥ったときに


 時矢さんが思い出すのは相棒である佐相ちゃんの言葉。
 佐相ちゃんは時矢さんのために動く。
 というのが胸アツ。
 『刑事ゼロ』はやっぱり、名探偵の時矢刑事と助手の佐相ちゃんのコンビが何よりの基本だと思うので、この2人の関係性がわかる展開は素直に胸アツだよなぁと。


◆ラノベを嗜む佐相ちゃん


佐相 「ラノベチックな物語を夢想してしまった」

 ラノベ、読むのか……
 生田目叔父さんの語り、すごい好き。現在進行系だから未来だって変えられる、か……


◆奥畑弁護士が味方になると


 めちゃくちゃ心強いw
 なんだかんだ、生田目叔父さんだけじゃなく奥畑弁護士も佐相ちゃんを可愛がってるのがすごい好きなんだよなぁ。時矢さんを挟まなくても仲良くなってるのがほっこりする。
 わかる。佐相ちゃんって可愛がりたくなるよな。いいこいいこしたい。


◆ミッシングリンクキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


 戸田山さんはミッシングリンクも大好きだと思うw
 というか、ミステリあるあるネタが大好きだよねって。
 背川さんのこの台詞でわかる通り、『刑事ゼロ』ってのは本格ミステリのパロディだと私は思ってます。途中まではコメディタッチながら本格ミステリ風に描くんだけど、アンフェアな真相も当たり前のようにやってるよねっていう。


◆ツンデレ福知さん


 根本係長に掴みかかるところでわかるけど、いやその前からみんな知ってたけど、福知さんは本当に時矢刑事大好きだな……ツンデレの鑑……


◆佐相「時矢警部補は……記憶を失っているからです!」


 「この私が一番の被害者なのは」って、そういう認識だったのか佐相ちゃんw むしろ一番約得だと思うけどなw
 そして現れる強力な助っ人・奥畑弁護士と生田目叔父さん。この2人が来るだけで勝ち確の雰囲気になるのズルいw 奥畑弁護士の声の通りが良くて困る困らない。
 「はい注目」で金八先生やった後、生田目叔父さんの専門が精神科であることが判明。そうだったんですか!?
 そこから「記憶喪失だし入院しなきゃね!」の猿芝居で時矢さんを連れ出す13係メンバー。ホント、みんな時矢さんのこと大好きだな……

福知 「『京都府警に13係あり』だ」

 いい仲間に恵まれてて素直に胸アツシーン、なんだけども、ここの13係の皆さんは勘違いしてんだよなぁ……


◆佐相「1! 2! 3!」


 佐相ちゃんが強いのは相変わらずでよかったw

内海 「さすが佐相ちゃん!」

 マジで現13係で一番強いまであるからな、佐相ちゃん……(時矢さんは記憶取り戻せば強い)


◆ミステリーの禁じ手


 といえば、「ノックスの十戒」または「ヴァン・ダインの二十則」。探偵を犯人にするべからず、はヴァン・ダインの方だっけか。
 今の時代のミステリにはそぐわないものが殆どだと思うけど、「ミステリには事前のルール提示が必要」と捉えれば、確かになぁと思う。
 っていうか、平成時矢刑事がミステリを嗜む方だったかどうかはわからないけど、「探偵役が犯人」がアンフェアだってことぐらいは知ってたと思う。しかしそれでもそういう話を書いて探偵と助手が一緒に添い遂げる(自殺する)オチにするってのは、ロマンティストがすぎるじゃろw と思うんですが、どうですかね。


◆みんなでお祈りタイム


 時矢さんの閃きの裏でお祈りする佐相ちゃん、というお約束ルーティン。
 を見た福知・内海2人もお祈りタイムに参加。

福知 「おいおいおい、どうしたんだ? おい」
内海 「いや……なんか閃いた、みたいですけど……」
福知 「えっ? じゃあ、ちょっとやってみよう」

 ノリがいいところが13係の皆さんのいいところなのかもしれない。拝まれてる時矢さんがご神体みたいになってる。後ろで砥部さんほっぽってるけど、いいんですか!?


◆イケメンの時矢歴彦でもフラれるんだな……


 っていう驚き。学生時代だから、なんじゃろか。
 流れは昭和学生時矢→平成時矢刑事→令和時矢刑事なんだけど、ホントますます平成時矢刑事が異質に思えてくるw 何があったら平成時矢刑事になるんだろうな……


◆犯人はそりゃわかってたけど


 キャスティングで犯人はそりゃわかってたけど、どうやったら思織さんに繋がるのか……ってところが今回のポイント。
 沢村一樹と高岡早紀、そりゃまぁイケメンと美女で画になるので、割とそういうビジュアル面でも視聴者はミスリードされてたんじゃないだろうか。「この2人が恋人設定、うわぁ納得しかない」みたいな。私はそう。


◆描いた傑作シナリオを2時間のコメディタッチミステリにされた平成時矢刑事


 いぇーい見てるぅー???
 事実は小説より奇なりというけど、っていうかコメディタッチになったのは別に事件のあらすじとかのせいじゃなくてほぼ探偵役たちのせいなんですけども。
 ミステリにおいて、探偵役が雰囲気作りで担う役割の重さをひしひしと感じる話ですな。平成時矢刑事が探偵役だったら、今回みたいなコメディタッチミステリにはならなかっただろうなぁ。


◆探偵役と助手がボロを出したせいで起きた事件


 あんまり本人たちが気にしてないから重たさはないけど、あえてシビアに言っちゃえば今回、時矢さんと佐相ちゃんが復讐計画実行の後押ししちゃったようなものなんだよなぁ。
 『刑事ゼロ』内では、「令和時矢刑事だからこそ解けた謎」もあるけど、「平成時矢刑事だったら事件は起きなかったかもしれない」も結構あるんだよな。これは後者パターン。


◆最後の希望、ラストシーン


 伝えたかったのが自分の思いか山脇さんの思いかという差はあれど、シナリオで思いを伝えようとするなんて、やっぱり平成時矢刑事はものすごいロマンティストだった。さすがは鐘の下で熱烈プロポーズした男だよ……
 山脇さんは最後の希望をラストシーンに託した。
 ラストは絶望ではなく、小さくてもいいから、希望を残して終わる。それはもしかしたら、「時矢歴彦」にも託された願いなのかもしれませんよね。事件が起きてしまっても、事件を解いて終わりじゃない。事件に関わった人の心を救ってこその探偵役。それが「時矢歴彦」なのかもしれません。
 時矢さんが思織さんを抱きしめるところからの映画のエンドロール演出、本当に好き……


◆佐相ちゃん神


 ノリがいい13係メンバーに救われる?時矢さん。13係の皆さんも、理解が早いっつーかなんつーか。
 罪悪感を抱いて笑顔がぎこちない佐相ちゃん、かわいい。
 監察官たちは今回の大きなお手柄で黙らせたったわ! な脳筋思考、嫌いじゃないw でもこれ、シーズン2の伏線になったりしない? ねぇしない? 今度はvs監察官とかになったりしない? ねぇしない?


◆カルテットでご飯


 時矢佐相生田目奥畑のカルテット、ホント好き。めっちゃバランスいいと思う。この4人で延々と日常漫才やってほしいまである。好き……


◆佐相「私はもう、どっちでもよくなってきました」


佐相 「記憶喪失のままでも、たとえ記憶が戻ったとしても、私は時矢刑事の……助手、兼、記録係であることに変わりはないんですから」
時矢 「お~……そういうもんなんだ」
佐相 「時矢歴彦警部補! これからも末永く、よろしくお願いします!」

 逆プロポーズじゃん!!!!!!

 記録係(スクリプター)とは、台詞やト書きにさえ書かれていない監督の願いを記録する仕事。それは今までの記録の管理だけじゃなくて、これからを記録していく仕事ということでもある。
 これってもう「私があなたの全てを記録します!」っていう、時矢オタクとしての終身宣言だよね。一蓮托生っつーかなんつーか。
 思織さんの話を聞き、生田目叔父さんに励まされ、今回の事件の真相を経た佐相ちゃんがこう言うってことはつまり今回の事件を踏まえての発言なわけで、シチュエーションとしては擬似プロポーズじゃん今回のオチ。
 時矢さんのピンチのとき、佐相ちゃんはシーズン1初回で「私も共犯です」発言を思い出してたわけだけど、そう言ったこと、忘れてなかったんだなぁ。むしろ、ずっと心に刻んでたんだなぁ。って、私はちょっと胸のあたりがきゅってしましたよ。



簡単雑感


 いやー面白かった。やっぱり好きだわ『刑事ゼロ』ワールド。
 シーズン2お待ちしてます! と言いたいところだが、一時期の『遺留捜査』みたいに流浪の単発で続くのもアリかもしれん。
 っていうか、『刑事ゼロ』でやるべきことって、殆どシーズン1でやっちゃった感はあるんだよなぁ……
 そんな素人考えをぶっ飛ばすシーズン2でもいいし、またもや単発で濃いミステリを魅せてくれるのも大歓迎。
 とにかく、続編、お待ちしております!
 あと、今回と前回のSPの円盤化も! サントラも! お待ちしてますんでぇぇぇぇぇ!







 

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