【科捜研の女’11】第10話 感想

科捜研の女
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ep.10 10年目の殺人脅迫状 復讐の葬儀! 暴かれた最期の罠!!

ゲスト:村田雄浩、笛木優子、入江毅、木内義一、宮嶋麻衣

脚本:松本美弥子
監督:中川裕介

約1ヶ月半ぶりの『科捜研』
ってことでかなり期待して見たんだけども……
面白かったんだけども、小ネタは少なかったなー。こういう回は感想書きづらい。

ってなわけで、本日の感想へ!


◆犯人が第一助手の倉田さんじゃないかと思ってたヤツは素直に挙手なさい。
いや、私だけか。すまん。

◆今日のタイトルバックは緑色。

◆脅迫状についてたペン跡の図形の意味がわからない私は間違いなく理系ではない。

◆もうすっかり、風丘先生の中では相馬くんは「甘党のとんでもないヤツ」なんだな。そしてフルネーム呼びなんだな。

◆凶器のガラス片鑑定に燃える男・相馬くん。
コツコツやった結果はすごいお手柄なんだけど、ぶっちゃけ体の良い厄介払いに見えたのは私だけだろうか。
なんていうのかな、今回はキャラが薄かった。やっぱり彼は会話劇の中で活きるというか、色々引っかき乱してこそ活きるんだなぁと。
つまりは、何かしらで喋っててくれないと良い意味でのウザさが出ないから勿体ない。
勿論、こういうのは今回だけかもしれないけど、これからも続くと見やすいは見やすいかもしれないけど、せっかくの新キャラが活かされないような、そんな不安がちょっとよぎった。私の考え過ぎかもしれないけど。
まぁでも、「僕……またまた手柄あげちゃいました」とか、「マリコさんって結構自分勝手ッスよね」とかはよかったけど。
そういえば、相馬くんはちゃんと「マリコさん」って呼べてるね(前回からのネタ)。よかったね。

◆しかし、あの女助手さんは本当に気が弱そうだったなぁ……
奥さん殺害計画も、共謀してたというよりは協力させられていたという方が正しいんじゃなかろうか。だからこそ、奥さんの計画に乗らざるを得なかったと。私はそう解釈しております。

◆正直、今回の1番の見せ場は祭壇のガラスに輝く、砕けた凶器だったな。
というか、あのマリコさんがサッと手を上げて凶器が光り輝くシーンをやりたかっただけじゃないかという気すらするw
いや、悪いとは思わないけど。結構綺麗で好きなシーンですよ。
しかし、祭壇に凶器を隠した理由が、「木を隠すなら森の中」的な理由かと思えば「いい気味だから」はちょっと新鮮だった。最期の死を悼む場まで穢してやろう、みたいな。そこまで恨みが深かったか。おっかねぇっつーか、怖ぇ女。

「すべて状況証拠ですよね? これで犯人だって決め付けるんですか? それが科学者としての、あなたの真実なんですか?」
「科学者は森の中の1本の木を見つけるように、真実を見つめなければいけないんじゃないでしょうか」
「私は科学の力を信じてますから。あなたもでしょう?」

かつて身に覚えのない状況証拠だけで大学を追われた彼だからこそ、出てきた言葉なのかなぁ、と思った。そんな彼が関わる事件では、やっぱりバシッと物証を叩きつけるのがふさわしいよなぁ、とも思った。別に彼が犯人ってわけじゃないけど。
そしてそんな彼を妬み、大学を去らせた神崎さん。すべてを承知の上で、すべてを飲み込み黙った麻生さん。その関係性が結構面白かったので、そこんところをクローズアップしてくれてもよかったかなぁ、なんて思ったりする。
しかしなぁ、催涙スプレーなんておっかないものを、そこらへんに置いておくなよw

◆はいはい最後のシーンはご馳走様でしたー! イチョウが綺麗だねー!
もう夫婦って呼んでいいですかー! 駄目ですかー! そうですかー!
確かに、マリコさんも相馬くんも似てるよね。お互いがお互いのことを変わり者だと思ってて、自身については自覚がないところも含めて。

◆そういえば主題歌替わったな。なんかものすごい地味曲になってて残念。前のがよすぎたか……

非常にオーソドックスな作りで面白かったです。
なんというか、色々粗もある気はするんだけど、ぶっちゃけて言うなら村田さん演じる麻生さんのキャラで押し切られた感じでしょうか。
あと、サッと手を上げて凶器が光り輝くシーンの演出に負けたw
ああいうカッコいいシーンがあると、とたんに評価が甘くなる私です。

ってなわけで、次週!

ついに来たよ、宇佐見さんの回!
なんと妹が殺されてたとは。なんか重ったいバックグラウンドだなぁ……
そこで宇佐見さんはどう思い、悩み、動くのか。要注目ですね。
ということで、次週以降も期待しておりますよ!

ちなみに『科捜研』2月は休止なし確定です! やったね!
まぁ、1月の末まで待たされて休止まであった日にゃあ、泣くに泣けないんで当然といえば当然ですけども。

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