【ホンボシ ~心理特捜事件簿~】第3話 感想

ホンボシ ~心理特捜事件簿~
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第3話 vs表情が読めない救命医!! キスした遺体の謎

ゲスト:神尾祐、吉満涼太、黒川芽以、菅原大吉、浜田晃

脚本:丸茂周
監督:石川一郎

うわぁ。

先週とは違う意味で「うわぁ」ってなことになってました。いや、出来が悪かったとかじゃなくて、後味の悪さ的な意味で。救いはあったけど後味悪いなぁ……と思ったんですが、私だけですか。

そんなこんなで、本日も感想行ってみましょうかっ


◆本日の頑張れ真田班長
・聖南総合病院の救急医療チームの動きを見て、「チームワークですか。ウチも見習いたいものです」と漏らしたら、そのチームワークを乱している一員である桐島本人に「リーダーがいいと違いますよね」とカウンターを食らう。嗚呼。

・いきなり机を叩くから何事かと思いきや、
「桐島さん。また会議中に読書ですか」
この口ぶりだと、桐島さんは常習犯なのか。嗚呼。

・桐島さん、遅刻(原因:人の話を聞いてない)
桐島「あれ? 怒ってます?」
真田怒ってますよ
嗚呼。

「あなたから学習しました。私も少しは人の心が読めるようになってきた」
って言ったら、「そんな簡単に人の心が読めたら商売上がったりなんだが」(要約)と返された真田班長。嗚呼。

いちいち、桐島さんに振り回されてからかわれているようにしか見えない。この人、ものすごく真面目そうだもんな。からかいやすそうなのは何かわかる。

◆嘘を見破る人は、嘘を吐くのが上手い。
しれーっと嘘ついて駒田さんを毒云々でひっかけているのを見て、「あくどいさすが桐島さんあくどい」って思った。

◆なんでみんな揃ってキーをパコスコ強く叩くの。やめて。やめてあげて。すごい気になる。

◆3話目にして、桐島さんのキネシクスは捜一にも高く評価されていることが判明(「ここは元医者でもある、桐島さんの出番ってワケですか」
しかし、「病院の人間って職業柄、感情を患者さんに読み取られちゃまずいじゃないですか。だから、顔に出さないで喋るのが上手なんですよ」(by桐島さん)
ああ、確かに……表情豊かなお医者さんって、あんまり見ないよな。大体がニコニコしてるか、真面目な顔してるかだよな。
ってことで、今回は今まで以上に心理学云々がアクセント程度に抑えられていたと思いました。それが悪いとは思いません。
っていうか私、そもそもコレって心理捜査モノでもプロファイリングモノでもなく、いい意味で普通のテレ朝刑事モノだと思ってます。あまり心理学バンザイマンセーみたいな感じにやられたら、確実におかしなことになると思うし。

◆桐島先生、外科・内科の知識も持ち合わせていらっしゃる。
心臓移植についての論文を理解できたり、「外傷性肺気胸」(「胸部の打撲によって折れた肋骨が、肺を傷つけて漏れた空気が心臓を圧迫して心臓発作を起こした」by桐島さん)についてサラっとわかりやすく説明してくれたり。

◆鑑識の梶さんがカッコよすぎて惚れた。
「推測でモノを言うな。モノ言う前に地べた這いずり回るのが、俺たちの仕事だ」
「どういう気持ちで死んでいったんだ……俺たちは、物からその声を聞かなきゃならない。それが鑑識の勤めだ」
いやもう、カッコよすぎてどうしよう。『臨場』(ry)
逆に若手の桜井くんが堪え性なさすぎてワロタ
前から言ってますが、主人公無双状態じゃなくて他の現場の人も頑張ってるんだよというのを示してくれるのは、超好みな描写ですね。それだけで好きです。
ただ、ボタンは本当に上手い具合にタイヤの溝にはまってたなとw どこかで落としててもおかしくないのに。

◆きりしま は おとうさん に であった!
おとうさん は ふしぎな おどり を おどっている!
きりしま は ほだされて しまった!
「こうやって、宇宙のパワーを体で感じるんだ。すると、どんどん元気になってくるんだ」
お義父さん……いつの間に怪しい宗教に入信されたのですか
私女だけど、家に帰って自分のお義父さんがあんな変な踊りしてたら泣いて家を飛び出すと思う。
それにしても、桐島さんのことをよく見てるというか、むしろエスパーか何かだろう、この人。
笑いどころに紛れて、さりげなく過去の伏線が張られていた気がするのは私だけですか。工藤医師との会話といい、11年前の出来事が最終回に関わってくると見た! ドヤ顔で言う予想じゃないですけど。

◆プロファイラーの御子柴くん、一応今回はちゃんと活躍してたね。USBメモリ見つけたり。そこぐらいか。
まぁ、やってることはどっちかっていうと、桐島さんでも支障は無い感じではありましたが。

◆さりげなく、奈良の大学病院の院長先生が酷い。カルテを漏らしちゃったとかそれ酷い。
あと、聖南総合病院の理事長も早川先生も、割とやってること酷い。よりによって手段が脅迫かよ。

◆工藤先生かっけぇ。なんだろう、役者さんの存在感含めてかっけぇ。
工藤先生、これからは三崎さん(看護士さん)の意思も背負って救急救命士で頑張るんだな。そうなんだな。ちょっとこのくだりでうるっとしたなんて、内緒ですよ内緒。

今週の心理学講座
・不随意性瞬目(緊張したときに表れる表情。まばたきの回数が増えるんだって)
・今週も出たよ、『なだめ行動』。
・人は嘘を吐こうとすると体温が下がる。それが顕著に現れるのが手のひら。
・ナイチンゲールシンドローム(看護される者が、看護する者に強い愛情を抱く現象)

今回の犯人ってモキュだったんか。こんなだったっけ。少し痩せた?
それはともかく。
三崎さんは最初に119番していればなぁ。いや、階段から転がり落ちた時点で、110番していればなぁ。せめて、刑事さんと凛子さんが話を聞きに来た時に自首していればなぁ。
口紅の意味と肋骨骨折、取れたボタンの意味の反転は、ベタっちゃベタかもしれんが素直に上手いと思った。
あの絵にまで意味をもたせたのは、上手いと取るか蛇足と取るか。
自殺未遂を繰り返していた駒田さんにまで救いがあったのはすごいな。
とりあえず、京の、もとい今日の教訓は「素人が心臓マッサージしちゃアカン。プロでも失敗しちまうんだから。とりあえず、すぐに119番な」ってことでよろしいか。

来週は、どうやら真田班長回っぽいな。元同級生が疑われる展開とかキツいな。
いつか凛子さんと御子柴くんの回も来るだろうか。
で、最終回に向けては「医師としてできなかったことを、警察官になってやろうとしている」(by真田班長)桐島さんの真意が明らかにされていく……のかな。

ともあれ、次週以降も期待しておりますですよっ。

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