【京都地検の女】第3話 感想

京都地検の女
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第3話 鏡に微笑む女

ゲスト:黒田福美、伊藤洋三郎、立原麻衣、萬雅之

脚本:洞澤美恵子
監督:黒沢直輔

テレ朝公式の名取さんのコメントつきフォトギャラリーがちょっと面白い。
というか、名取さんの字が可愛い。

はい、今週。
自分としては、小ネタとかが気になる回でした。


◆愛する章ちゃんに、「疲れてるの? 無理しないでね」(要約)と言われた鶴丸さん悲しいな。
50歳と44歳の夫婦でしょ……で、少なくとももう結婚してから20年は超えてる夫婦なのに、相変わらずラブラブだな、鶴丸夫妻。羨ましい。でも章ちゃんには、あやさんの女心故の頑張りがわからなかったようですが。
サプリメントをがぶ飲みするわ、パックもし出すわ、エステにまで通い始めるわで。どれだけ章ちゃんにベタ惚れなのかしらん。
そういえばちょっと話はズレるけど、『恋をすると女は綺麗になる』って、本当らしいですよ。肌を若々しくする女性ホルモンとかが分泌されやすくなるんだとか。
その上、当然身なりやスキンケアなんかにも気を使うようになるし。
つまり、章ちゃんといつまでもラブラブな鶴丸さんは、いつまでもお美しいままだと。そういうことなんですかね。知らんけど。

今週の太田さん
・え? 太田さんって、まだ結婚願望捨ててなかったの?

・鶴丸さんがエステに行ったと知って超はしゃぐ太田さん
太田「仕事山ほど溜まってるのに、なんでエステに行けるんだよ!」
太田「大体なぁ、一度出来たシワっていうのは簡単には取れやしないんだよ! 無駄な抵抗はやめろってんだ!」
お約束で本人に聞かれる。前半だけなら、割とマトモなこと言ってたのにw

・この危機的状況から逃れようとして、余計にドツボにハマる太田さん
太田「つまり今回の案件は、無駄な抵抗をする必要もないから、余計な行動は慎みましょうよっていう……」
鶴丸「太田さん……あなた、いつも私が無駄な抵抗をして、余計な捜査をしてるって思ってるワケ? ん?」
太田「決してそんなことは……ちょっと思ってます。すみません」

太田さんは卑屈だけど、いざって時には素直だから好きよ。今回が「いざっていう時」なのかはさておき。
でも「1度ついたシワは取れない、無駄な抵抗だ」は、おそらく、全国の女性を敵に回したよね。
せっかく初回・第2話とデレ確変起こしてた太田さんの株も、たぶんこれで大暴落。アカン、女性の「シミ・シワ・たるみ」には触れたらアカンでぇ。
ゴメン、笑っちゃったけど。そこが大好きだよ、太田さん。

◆鶴丸さんについていく斉藤さん可愛いよ斉藤さん。捜査についていくの、初めてだよね。前回殆ど出番無かった分も埋め合わせるかのように、ほぼ出ずっぱり。
斉藤さんは、察しがいいというか素直というか強かというか……
まとめるなら、鶴丸さんにとっては「気が利くじゃない」
太田さんにとっては「裏切り者!」
でも、今回は初回の面白プレゼンを上回る、インパクトある行動は無かったなぁ……なんかちょこちょこと前に出ようとしたり、本音が漏れて鶴丸さんにたしなめられたりとかしてたけど。割と肝が据わってるんですかね、斉藤さん。

◆鶴丸さんの太田さん&高原副部長の物真似に噴き出した。似てる・似てないはとりあえずさておいて、何。どうしたの、鶴丸さん。
そして高原副部長のそれが、ドンピシャ正解なことに笑った。
太田さんは「そんなことしてない! 名誉毀損で訴えますよ!」とか否定してたけど、高原副部長の台詞をそのままピタっと当てたってことは、こっちも正解なんだろうなぁ。

今週のたまこジューススタンド
珍しく(?)、いっぱい人がおるー!
で、今週のジュースは「かのクレオパトラも愛したという、ローズの美容エキスがたっぷり入ったローズヒップジュース」だそうで。
これは褒め言葉として聞いていただきたいんだが、捻侍娘は出てくるだけで、何もかもが胡散臭く見えるな。眼鏡をかけるとそれが3割増し。親父さん同様、存在感だけで芝居してる感じ。

◆成増さん家の父上、なんだかんだでレギュラーじゃないですか。

今回の成増さん
「確かめたいことがあるから、ここで待ってて!」
その一声で、本当に待っちゃう成増さん可愛いよ成増さん。
待ってる間、暇なのでエステの前でラジオ体操とかしちゃう成増さん可愛いよ成増さん。怪しいけど。でも可愛いよ。

「あやちゃん。お腹空いた(´・ω・`)」に、不覚にもきゅんとした。
お腹空くほどの早朝から、ずっとちゃんと待ってた成増さんが可愛い。
そして、朝っぱらから人の家でご飯食べさせてもらえる成増さんが羨ましい。

・鶴丸さんの家で豆ダイエットのお手伝い。アレ、豆すりつぶしてるんだよね?
しかし、ヤケになった鶴丸さんには「豆なんかどうでもいいから!」焼肉を奢らされる羽目に。

結論:【いい歳したオッサンに言う言葉じゃないんでしょうけど、今回の成増さんは可愛い

◆なんだかんだ言いつつ、結局は鶴丸さんにごり押しされちゃう池内さんは、どうやら着物にはとんと疎いようで。
2回も「どういうことですか?」って訊ねてました。まぁ、男の人だからなぁ。
それにしても、いくら『鏡のある場所』という制約(→あやさんが『着物』と『鏡』から同時にヒントを得るため)があるとはいえ、無理やり体育館で証拠品調べさせなくとも……

◆台詞を(陰で)ピッタリ物真似されたり、鶴丸さんに物真似し返したりと、今回の高原副部長は出オチ担当か。
と思ってたら、なんだかんだでいい上司だよね、副部長って。
「刑事裁判の最大の使命は、『無実の人を罰してはならない』」
これが、現在の鶴丸さんの「気になったことは、たとえどんなことであろうとも、最後までとことん調べつくす」っていう姿勢の元になった言葉なんですね。
高原副部長△

「鏡は女にとって、“幸せを確認するもの”です。不幸な時には見たくない」
確かに、心身ともに辛かったり大変だったりする時って、身なりに気を使う暇もないし、そんな疲れてやつれた自分なんて、見たくないですよね。
「今の自分は幸せだ」と、たとえそれが自分を誤魔化すためであっても、確認したかった被害者のゆき枝さんと、美千代さん。
この2人って、結構似てるなーと思った。

・割とヒステリックな性格(美千代さんは急に泣いたり喚いたり。ゆき枝さんは急に裁ちばさみを突きつけたり)
・相手に対して、「この人には、私がいなきゃダメなんだ」と思ってた節があるっぽいところ(美千代さんは自分でそう言ってたし、おそらく、ゆき枝さんも大林さんに対してそう思っていたからこそ、大林もあそこまで増長したんだろうし)

それだけに、ゆき枝さんだけが死んじゃったのは何だかなぁ……
佐伯夫妻が再生するための踏み台にされたようにしか見えなかったよ。
意識不明の重体にしておいて、ラストで回復して、新しい道を踏み出すとか……ダメかな。
っつーか、今回の登場人物が揃ってどこかしらアレな人しかいなくて、人情ドラマとしてかなり歪だったなぁと思う。現実的といえばそうかもしれんが、それにしても。

◆今回の疑問点とか納得のいかないところとか
・なんで清一郎さんは美千代さんと別れようと思ったの?
・なんで美千代さんは「1ヶ月前から」綺麗になり始めたの?(原因はハッキリしたけど、何がキッカケだったの?)
・清一郎さん、美千代さんが変わったことに気づいてなかったっぽいから、最後の台詞もどことなく虚しく聞こえたよ。
というか、全ての元凶はコイツだろ。何をのうのうと妻と仲直りしてるんだよ……としか思えん。

うーん……微妙。レギュラーキャラはみんなよかったよ。でも、話は歪だなぁ。としか思えなかった。

来週。

サブタイは「子供は誰のものか」
次回予告やあらすじを見ただけでも、重たそうな回だなぁ……と思った。
次週にも期待しておりますよー。

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