【科捜研の女’10】第3話 感想

科捜研の女
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CASE.3 部分指紋の告発! 京都~若狭湾、空白の2時間30分!!

ゲスト:清水昭博、秋山奈々、柴田善行

脚本:松本美弥子
監督:森本浩史

今週の『TVガイド』の、「夏ドラマ・満足度ランキング」『科捜研』が7位に!

おめでとう!!

「マリコのキャラと安定感に絶大なる支持」だそうな。
ちなみに、満足の理由は「脚本」が42%。「キャラクター・役者の演技」が40%、「演出・ドラマの世界観」が18%。満遍なく支持されてる感じですね。
「ランキングアラカルト」では、「ストーリー・脚本」部門で4位「演出・ドラマの世界観」部門で3位
なんか……嬉しいですね。これ。どこまで信用していいランキングかは知りませんけど、こうして目に見える形で評価されると嬉しい。そんなにわかファン。
これはついに、冗談抜きで『科捜研』の時代が来るで。来るよ、時代の波が。ビッグウェーブが!
そのうち、街中の女子高生が科学捜査に憧れて、こぞって簡易指紋採取キットとかルミノール検査薬を持ち歩くようになるんだよ。あ、それは『逆転裁判』の茜ちゃんか。さくさく。
詳しくは、今週号の『TVガイド』をチェック!

時代は『科捜研』! ってなワケで、その波に乗り遅れるな!!
科捜研の女 オリジナル・サウンドトラックが9月1日に発売予定です。(notアフィリエイト)

私は出版社の回し者でもテレ朝東映の回し者でも、コロムビアミュージックエンターテイメントの回し者でもありません。あしからず。

そんなことはともかく。

今回、そんなに拾えるところないんだよなー……事件捜査か科学分析ばっかりだったし。
そんなにテンションが上がる回ではなかったのは確かです。
それでも無理やり、できる限り拾ってみよう。行ってみよう。


◆今回の身元不明死体には、特にイカしたネーミングをつけなかった所長。
新2の最終回とか、去年の7話とかで見せた素敵なネーミングセンスが、また見られると思ったのに……
やっぱり女性だから、遠慮したんだろうか。
っていうかまぁ、毎度毎度身元不明死体に、あの素敵なネーミングセンスでイカした名前つけられてもそれはそれでアレだけどさ。

マリコさんがまだ風邪気味。
途中で所長が「たまには早く帰ろう」とか言ってたシーンでも鼻声。
いやマジで、たまにはさっさと帰ればいいのに。もう若くないんだし

本日の風丘先生の差し入れ:絶品チーズプリン
何それ美味そう。私も食べたい。
それを差し入れする時、「マリコさんにはこれ(鑑定書)」って言ってたから、一瞬マリコさんの分は無いのかと思った。いつも、無茶振り解剖依頼をされてる仕返しかと。
いやまぁ、マリコさんはチーズプリンより、解剖の鑑定書を渡した方がいいんだろうけどね。
しかし、被害者の胃の内容物の話をしながらチーズプリン食える風丘先生は、やっぱどっか感覚鈍ってるな。科捜研に関わってる人みんなに言えるけども(泰乃ちゃん除く)。

序盤に出てきたたこ焼き屋の兄ちゃんが犯人だと思ったヤツ、正直に手を挙げろ
うん、理由は絶対「ナンパした時にタコ焼きの味をバカにされたから」だと思ってた。ごめんなさい。

◆無駄に今回佐久間部長出てきたけど、来週大活躍するっぽいから、別に今回出番無くてもよかったんじゃね?

◆酒蔵の主人の、「お店の女の子に、あれこれ買うてやんの私の生きがいですねん」どう反応していいのか迷った。そんな寂しいことを、笑顔で言うものだから余計に。
絶対、土門さんも権藤さんもそうだったと思う。そういう意味では、福井県警の人がすごくいいタイミングで電話してきてて、空気読みすぎてて笑った。

◆キンギョソウの花束を購入した店を特定できませんか? って土門さんが科捜研のメンバーに聞いてたけど、前にも1回似たようなことやってますやんね、あなた方(アニオタプロファイラーの回)。
あれは刑事側も足使って割り出してたけど、今回は完全に科学捜査だけで割り出してたなぁ……
そこで、一息ついた日野さんにぽんぽんって触れて笑いかけてるマリコさんがなんか可愛かった。

◆土門さんの部下=マリコさんにも使われる が規定路線になっている件
特に権藤さんも嫌がってないしなぁ
やっぱアレか。逆らっても無駄だって、土門さん辺りに言われてるのかね。

◆家宅捜索の時、工房内の作品を誤って割ったりしたら、やっぱり謝罪と賠償を請求できるんでしょうか。
できないか。

◆泰乃ちゃんが「マリコさーん!」って呼んでるの見て、「あ、呼び捨てじゃない」と当たり前なのに何故かガッカリした。

◆今更言うのもアレなんですけど
マリコさん、捜査活動大好きだよね。
さらっと描写されてたけど、たぶんあの人、京都中の工房訪ねたんだろうなぁ。風邪気味なのにそんなことしてたら危ないよ。もう若くないのに

何度目だ唐突な犯人。別に構わんけどね、話が面白ければ。
犯人の不動産屋さん、絶対アレ頭がお帽子だよね? なんでだ。
そしてたぶん、あの人って新4・初回のクズホテルマンさんじゃないかなーと思ったんですけど、違ったらごめんなさい。

◆今回は犯人がクズだったから気持ちも分かるけど、がしがしツッコんでる権藤さん。ちょっと落ち着け。
暑苦しいというか鬱陶しいというか。若さ故の暴走ってやつですか。うんまぁ、ちょっと落ち着け。嫌いじゃないんだけどさ。

被害者が習ってたの、陶芸じゃなくてストレッチじゃね?
と思ったのは、被害者が陶芸を習ってたのがストレッチマンだったからに違いない。

◆結構、マリコさんってひとりで屋上でぼーっとしてない? あれ? 気のせい? まぁ、大体屋上にいる時は、誰か(木場さんとか土門さんとか)と一緒だったっけ。
さらっとファザコン宣言したりするマリコさんだったり、それに軽口叩く土門さんだったり、そこにツッコむマリコさんだったり。
お前ら夫婦か!!! うん、素でいちゃついてるようにしか見えない。
ちなみにあそこの屋上は、三菱系企業の屋上らしいってどっかで見た。一般人は入れないんだろうなぁ。行きたいなぁ。見晴らしいいのになぁ。行きたいなぁ。

陶芸の作風の違い(釉薬の違い=焼き色の違い)から工房が違うことを暴いたり、メインである藤倉さんの人間臭さだったり、それらをちょっと無理やりだしベタだけど親子人情話で繋げたりで、作り自体は地味な佳作って感じでいいなーと思ったんですけど。
なんかやっぱ、事件の構造が新4の二重派遣とか去年のモキュの回の焼き直しにしか思えなかったんだよなぁ……
「唐突な犯人」「犯人は同情しようの無いクズ」「死んだことがキッカケで、遺された者が被害者の想いを知る」ってパターン。まぁ、箇条書きマジックもあるでしょうけど、やっぱ似たパターンになってるよなぁ。
あと、やっぱキャラ同士の掛け合いが少ないし、話の展開が科学分析と捜査だけで地味。
でも1年のシーズンに、1回か2回ぐらいはこういう話あってもいいかなって感じですけどね。毎回こういう感じのやられたから、去年は飽きたんだろうな。

と、「何様だお前」とツッコミたくなるまとめをして今回は終わり。

次週は、テレ朝東映刑事ドラマ好きの8割は待ち望んでいる(※脳内調べ)、櫻井さんの脚本。
正直、テレビ雑誌で見たあらすじだけだと、「また警察内部モノかよ……『科捜研』ではもういいよ……」と思ってたんですが、予告見たら俄然楽しみになった。
理由は、なんだか新しい科学捜査ネタが来るっぽいから。しかもゲスト、古谷一行だよ。すげぇ楽しみ。単純ですね。そんなもんです。
次週も期待してますよー。

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