【おみやさん】第8話 感想

(新)おみやさん
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Last File 最後の時効捜査!! 血液型トリック15年後の真実

ゲスト:勝野洋、山村紅葉、村田充、ひろみどり

脚本:岩下悠子
監督:村川透

しんみりしたお話でした。
でも、あんまり最終回っぽくないなぁ。無理に盛り上げろとは言わないけど。


◆昼飯のデザートをかけて、洋子ちゃんとジャンケン対決→5連敗(ラストでは6連敗)するおみやさん。
ジャンケンにめっぽう強い洋子ちゃん、と思いきや、ラストではその秘密が明らかに。
……その観察眼を、事件捜査にも活かせばいいのに。

村井課長「またかよ」 にうっかりきゅんときた なんて 内緒ですよ内緒
あんなにどやどやと資料課に人が集まることって珍しいよね。埃っぽいっていうか狭苦しいっていうか。
最終回でもいつも通り、うどん食べさせてもらえない桂子ちゃん可愛いよ桂子ちゃん

◆ガーデニングとテニスやってて、お料理教室まで通ってて、ボランティア活動までしてる元鬼刑事って素敵。しかもその役を勝野さんがやってるってだけで心がときめく。うん、これはすごく個人的な話。
そんな寺山さん、最初は怪しいとか思っててごめん。

◆おたまさんから絵葉書キター!(ものすっごい合成でしたけど、そこはご愛嬌)
こういう気遣い的な描写、いいですよねぇ。あると、心がほわんってする(*´∀`*)
しかし女王様に間違えられましたか、そうですか……
そして北極大陸に行っちゃいますか、そうですか……
どっちも洋子ちゃんのツッコミが冴え渡っておりました。その才能を事件捜査にも活かせばいいのに
「ついでに、あのアバズレのしつけも怠りなく」
さすがおたまさん……たとえ遠く離れていても、おみやさんへの愛情は本物ですね。洋子ちゃん、まるで近所のガキンチョとかペットみたいな扱いですけど。

◆時効間近の事件の被害者遺族がそれに焦ってニセの犯行予告を出す、っていうの、『相棒』『赤いリボンと刑事』みたいだなって思ってたら、そうか、アレもゆうこりん脚本だったか。それが案外、アッサリ解決してメインが別だったところも似てる。
その被害者遺族の娘さんが、えらいべっぴんさんでした。
で、そこの台詞で思ったんですけど、今回の話、時効廃止施行前の話なんですね。だから背景に桜が映ってるのか。細かいなぁ。
ってことは、次シーズン以降は『時効』の事件は基本的には扱わない(お宮入り=時効ではないし)のかなぁ。

◆おみやさんと寺山さんが『てっ平』で飲んでるシーンが、きゃあきゃあうるさい(ごめん)洋子ちゃんがいないせいか、しっとりしていて大人の雰囲気。
いいよねぇ、こういうの。
「人間とは、他愛ないものです。たったひとりに必要とされるだけで、世界が違って見えるんですから」
誰かに必要とされることって、時には鬱陶しいものかもしれません。負担になるのかもしれません。
でも、やっぱりそれって、「自分ってここにいていいんだ」って認めてくれているってことですよね。
不安ですよね。誰かに必要とされているのかどうかわからないって。たまには言葉にして、形にして、表してほしいものなのかもしれません。
寺山元刑事は、形になってそう言われた(気がした)から救われたんだなぁ。
と、ここで既に涙ぐんだ私は、間違いなく寂しいヤツだと思う。……なんか最近、こういう話が心に突き刺さるよ……
で、寺山さんの奥さんが、いい具合にツンデレ妻っぷりを発揮していたんで、ちょっときゅんとしちゃったですハイ。

◆京都のアイドル・山村紅葉が被害者……だと……?
しかも、悪女役……だと……?
まぁ、物珍しかったけどさ。うん。悪い顔似合うなぁと思ったけどさ。うん。上手いなとも思ったけどさ。うん。
……やっぱりおみや死する時の悲鳴に笑っちゃってごめん。ものすごくごめん。
「肌もボディーラインもキープえ!」
それはギャグで言ってるのか
「150まで生きたるわ!」
なんか本当に生きそうだから困る

◆途中に聞き込みされてた女の子、やたら目立ってたと思ったらそういうオチかー。なるほどなるほど。世間は狭いですね。ねーよ。
「渋い! タイプかも……」
「夕べはコンパだったんですよ。イケメン揃いだったから、テンションあがっちゃって」

(そんな時は男に送ってもらわなくちゃダメでしょう、という兵さんに)「やだ。襲っちゃいますよ、私」
襲われたい。この子にだったら襲われたい。
肉食系女子にモテるおみやさん……か……そういや、桂子ちゃんもすずさんも(洋子ちゃんも?)、どっちかと言えば肉食系だよなぁ……
関係ないけど、今回のゲストの女性は皆さん美人ですね。あの被害者遺族の娘さんもそうですし、聞き込みされてた子は、眉毛の辺りとか目元がエンクミに似てる気がした。
……え、ああ、紅葉さんもお綺麗ですよねうん。ハイ。いや、若い頃はガチで美人だったんだって。うん。

◆リハビリセンターの車椅子のオッチャン、余命半年と言われてもう5年。なんか、ずっと『閉店セール』やってるお店みたいだなぁって不謹慎なことを考えてしまった。
「夏草や どっこい生きとる 我が身かな」 どんな句だよ、それ……
これも、「生きる目的があれば(誰かに必要とされれば)人は生きていける。生きている限り、人は変われる」っていう今回のテーマの表現のひとつなのかねぇ。
ついでに、実況スレにあった神レスご紹介。

292 名前:名無しステーション[sage] 投稿日:2010/06/10(木) 20:32:25.24 ID:AiYxpXOW
その同人誌じゃねーよ↓

293 名前:名無しステーション[] 投稿日:2010/06/10(木) 20:32:29.16 ID:tjyRw8OM
コミケでパワーをもらったのか

◆モニターを指で触っちゃダメです、おみやさん

◆ミステリーに「骨髄移植」が出てくると、大体「血液型が変わる」ってネタも一緒だ。これ、豆知識な。
まぁ、今回のメインはそこではなかったんですけども。
結果的に寺山さんは佐古さんのドナーではなかったわけですけど、何かがキッカケで変わった男の対比のお話なのかな、今回は。
佐古さんも、紅葉ではなく別の人に必要とされていたら、もっと違った人生があったのかもしれないよなぁ。そんなことを思った。

◆ひとつだけ言うなら、ウィーンのコンクールに行く子はあんな屋外で練習しない気がする。最後の詩的なナレーションに当ててるのはわかるんですけど。
そして弦を抑える手が全然動いてないのに弾けてますよ。ミラクルですわ。あれ、コレなんか他のドラマにも言った気がする。まぁ、いいや。

この枠のドラマの最終回に「最終回っぽさ」を求めるのは野暮かなとは思うんですけど、話の出来とか盛り上がりとかを考えると、先週と今週を入れ替えるのが妥当だったかなーって感じ。たぶん、それなら個人的にはしっくり来たと思います。
決してつまらなかったわけじゃないんだけど、地味なお話だったなぁ。そこがいいんだろ、と言われたら何ともいえませんけど。

何はともあれ、全8話がこれで終了……短い……ううう。
色々思うところはありましたが、それは後に書く「まとめ」にでも譲ることにして。
とにかく3ヶ月間、楽しませていただきました。またお会いできるのを楽しみにしています。出演者とスタッフの皆様、お疲れ様でした!


で、だ。

『女刑事みずき』スペシャルの予告キターーー!
それ自体はよかったんですけど、春の『科捜研』スペシャルの時は、『853』最終回の時に予告打たなかったよねー? あれー? なんでー?
『みずき』スペシャル自体は楽しみなんですけど、いくらなんでもレギュラー削減しすぎだろう……さすがに鳴海さんはいなきゃダメだろう、jk……旧『科捜研』から木場さんがいなくなるようなもんだよ。いや、中の人が一緒だからっていう話じゃなくてさ。玲子さんも、なんか大出世して怖くなってるしさ。

……で、『科捜研』のスタート日がまだ未定ってどういうことー? あれれー? なんでなんでー?

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