【臨場】第4話 感想

臨場
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第4話 似顔絵

ゲスト:奥貫薫、川野太郎、宮本裕子、吉野正弘、山本道子

脚本:佐伯俊道
監督:藤岡浩二郎

なんというか……一種のネタ回的な雰囲気ですかね。
前3話より格段に見やすくなってはいたものの、ステレオタイプな感じで空気回。ぼろくそめたくそ言う回ではないけど、印象が薄い(ただし、ネタ部分除く)。
そんな感じ。


◆倉石さんの部屋、やっぱり植物減ってる。2話の金魚が久々に!

◆一之瀬くん、シーズン1に比べたらキリッと検死するようになったなぁ。カッコいいよ。ちゃんと疑問点も挙げられるようになってるし。まぁ、まだ倉石さんには敵わないみたいだけど。
うん、死体役の人も相変わらずクオリティ高いし、迫力や緊張感があって大変よろしい。検死シーン、解剖シーンの豆知識とかは本当、毎回必見ですよね。だから、1度でいいから45分ずーっと検死と解剖だけしてる話を作ってくれよ。私は見る。
で、また飲みの誘いを断られた(スルーされた)西田先生。来週は倉石さんと一緒に飲めるようで何よりです。

◆いつの間にか、一之瀬くんと小坂さんのデスクが向かい合わせになってた。あれ、シーズン1は壁に向かってたよね

◆ものすごく個人的な偏見で恐縮ですけど、女の喫煙者って嫌いです。滅びればいいと本気で思う。絶対受け入れられません。
あと、不倫すること自体は別にどうでもいいんだけど、その理由を相手のせいにする人間はバカだと思うし、当たり前のようにそうやって書く脚本家もバカだと思う。これも偏見だけど、特に女性(女性キャラ)に多い気がする、こういう人。「自分がだらしないせいです。全て自分のせいです」って潔く認めてる人を見たことがない。元々、そういう人は不倫はしないのかもしれませんけど。
そういう理由込みで、被害者と不倫してた奥さんは受け入れられなかったなぁ……全て夫のせいにしているところ含め、嫌悪感がハンパない。いや別に、感情移入するためのキャラじゃないですけど。
しかし、銀紙はちゃんとゴミ箱に捨てたのに、ラップフィルムは床にポイ捨て。それとも、銀紙が入ったのはたまたまなのかしら。

◆そりゃあ、路上の似顔絵描きさんと、警察の似顔絵担当の人では画力というか、「より正確に似せる」っていう意識の強さは違うんじゃないかな……って、ごめん。気になったもんで。
しかし倉石さん、この寒暖の差が激しい春にタンクトップ+上着だけって寒くないんですか。しかし、意外に(失礼)いい筋肉してて、不覚にもときめいてしまった。

◆似顔絵担当の女性警官と小坂さんにコーヒーを奢ってあげる一之瀬くん。女性警官の人はともかく、小坂さんにまで飲み物奢ってあげるのは優しいなぁ。それとも、彼女の迫力に逆らえないだけなのかしら。
似顔絵の話、面白い。

◆同じところに辿りつき、一緒に調べるってのは珍しいと思った>倉石、小坂&一之瀬
それだけ、小坂さんも一之瀬くんも成長したということですね。倉石さんの表情しかり。これも次回へ向けての、一之瀬くんの成長フラグってことですね。しかし、次回予告では小坂さんに、「あなた、この2年間、倉石さんの何を見てたの?」なんて言われてましたけど。今回はマシだったのに、次回はまた小坂さん鬱陶しそうだなー……

◆相変わらず扱いが不憫というか、女性相手でも躊躇うことなく圧迫的な聴取をする平等な坂東さんって、警部補だったんだ。あれ、巡査部長じゃなかった? 昇進した?

◆野菜を使って人とコミュニケーションを取る倉石さん。「ごっつんこ」という響きに噴き出してしまったのは私だけでいい。46歳の男が言う言葉じゃないよなぁ、「ごっつんこ」って……いや、差別とかじゃなくてね。今更だしこの言い方が正しいかは知りませんけど、ドラマ版の倉石さんは可愛こぶりっこだよね。

◆今までは暑苦しいなぁ、鬱陶しいなぁって思ってた立原さんですけど、中の人がスペシャルブックで言ってた「弱い犬ほどよく吠える」「小心者」との評を聞いてから、なんとなくそれも許せるようになった気がする不思議。あくまで「気がする」程度ですけども。部下の前では余裕なくてキレまくってるけど、同等の立場である倉石さんの前では割と落ち着いて物事を話していることからも、精一杯、精神的な背伸びをしている感じが微笑ましいと思いませんか。そうですか。
……スペシャルブックに、坂東さんの中の人のインタビューがあれば、坂東さんの鬱陶しさも許せるようになったのかねぇ……

◆ホテルのハウスキーパーのオバチャンおねえさんがいいキャラしていた件。ただのハウスキーパーのお……ねえさんのはずなのに、明るくハキハキ、わかりやすく仕事内容を案内していて、この人、只者じゃないなって思った。
ハウスキーパーの仕事の一端を見られたところも、なんというか「今日はネタ回だなぁ」って感想を増長させている気がする。

◆似すぎた似顔絵……ねぇ……
私、人の顔を覚えるのがすごく苦手で、極端な話、実の親でも1週間以上会わないと顔が思い出せないことが……なんかこれマズいな。
何が言いたいかっていうと、付き合って数年の友人ですら、あそこまで詳細に特徴とか覚えてないもんじゃないのかなぁって。私だけですかね。「あなたの友人の似顔絵描いてあげるから、特徴教えて」って言われても、ちゃんと出てくるのかしらって不安だわ、私。
ということで、今回の犯人、三原さんの記憶力はすごいなって思います。女の執念は怖いってことですか。わかりません。
で、その犯人、三原さんを演じてた奥貫さんが、ものすごいやつれてた件。何あの、ものすっごい幸薄いオーラ。京野ことみとか川上麻衣子もすげぇとか思ってたけど、この人もものすごい幸薄そうな感じ。体格もちっちゃい(周りもデカいからそう見えただけかもしれんけど)せいか、ひとりでおにぎり食べてるところ、立原と坂東に聴取されているところなんか、本当にそこらへんにいそうな人でどうしようかと。
事件の構造も、柳井さんの奥さんと三原(奥貫)さんも、動機も、薄っぺらな「女の粘着質な陰湿さ」って感じで、面白みがないので割愛。しかし、三原(奥貫)さんが言うと怖いのは何故。奥貫さんのこと、全然知らないけど怖く感じちゃうのは何故。最後の「『さよなら、お元気で』とお伝えしてください」とかも怖い。何これ怖い。なんつか、メンヘラ……だよね……

◆最後の最後に出てきて、柳井さんに辞表提出させたり、何か思わせぶりながらもいいこと言ってたりする五代刑事部長。今度は髪切ってるよ。前3話の髭剃りの時から思ってたんだが、動くな。話すな。危ないだろ。美容師の手元が狂って、ハサミや髭剃りがギャー! なことになったらどうするんだよ。立原さんも、わざわざ床屋にまで押しかけて報告しなくたっていいじゃない。
「お前も、職務と人情の狭間で、苦悩することが出てくるかもしれん。その時、どうするかは……お前次第だがな」
何、このあからさまな最終回へのフラグ。

◆ラストの一之瀬くんとの会話で、今までで初めて立原さん笑ったんじゃね。「半分はお前んところの、あの偏屈のおかげだ」って、それはいつも通りじゃないかな。しかし、微妙に「偏屈」のアクセントおかしくなかった? 最初聞き取れなかったよ。
そしてついに一之瀬くんに、異動フラグが……次回で卒業試験らしいですね。頑張ってください。
その後任、やっぱあの立ち番さんが来るのかな。倉石さん、小坂さんの鬱陶しさ暑苦しさを中和してくれるキャラがいいなぁ。

◆次週のゲストはワンちゃん。カイくん可愛い……! きゅうりがつがつ食ってましたよ。かわええ(*´∀`*)
しかし、来週は放送お休み、か。『おみやさん』は次週休止でもちゃんとあらすじ更新してるのに、こっちは更新なしか……しかし、倉石さんのスペシャルコメンタリー動画には期待。内野さんじゃなく、倉石さんなのね。
で、予告を見る限り、とうとう西田先生が『かくれんぼ』に来店し、倉石さんと飲めた模様。おめでとうございます。
……公式、いつの間に一之瀬くんtwitterなんて始めてたんだ。中の人がもうやってるんじゃなかったっけ。

今までの話よりは、格段に見やすくなったと思います。地味に倉石さんの説教成分が減って、クドさや暑苦しさが軽減していた感じがするし。
ただ、それに伴って、いい意味でのクドさとかも失われちゃった気がするんですよね。事件そのものがステレオタイプもいいとこだったんで、余計に印象に残らなかったんじゃないかと思うんです。
ただ、小ネタというか笑いどころが結構あったのはよかった。事件・シリアス・笑いどころのバランスは、今までの話の中で1番取れてたんじゃないかなーって思います。なので、オリジナル話でももっと事件描写詰めてください。頑張れマジ頑張れ。

あれ、そういえば今週、内藤さんのCMあった……? 覚えがない……(´;ω;`) 地味に楽しみにしてたのに。
それ込みで、というわけではありませんが、次回も期待してます。

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