30歳になりました。4月1日ですが、エイプリルフールではありません。本当です。
アラサー!
このブログのメインコンテンツは(おそらく)一応は『科捜研』筆頭に木曜ミステリー枠のドラマ感想なわけですが、その『科捜研』なんかは最近、若年層のファンも増えているんだとか。
ツイッターなんかで、プロフに「高校生です!」とか書いてる科捜研ファンの方、よく見ます。下手すると中学生とか。
ってことは、私はそういう方たちのほぼ倍の年齢ということになりますね。
目眩がしますね。
30歳って、もっと大人だと思ってたな……
このブログの前からドラマ感想をやっていて、そのブログでは私が19歳の頃にドラマ感想を始めたので、かれこれもう10年以上は同じことをやっていることになります。
目眩がしますね。
10年って、もっと貴重な時間だと思ってたな……
その頃から私をご存じの方も、そうでない方も、どこかでお世話になった方もそうでない方も、いつもこのブログを見てくださってありがとうございます。
広告を貼り付けるようになったことですし、これからもより一層くだらない内容を更新できるように精進してまいります。
私には、それぐらいしか出来ません。
ちなみに、広告が増えました。
PC版は左側の下の方に。
スマホ・タブレット版は各記事の下の方に。
Amazonアソシエイトの検索バナーが増えているはずです。
そこからお買い物していただくと、私の収益になるそうです。
特に「何を」とは敢えて申しませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
話を戻すと、私は誕生日を迎えたわけです。
そんなわけで、お祝いの言葉を募集中!
優しい言葉以外はいらないです!
荒らし・冷やかしは泣くからやめて!
以下のマシュマロでお待ちしてます。
→マシュマロ
よろしくお願いします。
ここからは自分語りなのですが、実は昨年、母が亡くなりました。
そんなことをぼそぼそ語っていきます、OK?
母はまだ還暦も迎えていなかったんですが、国立希少がんセンターに載るような、年間に100人も発症しないらしいとても珍しい病気に罹りました。発見も難しいもので見つけた時には既に末期だったし、進行も早くてどうしようもなかった。何も手が打てないままでした。
私は母とはそんなに仲良くも悪くもなく、といった感じで、色々と思うところはあったけど、それでもそんな状況でできることなんて時間が許す限り傍にいるぐらいで、もう病院の方におまかせする他なかった。
看護師さんも、「ご家族の方はそうでなくても『何も出来なかった』という無力感に苛まれやすい」と仰ってた。
それでも母が亡くなったときに出てきた言葉は「何も出来なくてごめん」だったのが、ちょっと自分でも驚いた。
色々と状況なんかを鑑みれば、本当は何も出来なかったわけではないのだと思う。というか「何も出来なかった」ってのは、何かしら行動したからこそ出てくる言葉だとは思います。
と、理解はしていても、出てきた言葉はそれだったな。人間って不思議だ。
当時のツイッターなりを読み返すと、普通にドラマもアニメも見ててまるで普通の生活をしているように見えるんだけど、本当は必死で、なんというか病院にいるときとその他で、自分を切り分けていたような覚えがある。
毎日、たとえ数分しか行けなくてもお見舞いに行ったし、休日は病院の面会時間いっぱい病院にいた。
その代わりなのか、「病院に行ってない間は、好きなことをしよう」と決めてた。
「今倒れたら終わりだから、バランス悪くてもなんでもいいからご飯を食べて、無理やりにでも寝よう」と決めてた。
それでも夜、眠るのが怖かった。お風呂に入るのも怖かった。いつ病院から電話が来るだろうかと思っていた。1日中、それこそ仕事中も寝る時も、ずっとスマホを握っていた。
と、状況を書き出せば「我ながら頑張ったじゃん」って思うんです。でも、今思い返しても出てくる言葉は「何も出来なかった」なんだよなぁ。
親が自分より先に死ぬのは自然の摂理からすれば当たり前なんだけど、それでもわざわざこれを書いている理由は、たぶん私はいい加減、整理をつけたかったのだと思う。
母が死んでからずっと続く、無力感にケリをつけたい。
ということで、少しずつ色々と新しいことを始めてみたりしています。リアルでもそうだし、「ブログに広告を付けてモチベを保とう!」と思い立ったのも、その他細々したことも、そういうことです。
とか書くと、この広告ベタベタブログの理由が重たくなるな。表示するよりも重たくなる。
じゃあ今のナシ。私が儲けたいからです!(なお全く儲かりません)
独りよがりも甚だしいと思うのだけど、そして別に新型コロナウイルスが流行っているご時世だからってわけでもないのですが、書きたいことがあります。
もしもこれを読んでいる方の中に、家族が病気になって無力感を抱える人がいたならば、もしくはこれから先、似たような状況になって無力感を抱える人がいたら、僭越ながらお伝えしたいことです。
「何も出来ない」は、たぶんみんな同じです。
その無力感は間違っている。あなたは何も出来なかったわけじゃない。
あなたは何か行動したからこそ、咄嗟の時に「何も出来なかった」という言葉が出る。
でも「何も出来ない」は正しくもある。
何も出来なかったのは、自分にとっては事実だから。「もっと何か出来たんじゃないか」と思ってしまうのは当然のことだと思う。
なので、そこはどうでもいいです。正解はないと思うので。
その代わりにお願いしたいことは、食事と睡眠だけはとってくださいってことです。
無理しなくていいので、倒れない程度にそれを守ってほしい。
食事と睡眠さえあれば、ある程度は人間、生きていけます。
心の栄養は娯楽だけど、それを受け取るにはまず身体が資本です。
どんな状態でも生きていれば、いつかは無力感のトンネルから抜け出したくなるタイミングが来る。
様々なことに耐えきれなくなって周りに「クソが!」って当たり散らしながらでも、何もわからなくて色んな人に色々尋ねたりと迷惑かけながらでも、とりあえずは生きていくしかないと思うようになる……と、思う。
自分で手続きをやって初めて知ったけど、人が死んでも、実は事務作業をしなきゃいけないんですよね。
書類をいっぱい書かなきゃいけないし、色んな所に行かなきゃいけないし、お金も払わないといけないし、人の力も借りなきゃだし、それはもう仕事と同じくらい大変だ。
そんな事務作業をするためには知恵も体力も必要で、それらには食事と睡眠が欠かせない。
味がしないな、お腹減ってないな、飲み込めないなと思いながら、無理やりご飯を食べるしかない時がある。
「私は本当になんにもできねぇ!」と思いながら、やらなきゃいけないことがある。
それはたぶんみんな同じだし、あなただけじゃない。
そのときに、ご飯食べてなくて睡眠もとれてないと、本当に倒れます。ぶっちゃけ、とってても倒れそうになる。
だから、半分無理やりでも自分の身体だけは守ってほしいです。
こんなことが何かの力になるかどうかはわからないですけど、これだけは叫んでおきたかったんです。
少なくとも、たぶん慰めにはならないですね。当時の私が同じこと言われても、何も響かないだろうな。「だからなんだよ」って思ったんじゃないかな。
じゃあ、これは何も出来ない私の独善ということで。或いは、当時のことを忘れないようにする備忘録。
なんか、見ているブログがいきなりこんなこと書き出すの、ちょっとアレかもですね。読んでくださってる方は戸惑うだろうな。
それに、いい年した奴がこんな風にべそべそしてるの、めっちゃ情けないな……
でもこうやって書いたのも、再度書くけどそんな自分に踏ん切りをつけたかったからでもあるので、そこらへんはご容赦ください。
特に何かを取り繕うわけでもないのですが、このブログも自分の支えになっていました。
「更新したいなぁ」と思ったとき、「もしかしたら少し気力が回復したかな?」と思いました。このブログは私のメンタルのバロメーターなので。なので、見切り発車ではあったけど更新も再開しました。
そのあとしばらくしてから、期間をおいて気力が落ち込みきったときもあったけど、「ブログを更新しよう」と考えていたから、かろうじて人間でいた気がします。
作品のおかげ……というと、まるでその作品に私の心や命を負担させてしまうようで嫌なので、私はあくまで「ブログ更新をモチベーションにしたおかげ」ということにしたいです。
実際は当然ながら、当時見ていた作品にも大いに救われているのですが。
そしてもちろん、このブログを見に来てくださる皆さんにも、とても心が救われていました。
本当にありがとうございました。
そんな皆さんに少しでも恩返しができるように、自分なりのペースは保ちつつも、これまで以上にくだらない更新をできるようにしたいなと考えています。
何も出来ない私には、それぐらいしかできません。
たまに怠けたり、凹んだり、様々な理由で更新が滞ったりするかもしれませんが、そこらへんはご愛嬌というか、ご容赦くださると幸いです。
こんな私ですが、これからも何卒、よろしくお願いいたします。
そんな感じです。
こういう真面目な話、普段は書かないからどうやって締めればいいのかわからないな……
そして、めちゃくちゃ偉そうな説教になっちゃった感アリアリで、ちょっと自分が嫌だ。
「こんなアラサーは嫌だ!」の地雷原を全力疾走している気分。うへぇ。
次回の更新が何になるかはわかりませんが、このブログがこんな風に真面目なこと言ってるのは、年に1回あるかないかなので、そこらへんはご安心ください。次回以降は、たぶん普通のテンションに戻っているはず、です。おそらく。