【刑事110キロ】第3話 感想

刑事110キロ
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第3話 型破り刑事の大失態 京都の街を巻き込む禁断の捜査!!

ゲスト:東ちづる、加藤歩、嶋田久作、三浦浩一

脚本:石原武龍
監督:石川一郎

個人的には、今回でこのシリーズは事件そのものを描きたいというよりは、キャラクターの持つドラマを描きたいんだなと確信できた回なので結構好きです。


◆性的な暴行を加えないで、ただ女を殺すだけが目的ってのはよくわからんな。世の中って広いから、そういう性癖の持ち主もいるっちゃーいるんだろうけども。

◆そういや、ハンバーガー屋のクーポンって結局なんだったんだ? 私が見落としてる?

◆鴨川の飛び石を飛ぶのはおみやさんの専売特許だと思ってたが、そうでもなくなってしまったのか。

◆ハンバーガーショップで木内っちゃんより花沢さんの方が人気だというところに、世の中の不条理さを感じます。ひしひしと感じます。ただまぁ、人々に親しまれた方がやりやすいってのはわかるけどw

◆花沢さんの割と無神経で好戦的なところ、結構好きだけどなぁ。

◆占い師の鈴春さんの占いのおかげで、確かに事件の風向きは変わって結果的には事件解決もしたが死者を出してるわけで(しかも錦織さんの知り合いが)、あの占い師さんは案外不幸を呼ぶ人なのかもしれない。前の2回では結構鍵になること教えてくれてたけど。

◆今回の美味しそうご飯はまたもやあかねさんの小鍋。マジ美味そう。くっそう。食べたい。
錦織さん演じる高畑さんと河原さん演じる三浦さんは、元恋人っていうには歳離れてね? と思ってたがそうでもなかった。1歳差だった。いや、どっちが老けて見えるとかは言わないよ。言わないったら!
あかねさんが言ってた「疲れたら休め。彼らもそんなに遠くまで行くまい」は、イワン・ツルゲーネフのヤツかね。

◆善意の市民に働かせているのに、自分たちは(たまたま休憩してるだけかもしれんが)ぼんやり突っ立ってる木内っちゃんと権ちゃんが無自覚にあくどい。

◆相手のわだかまりを解決したところに、付けこむように頼み事をする花沢さんガチあくどい。
携帯電話大捜索の時も、連続殺人犯を発見した時も、市民の力(=今までの京都府警本部の人々が持ち合わせていなかった力)で解決したというところに花沢さんの可能性があるということかね。連続殺人犯があの形で見つかったのはあくまでオマケで、本当なら情報提供があったらいいな程度だったんだろうね。
しかし、既に5人は殺してる連続殺人犯のくせに脇が甘いというかなんというか。私だったら、殺人の時に使ったスニーカーなんて、平時は絶対に履いて出歩かないけどなぁw

◆あかねさんは間違いなくエスパー。なんで三田村さんが河原さんの関係者だとわかったんだろうw

今回は「つまらないもの」と戦っていた女性が、本当に戦うべきものと向き合うお話だったわけですね。
今までの話の中なら、今回が一番好きだな。『刑事110キロ』のカラー的なのが少し見えた気がするので。
これは花沢さんが持ち前の洞察力と地域との親しみを武器に『刑事』になる話であり、周囲も花沢さんに影響される話であり、事件はそれを表現するためのもの、と割りきってる。そうだといいなという期待が込み込みなのは否定しないけどw

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