【特命刑事 カクホの女】第4話 感想

特命刑事 カクホの女
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第4話 37秒の音声トリック

ゲスト:林泰文、増田修一朗、横山歩、黒坂真美、若林久弥、いとう裕子

脚本:脊尾篤弥
監督:本田隆一




『カクホ』版のアンケート結果です。投票してくださった方、ありがとうございました!
票数が2桁いっただけで奇跡。本当にありがたい。

結果。圧倒的コウちゃん率に笑う。私も、自分で入れられるならコウちゃんに票入れたと思うw ミスリードにせよストレートにせよ、怪しすぎるもんなw 今回ラストの正体バレは、果たして今後の印象を変えるのに一役買うのか、或いは疑惑を一層強めるだけなのか……
今のまま味方のふりしたモロに怪しいコウちゃんが黒幕でしたでいくのか、或いはポッと出の大ボスがいるのか、はたまた私が気づいていないだけでもっときな臭いヤツはいるのか。
百合子さんにも一応票が入ってんのが意外といえば意外。でも、確かに晋作さんが死ぬきっかけ、何かのトリガーにはなってるかもしれんよね。まだ3年前のことなんて殆ど明らかになってないし。そこが面白いとも思ってんだけども。

今回!





◆公園にひとり佇む百合子さんからスタート。何してたん、あんなところで。考え事はあまり外でしない方が。
そこで口の悪い少年・翔太くんと、諸星さんに出会う。
亜矢さんに対しては決して腹の底を探らせる気のない百合子さんも、生意気なガキ相手には割と素直に本音を出す。素の百合子さんはこんな感じ、つまりやっぱりいつもは猫(いやタヌキの化けの皮)を被ってる。


◆冒頭クレジット。最終回以外はこれに100カクホ。


◆サスペンスでよく見る家キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
あんな高級そうな住宅地でも回覧板あるもんなんか……
そして降りしきる雪。撮影日がわかりますね。結構最近なんだな……


『カクホ』の世界観で一番の癒やしキャラ、鑑識の淵山さん説を唱え続ける所存。これで裏のある人物だったら泣くからやめれ。
百合子「こういう絵とか、美術品とか、高そうなのに盗られなかったんですね」
淵山 「一点物は、足がつくから敬遠されるんだよー」(カメラのシャッターを切る)
百合子「ああ……一点物」
淵山 「骨董品。フフフ」
で、その骨董品、いくら出せば買えるのかね? 言い値で買おう。
亜矢さんは思い切り警戒してるし、他の三浦班メンバーも「素人のオバサン」ぐらいにしか思ってないだろう百合子さんとも対等に仲良くしてあげてる淵山さん強キャラ説。淵山さんと友だちになりたい。


◆亜矢「行くよ」
たった一言なのに、前回までを踏まえたニュアンスになっているのが細かい。ちょっと優しげ。
今の亜矢さんは、「百合子さんの能力・捜査に対する姿勢」自体は信用してもいい、と思ってるっぽいよな。だからここで声をかけた。たぶん、前回までの亜矢さんなら、ここでこんなトーンで声をかけたりしないで、置いてくんじゃないかなぁ。


◆諸星さんの家に向かった三浦班メンバーの後ろ! 雪!
ホント、撮影日からそんな経ってないのな……


◆ラッキーかわいいよラッキー。
そんなラッキーくんに期待する谷岡刑事もかわいいよ。
でもそれ、不法侵入だよね。アカンやつだよね。


◆翔太くんはつまり、顔なじみの人がやってるペットカフェにお世話になってた(散歩のお手伝いをしながら)みたいな感じ?
百合子「意外だなぁ、と思って」
ここでの百合子さんに100%同意する、亜矢さんのワンちゃんへのデレデレぶり。亜矢さんのこんな笑顔、初めて見た……
しかし今回の最後を見れば、そして「動物は正直だからね。腹に一物あるようなアンタとは大違いだもんねぇ」を聞けば、その理由もわかる。っていうか、そのまま。
亜矢さんは「100%嘘を見破れる勘」と「何らかの秘密」を抱え持っていて、そのため常に、言葉にはしなくても「お前は私の敵か、味方か」を問いかけ続けている。
なので警戒する必要がない動物相手には警戒心を解いて、素になる。当然のことなんだなあ。
ってことは、3年前の事件までは、こうやって笑顔の三浦亜矢さんを見ることが出来てたのかもしれないよな……
と考え出すと、ちょっと切なくなってくるからやめよう。まだ3年前の事件の全貌もわかってないし。
中の人的には、ドッグブリーダーである百合子さん(の中の人)の方が絶対犬たちに飛びつきたいはずなのになぁw 役者さんはすごくて大変だ。


◆窃盗の前科者を検索してくれる真央ちゃん有能。結果的に犯人一味いたし。俺の嫁になってくれ。


◆黒田刑事部長と百合子さんのやり取り、他局とはいえ長い間『京都地検』などなどで共演してきただけあって、間のとり方とかテンポとか息ピッタリすぎて笑う。ここだけでもう腹痛いw
百合子「でも、証言を無視して万が一誤認逮捕なんてことになったら、黒田部長の出世の妨げになりますわ。ほら私、長いこと人事にいたでしょ。そういうちょっとしたことで躓いて転げ落ちていった人、たくさん見てます。上の人って、ホントによく見てるし、地獄耳」
黒田 「で? 子どもはなんて言ってるんだよ」
百合子「はい! その日は学習塾の帰りに、お父さんのタクシーで送ってもらっていたと」
黒田部長の神速の手のひら返しと、百合子さんの「はい!」の言い方が大好き過ぎる。その後の「はい?」とかも。
黒田部長、ズルいよなぁ存在がw 人事畑だった百合子さんは天敵w


◆比留川、無職なのに固定電話持ってんのか……
とはいえ、固定電話が資産だったなんてもう大昔の話なのかな。


◆淵山さん大好きその2。
亜矢「帰れよ」
淵山「ちょっと動画……ちょっと見して」
動画……まさか勤務先で堂々とエロ動画見てんの……?(エロとは誰も言ってない)


◆黒田部長の「時間の無駄だったな」発言を受け、悩む百合子さんに声をかける亜矢さん。ここでも、亜矢さんの変化がわかる。たぶん、前回までだったら放っとくよねぇ。
亜矢 「どう思う? これで諸星の犯行だと納得した?」
百合子「いいえ。諸星さんは人を殺せるような人間じゃないと思います」
亜矢 「どうして?」
百合子「私、実際に諸星さんと会ってるんですよ。翔太くんと遊んでる彼の姿を見たら、彼は絶対、息子を裏切るような真似をする人じゃないと思います。私、人事にいたんで、人を見る目あるんです」
ここで亜矢さんが笑ったのは、そしてきちんと百合子さんに指示を出したのは、自らの勘と一致したことによる「我が意を得たり」と、常に腹に一物隠して亜矢さんに接して掴みどころのない百合子さんが、初めてと言っていいくらいに素の、しかも勘に近い言葉を言ったからなんだろうなぁ。
つまり、もう亜矢さんは百合子さんに絆されかけている。デレんの早くないっすかw 亜矢さん、実は案外チョロインだった……?


◆探り探られの関係であることがお互い暗黙の了解である上の、捜査方針に対するバチバチバトル。
百合子「嘘だと思うアリバイを採用して、本当だと感じてる証言を無視するんですか?」
亜矢 「……あなたって、相変わらず嫌みな人間ね。刑事って仕事は、時には組織の歯車に徹する必要もあんのよ」
百合子「……アハハ。私、性格が子どもなんで、そういう理屈、よくわからないんです。真実を明らかにして犯人を捕まえる。それ以外に刑事にとって大切なことってあるんですか?」
亜矢 「なにが子どもよ。素人のくせに。たぬき! アンタがいつも腹の中で違うこと考えてるの、わかってんのよ」
意図的なのかはわからないけど、ここでのやり取りって3年前の事件に対するお互いのスタンスでもあるのかも。
つまり亜矢さんは3年前の事件で「組織の歯車に徹する必要」があった。
対して百合子さんは、「真実を明らかにして犯人を捕まえる」ことが「刑事にとって大切なこと」だと思うからわざわざ異例の異動をしてきた。
結局、ここで折れて黒田部長に電話し、1日だけタイムリミットを与えてくれた亜矢さんが、3年前の事件で何をしたのか……は、これからのお楽しみ、ってところですかね。
亜矢「個人の思いだけで、組織を動かすことは出来ないのよ」
この台詞もめっちゃ気になるわー。亜矢さんの役割、早く知りたい。


◆その頃、孝雄さんは。
亜矢さんについて調べた結果である資料を手に、過去回想していた。
……亜矢さんの制服姿の写真、私にもください……
資料によれば、亜矢さんは昭和39年12月1日生まれの53歳、血液型A型らしいです。
下には3年前の事件についてと思わしき記述があるが、上手いこと隠れてて殆どわからんw
ただ、孝雄さんが手に取ってない方、テーブルの上にある紙には「行動調査結果」とあるので、少なくともテーブルの方の資料は興信所かなんかに依頼して手に入れたものなのかな、と。いくら警察にツテがあっても、現役の刑事さんたちが自殺で処理された案件についてここまでやってくれるとは思えないし。
孝雄さんと晋作さんの最期の会話は、まさに事件当夜の電話だった。つっけんどんに切らなければ、どうなってただろうな。
晋作さんは、孝雄さんに何を伝えたかったんだろうね。


◆火事を見かけて、スマホで動画撮るのが現代人。死ぬでホンマ。Twitterに投稿しとる場合ちゃうで。


◆バナナを頬張る徹夜明けの百合子さん、エロ……くはない。
百合子「久しぶりにオールナイトしちゃいました~!」
村山「……徹夜、ってこと?」
オールナイト(ニッポンミュージック10)しちゃいました。
え、今時の若者は「徹夜」を「オールナイト」とは言わないの。つまり「オールナイトニッポン」は死語。ラジオは最近復権傾向じゃなかったのかよ!(関係のない話)


◆固定電話から電話したのに変わりないなら、いくら録音でもサイレンの音入るんじゃね……?
と思ってたら、ご丁寧に固定電話にレコーダーを繋いだ映像が差し込まれていた。私はこういう機器に疎いのでわからんがつまり、受話器を上げてない=入力されてる音声はレコーダーのみ=だからサイレンの音が入らなかった、ってこと?
アカン、自分のアナログぶりに驚いてるw 全然理屈がわかってないw
これ、対象と思わしき視聴者層には理屈わかるのかな。


◆4話目で気づくことじゃないけど、百合子さんの決め台詞って「突然ですけど、私、犯人わかりました」なのか。突然の閃きを装うけど、大体はちゃんと推理の上に成り立っている。今回はマジで閃きだったけど。


◆偽松坂さん、去年の『科捜研』では犯罪者ではあるものの、最後まで憎めない大馬鹿野郎にランクアップしてたのに……
『カクホ』では前科アリ+強盗殺人の共犯+子ども拉致監禁殺害未遂現行犯とトリプル役満の極悪犯に格下げだよ……酷いよ、こんなことってないよ! あんまりだよ! そりゃあ、視聴者側も偽松坂さんが出た瞬間に「あ、犯人だ」って言っちゃう現状だけどさぁ!


◆犬の力って、小型犬でも案外強いらしいと聞くので、それに付き合って長距離走れただけ百合子さんは歳の割に体力ある。まあ、途中で力尽きたけど。
子どもの命が懸かった緊急事態とはいえ、百合子さんからのバトン(ラッキー)を亜矢さんが引き継ぐなんて胸熱。これを裏なくやれるようになるのは、いつになりますかね……


◆捜査面では活躍の場がないので、犯人を取り押さえるときぐらいは役に立たないといけないのが三浦班メンバーだとわかっちゃいるんですが、ここは亜矢さんの華麗なアクションを見たかった。初回の再来はいつか。もうないのか。
でもさっと翔太くんを庇って守る亜矢さんがカッコよかった。そうだよ、この人は刑事さんなんだよ……


◆百合子「また……犯人確保できなかった……」
お約束。
これ実質、『めだかボックス』の球磨川裸エプロン先輩では? 「『また』『勝てなかった』」


◆父親を亡くして寂しがる少年+刑事さんと母親の精一杯の優しい嘘+犬という、涙腺を爆撃していくコンボやめれ。そこに主題歌乗っけるのやめれ。4話目にして言うことじゃないけど、このドラマの主題歌って切ないオチにピッタリだよねぇ。
皆の前ではなく、ひとりで声を押し殺して泣く翔太くん。もう察してるんじゃないか、これ……
そんな翔太くんに声をかけようとする亜矢さんが3年前の事件にどんな関係があるってんだよぉ!
百合子「男の子が必死で強がってるんです。見守ってあげましょう」
こんなこと言う百合子さんがタヌキなわけないだろぉ!
やめろよぉ(ノД`)シクシク
百合子「部下の意見に耳を傾けるのも上司の器。さすがは班長」
亜矢 「やっぱりタヌキだね」


◆ここで切なく終わらないから『カクホの女』
亜矢「今までずっと、黒田部長は私の味方だと思ってましたが、合ってますか? ……それとも、私の味方のふりをしながら、別の人間とつながっていたりしますか?」
黒田「………………」
亜矢「北条百合子も、そのことと何か関係があるとか?」
黒田「な……何をワケのわからないこと言ってんだよ」
亜矢「…………ありがとうございます。知りたいことはだいたいわかりました」
えー、このポンコツ黒田部長もシリアス寄りの人なんかー?
淵山さんと並んで、賑やかしでいてほしかったキャラなんだけどな……ああ……
いや待て、本当に何も知らないただのポンコツの可能性も、まだある……っ! 諦めるな……っ!


◆晋作さんが死んだ事件についての詳細が、少しだけ明らかに。
薬物密売組織に特命で潜入捜査、神奈川県警側はそれを把握していた。
でも晋作さんは「自殺」で死んだ。
……これまさか、黒田部長辺りが連絡ミスで現場の人間に伝えそびれて、亜矢さんが晋作さんを組織の人間とみなして何らかの事情で撃っちゃったとかそういう……こと……だったりは……
いやいや、そうやって結論を出すのはまだ早い。まだまだ中盤戦ですからね。
そして明らかになる、コウちゃんの正体。
お前、警視庁の警務部長かよ!!!!!!
……数年前は、京都府警の上様こと警務部長の特命を帯びて隠密に活躍する主人公だったのに、今度は自分が警視庁の警務部長になるのか……(他局です)
っていうか、警察の人ってのがまず驚きなんだけど。会話の雰囲気とか、出没頻度とか、探偵業みたいなある程度自由の効く職業とばかり思ってた。今回一番驚いたのはここ。コウちゃん、アンタちゃんと普段の仕事もやって……るよな……?


◆百合子「顔には出さないけど、三浦亜矢は少しずつ動揺し始めてる。私、捜査は素人ですけど、人事一筋、人を見る目に自信はあります」
ここまでの4話を見てると、「なんでこんな有能な人材が人事畑で燻ってたんだ……警視庁無能かよ……」みたいな感想になるんですけどw
いやそんな茶化しはさておいて。
百合子「三浦亜矢は動揺している。あと少しで、彼女は動き出します」
それが次週……なのか?


やっぱこのシリーズは、事件単回より、それを通しての百合子さん・亜矢さんの探り探られの関係を楽しみつつ、でも事件解決している妙を楽しむ感じよなぁ。周りも怪しいやつばっかりで楽しいw


次回!

幸せ絶頂の女性が刺された! 容疑者はフィアンセ!?
とかどうでもよくて……
とうとう亜矢さんが百合子さんに銃向けたー!
こうやって次回予告で引き作ってくのやめれw 気になるから!

ってことで、次週以降も期待! しておりますよっ。

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