【東京スカーレット ~警視庁NS係】第1話 感想

東京スカーレット ~警視庁NS係
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第1話 夢の城

ゲスト:青山勝、松澤一之、内倉憲二、奥村佳恵、内野謙太、岩田さゆり、東風万智子、黄川田将也

脚本:岩下悠子
監督:近藤俊明

お、おう……
試写会の時からもやもやしていたんだけど、やっぱり微妙でしたと。そう言いたい。
次回から頑張ってほしいという期待を込めて、感想へ!


◆主人公・鳴滝杏ちゃんの身体を張った濡れ場シーン(語弊あり)から始まる『東京スカーレット』は色々好き勝手やってくれそうだなぁと思ってます。それだけに今回が残念だったという。
銭湯のばあちゃんは現地(違)の人?

◆わざわざデキ婚ウェディングドレス姿を送りつけられる杏ちゃんは、女友達にどう思われてるのか大体分かるな。
まあ、でも占い師の言うことを(割と)真に受けてたり、お金持ちのブログを眺めて「いいなぁ~」とか思ってたり、その走り方だったりがかわいいので、私なら色々許す。「何を」と言われたら困るが、とにかく許す。

◆あの居酒屋の子、かわいい。レギュラーなのかなぁ。

◆ラサール石井もまた出るのけ?

◆とりあえず岩井捜査一課長が何考えてるかわかんないね。どこまで本気かもようわからん。
訳ありっぽい過去ありそうな阿藤さんのこと知ってるみたいだし、「あの子はまだお前(阿藤さん)を恨んでる」もホントかウソかわかんないし。

◆出町いずみさんがNS係の係長になったワケ→それなりのキャリアを積んだ女性刑事で、東京オリンピックの年に生まれたから
正直、49歳にもなると「49歳も50歳も変わらん」とか思ってるのかなぁとか思ってたけど、出町係長見てるとそうでもないんだな。女心は複雑だ。

◆NS係の人員選出・「てんのかみさまのいうとおり」阿藤さん引いちゃう「やめとこ!」・堀さん召喚・イクメン荒木田さん登場・杏ちゃんまで登場・「ダルタニアン!」自称「落としの出町」ぐらいまでのコメディ部分のテンポはさすがに気分いいぐらいだなぁと思いました。

◆「ねえさん」
×姐さん
○義姉さん
堀さんは出町係長の親戚(出町係長の妹と結婚した)という設定。出町係長に寄り添う騎士(ナイト)になるんだと試写会では言ってたな。

「ショーウィンドウにしちゃ華のない面子ですね」って、なにそれ自虐?

「あの子、元気に暮らしてるぞ。だが、今でも憎んでいるよ……お前のことを」
阿藤さんの過去はどう見ても訳ありだが、それを抱えてる岩井課長の考えてることもよくわかりません。さっきも書いたけど、これがホントかウソかもわからんし。

◆杏ちゃんの趣味のせい(偶然)で「嫉妬と羨望の的になるのは気持ちいい」(要約)という歪んだ趣味(悲しい趣味だけど)を暴露された東風万智子が可哀想です。
しかも「お祭りは夢に浸っていればいい」と言ったら、出町係長には、「ですが、お祭りはいつか終わります」と切り捨てられちゃうしさ。

◆堀徳美さん、鳴滝杏さんとフラグを立て……てない。
おい妻子持ち、10代のおなじないでドキドキしちゃダメだろw

◆杏ちゃん、観察眼と記憶力すごいのな。
しかし阿藤さんも(別ルートながら)真犯人に気づいてたんだな。

◆杏ちゃんお金持ちだな。困ってる(と思わされてただけど)恋人のために、100万を渡せるとは。いや、30代公務員ってそれぐらい持ってるものなのか?
そんな杏ちゃんを「騙されやすい女」と呼ぶ結婚詐欺師・トオルは言うのです。
「騙しやすい女って、いくつか特徴があるんだ。人が良くて、ストレス抱えてて、何かを待ってる女」

「軽蔑していましたか? 夢を捨てて、楽な方に流れていった三沢百合子さんを。私には、少しわかる気もする。目標を持って頑張ってても、心も体も疲れきって、気持ちが折れそうになる時がある。そんなタイミングでもし誰かがキラキラ光る、楽しそうな世界を見せてくれたら……つい、フラフラってなっちゃう。心って揺れるし、頑張りって時々途切れちゃう。迷いのない強い人は、甘えって言うかもしれない。だけど……弱いって、そんなに悪いことですか?」
台詞自体はすごく好きだけど、私には今回の事件は心が強い弱いどうのではなくて、ただ単に出会っちゃいけないタイミングで出会っちゃいけない2人が出会ったから起こるべくして起きたみたいに見えるので、特に共感はできないんですよな。

◆好意と嫉妬は裏表、ということで三沢さんに惚れていた坂本青年も結局は三沢さんに嫉妬していたという……
その事実を突かれた処女厨坂本青年、発狂。
別に犯人がどうこうではなく、誰かが庇っていたわけでもなく、動機が裏返るところはちょっとゾクゾクした。だけどその中身がなぁ。
あれだけ煽られたら、キレやすい坂本青年じゃなくても誰でもキレると思うよ。ナイフで刺すかはともかくとして、殴るぐらいは許されるわと思うんだけど、私の心が歪んでますかね。

◆坂本青年の前にしゃがみ込む出町係長は間違いなくパンツ先生案件。

◆ナイフは仕込みでしたーwww
えっ、それいいの?
あの様子を見る限り、出町係長も阿藤さんの過去(の概要ぐらい?)は知ってるのかしら。

◆正直、杏ちゃんは本当にインド行ってヒマラヤで悟り開いてガンジス川で思い出を流して来てた方が、色々平和に終わりそうだから困る。下手に赤バッヂ見つけちゃったばかりに運命が動き出してしまって……
で、岩井課長はダルタニアン……いや鳴滝杏ちゃんを見て何を思いついたというか、何をさせようとしているのか。謎。

◆カフェみたいな部屋。なんでこんなセット、いや部屋に。
ここにオッサン3人とオバサン(失礼)と主役だけが集まるというなんともミスマッチな。頑張れ。

第1話を端的にまとめると、「キレやすい処女厨と煽りまくるビッチが出会ったら ~選民意識を添えて~」みたいな。

全てを切り捨てることはできないが、少なくとも初回としては失敗している気がする。ウェットさが売りの岩下ゆうこりんに、勢いだけの話を書かせちゃダメじゃなかろかね。いや今回の話も相当ウェットだけどさ、なんか勢いにそれが負けちゃってる。

これ言うとある層にぶっ飛ばされそうだが、やっぱり『853~刑事・加茂伸之介』みたいになりそうだな……しかもデチューン版。
どういう意味かっていうと、やっぱり一般受けしねーだろなコレっていう。そして作品としてのパワーは(初回を見る限りでは)『853』のが上なので、デチューンになりそうって思います。
もちろん、2話以降で逆転ホームランかましてくれたらスライディング焼き土下座します。

コメディ部分はさすがにテンポよくて気持ちいいし、杏ちゃんかわいいし、阿藤さんの過去はそれなりに気になるので、いやホント頑張ってほしいんですよ。だからこそ言う。

初回……これでよかったのか?

次回ぃぃぃ!

バラバラ白骨死体遺棄事件とかまたこう、攻めるなぁ。
「最高に幸せな殺人事件?」の煽りは何を意味するのか?
気になるんだぜ!

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