【刑事吉永誠一・涙の事件簿】第8話 感想

刑事吉永誠一・涙の事件簿
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第8話 最終章! 三億円強奪 刑事を撃つ謎の銃弾

ゲスト:滝裕二郎、田中瞳佳、多岐川裕美、古谷一行

脚本:田子明弘
監督:赤羽博

おそらく2週間ほど前だった気がするんですが、週刊テレビガイドに我らが帝王船越のミニインタビューがあったんですが、その週は確か放送お休みだったし、その次は私がパソコンぶっ壊してたしでなんか申し訳ない気分になってます。ごめん。いや別に謝る必要はないはずなんだが。

今回。

前後編の前編は色々ツッコミづらいな。シリアスだと余計に。
そんなこんなで、今回の感想へ。


◆続編にありがちな、「話の最後に流せないので、主題歌は最初に流します」。
別に嫌じゃないぞ。

◆あらやだ、最終回にはデコ出産か。たぶん男の子じゃないかなぁと予想しておくが、どうなるんだべかな。
吉永さん、たとえ午前中のみの半休でも事件を起こすのか。もう疫病神ってレベルじゃねーな。悪魔とかそんなのでもとり憑いてんじゃね?

◆なんでパンダとピエロの覆面なのだろうか、それは別に問題では無いんだけど。
「サーカスにパンダはいません」
うん、それも問題ではない。

「神奈川県警にとって、極めて重大な事実が判明しました」
辰巳管理官がそれを指して曰く、「おまえはどうしていつもそうやって勿体を付けるんだ!」
玉田さん、やっぱみんなからそう思われてたのか。まあ、今回は貴一くんの前で言い出しづらかったってのが大きかったかもわからんけど。

「今回の事件解決には、神奈川県警の威信がかかっている。お前たち捜査一課刑事のプライドもだ! 今回はホシと銃撃戦になるかもしれん。倒れても決して怯むな。なんとしてでもホシを挙げるんだ。お前たちの骨は私が拾ってやる。わかったか!」
この台詞、おそらくもっと株が上がってる状態だったらすっげーカッコよかったはずだが、今までの話でダダ下がってる辰巳管理官が言ってもなんとも微妙だな。いや、中の人が悪いんじゃない。これは話の問題だ。

◆いくら神奈川県警とはいえど、なんで拳銃を所持してる上に既に発砲している凶悪犯を探してるのに、ミニパト婦警に不審車両に対する声掛けさせてんの? 案の定、撃たれちゃってるし、ついでにひとりで動いてて犯人の顔すらわからないまま逃げられてるし。
でも現実だと、これって普通なのかな。どうなのかな。

◆で、結局片山班長は未だに吉永さんのこと好きなんだべかな。
普段はめちゃくちゃ硬い態度だけど、吉永さんに対する態度だけはやわらかいよね。あのやわらかい感じは女性的でとても好きなんで、普段ももっと見せてほしかったんだけどねぇ。

◆自分の暴言を自分で反省できて、フォローも出来る貴一くんはやっぱりイケメン。そりゃあ理香さんも惚れるわけだ。
そして理香さんがいらんフラグを立てるから貴一くんが撃たれたんじゃないのか疑惑が。きっとこれが小沢さんだったら、「あー、ビックリした」で済んだ。たぶん。

「鑑識の仕事は、言ってみれば無駄の積み重ねです。こちらで関係者指紋を取らせていただいても、全て無駄になるかもしれません。それでも、毎日地味な仕事と向き合い続けているのは、どんなことをしてでも犯人を挙げたい。その一心からなんです」
国立印刷局での学級委員こと理香さんのスピーチ。さすが真面目、スピーチも立派だ。
しかし、刑事が殉職した事件が関わってたかもとかいうある種の「捜査情報」を簡単に漏らしちゃってもええんかいな?

◆こんな緊急事態なのに、班員総出で朝まで貴一くんのための時間を作ってやる片山班マジいいヤツら。現実の警察官としてはどーなのかとか、そしてその母親に会いに行くという行動もまたフラグになっちまってるよとか、そういうのは置いといて。

◆第5話で感じたこと、半分ぐらいしか当たってなかった。
辰巳管理官、ただの負けず嫌いのクソガキだったんだ……周囲に対するコンプレックスの塊だったんだ……いや、最終回を見ないと最終的な判断できないけど、たぶんあそこで嘘をつく意味もないのでおそらくはホントなんでしょう。
でも、言い方はともかく「吉永、お前は自分だけが正しいと思ってる! 上の命令すら聞かないじゃないか! ざけんなよ!」(要約)は割と正しいこと言ってんなーと思った。
今まではたまたま推理とかが当たってたからよかったようなものの、今期で言うなら第6話のもっと酷い版みたいなことが起こったらどーすんだべ、とか思うんだよね。
あと、「おめー身体悪くてフラフラなんだから、ぜってー車から出るなよ! いいか、ぜってー出るなよ!」っつーてんのに出ちまった鑑さんも鑑さんで、やっぱ吉永さんに似てるんだな。いや、逆か。さすが吉永さんの師匠。
結局、吉永さんも鑑さんも辰巳管理官の命令を聞かなかったよね。そのせいで、自分や周りの人の命が危険に。そこはホントに似てる。
でもそれは、たぶん辰巳管理官の人望その他の問題のせいじゃないかなぁとは思うんだけど。ホント、回を追うごとにダダ下がっていったもんなぁ、辰巳管理官の株。

◆ヒロイン・理香さんとラブロマする王子様・貴一くん。さすがに抱きしめはしなかったが、肩を抱くとか。そのせいでラストに撃たれたんだな。
ついでに言うと、おそらく吉永さんのせい。吉永さん、災いの女神か悪魔かそんなものが複数とり憑いてそうな勢いだからな。自分自身は殆ど何もないけど、どこかで何かを起こすタイプなんじゃないかなぁ。ああ、酷いな。

◆データマン木島さんの提案である「白い車の逃走経路を断つ」だけなら、割とアリだったと思うけどなー。車のナンバー照合とかも。
別荘の中に突入しちゃったのがマズい。こればっかりは本当に吉永さん(吉永さんを急かした玉田さん含む)の判断ミス。

◆こういう時って、一番危なっかしいヤツ(今回なら貴一くん)は真ん中にして突入すべきだったんじゃね、とかド素人は思うんですけど、どうなんですかね。
だって前も後ろも危なそうだし、一番フォロー効きそうだもん。どうなの? そこらへん。

◆貴一くん、どこ撃たれたんだ? 肩?

ということで、吉永さんのせいで撃たれた貴一くんの命運や如何に。そして理香さんとのラブロマンスは……小沢さんが敗れる予想しか出来ないな。
デコの第二子出産も控えてるし、盛り沢山だな。次回最終回でございます。なんだかんだで早かった。
今のうちに言っておきますが、今までの数々の株下がりの言動はともかくとして、今回に関しては辰巳管理官の吉永さんに関する台詞は割と的を射ているものが多かったと思ってます。おそらく、次回も。

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