【科捜研の女 season21】第15話 感想

科捜研の女
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第15話 救助犬ゾイ

マリコVS犬と話せる殺人犯!? 科捜”犬”と犯人追跡!!

ゲスト:奥野壮、里々佳、平岡秀幸、宇仁菅真、尾本祐菜、辻葉子

脚本:山上梨香
監督:西片友樹

 三連休の間には仕上げたぞ……!
 でも次回も、というか今期はリアタイ視聴難しそうなんだな……辛いんだな……

全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ

 ワンッ!

この話の見どころ

◆「ゾイケンちゃんねる」に夢中の亜美ちゃん

亜美 「ゾイケンの絆は特別なんです! で、そのゾイケンが、なんとこの黒鶴山で訓練してるらしいんですよ!」

 流行りやイケメンには興味なさそうな亜美ちゃんなのに、ゾイケンに夢中のご様子。わざわざキノコ採取の休憩中に動画見てるぐらいだし、ゾイケンに遭遇したら口パクで「頑張って!」って言ってるし、ゾイケンに疑いがかかったら否定するし。なんじゃろ、亜美ちゃんは犬派なのかな。
 山歩きルックのマリコさん・亜美ちゃんがかわいい。もこもこしててかわいい。

◆マリコ「あった! オニヤマテングニンジャ茸!」

 なにそのてんこもりのキノコ。

亜美 「だから……オニヤマテングニンジャ茸のデータベースなんて、マニアックすぎません?」

 今回、そのマニアックなデータベースが役に立つんだと思ってたら、そんなことはなかったぜ。

◆風丘「マリコさんの嗅覚も相当だよね……」

 まぁ、猟犬とコンビ組んでるお方ですし。仏のマリコさんなんておらんかったんや。
 ここで事件発生の日時がわかるわけですが、解剖日時が2月24日なのでその当日。最近は大体事件発生日は放送(予定)日の近くにあることが多いので、まぁたぶん、本来ならこの回は2月後半~3月前半の放送を予定してたんだろうなぁ、という感じ。スポーツの祭典だからね、仕方ないね。

◆日野「救助犬だから、鼻を上に向けてるな」

 今回は珍しく、日野所長による「災害救助犬について」。
 警察犬は原臭を覚えて地面に残った足跡などからニオイを追うから鼻を下に向けるけど、災害救助犬は元になるにおいはなくても、空気中に漂う浮遊臭を嗅いで救助が必要な人を捜す。だから鼻は上向き。なるほど。
 マリコさんが知らなかったのが意外。視聴者への説明のためなんだろうけど、意外だ。

◆ゾイ(ハンター)くん、かわいい!

 動きがカッコいいのもさることながら、表情の演技が素晴らしい。目を細めたりとかの表情が、本当に話の流れ通りの表情に見える。名犬役者じゃん。すげぇ。

◆マリコさん&土門さんvsゾイのかくれんぼ対決

 結果はゾイの圧勝。あっという間に見つける。
 ……なんだけど、マリコさんは風向きの矛盾を見つけるし、土門さんはこっそり物証のガレキを見つけていた。このコンビ、怖い……!

土門 「かくれんぼしてたら見つけた。この訓練センターで使っている、模擬ガレキのカケラだ」
マリコ「グッド」

 ナチュラルに土門さんを犬扱いするマリコさんに草。マリコさんはハンドラー気取りかもしれんが、その実、マリコさんも猟犬仲間みたいなもんだぞ。あと、なんで土門さんは満更でもないみたいな顔してんだw

◆日野「何? 犬の次は鳥?」

 日野所長、すっかりなんでも鑑定することに慣れちゃって……
 確かに、この科捜研はなんでも鑑定するので、今度は鳥関係か……となってもおかしくはない。んだけど、前科もあるんだけど、でもこの嘆きはなんか笑うw

◆呂太「遺体発見時に亜美ちゃんが撮った動画の」

 すっかり呂太くんは「亜美ちゃん」呼びになっている。
 ロタユルサン……
 それはともかく私としては、「亜美さん」って呼ぶ呂太くんの方があざとかわいくて好きですけどね。何の派閥だよって話ですけど。でもなんでみんな「亜美ちゃん」って呼ばせたがるんだ……
 細かい話だけど、このシーンの前の「犬の声がしたよ!」はどういう意味なんだろう。亜美ちゃんたちの方から犬の声が聞こえたけど、何?って意味? なんかもっといい呂太くんの登場の仕方はなかったんだろうか。

◆今回の風丘先生のおみやは犬のお菓子!

 これ、美術さんの手作りだったりするんだろうか。めっちゃかわいい。
 こんな手のこんだお菓子を持ってくる風丘先生もかわいい。一体どこでこんなお菓子を買ってくるんだ……
 マリコさんが「ワンッ!」って鳴いた! やっぱりこの人、猟犬だったんや!!!!!

◆土門「だが、その目撃者が、よりにもよって……」

 ここで土門さんがニヤッと笑ってるわけですが、この表情からわかるように、土門さんは土門さんでマリコさんのことを「猟犬」扱いしてんのよな。そして自分はそのハンドラーだと思っている。
 ……が、視聴者(私)から言わせれば、「両方とも猟犬やで」なんだけどな……

◆あっという間に三池さん拉致の可能性を察知するどもマリコンビ

 そういうところが「猟犬」たる所以だぞ。

◆劇場版のメインテーマが映えるゾイケン山中捜索シーン

 ゾイ+ドローンはサイッキョ!
 ってことで、『科捜研』ならではのアクションシーンが映える映える。今回はS21の中でも、かなり劇場版メインテーマの使い方がカッコよかった回じゃないでしょうか。これはもう、話のテーマの勝利だな。

◆また脅迫か!

 使いやすいのはわかるけど、みんな脅迫使いすぎじゃない?
 先週は割とすとんと腑に落ちたし、気にならなかったのに、今回は「犯人の動機、雑だな……」って。もう最初に崖から落ちて助かるべきじゃなかったんじゃないかとすら思える。6年前の時点でアレだし、今回も1人殺した上にもうひとり殺されそうになったし。アグレッシブなバカ。いやまぁ、「犯人の動機なんてどうでもいいじゃん」って言われたらそうかもしれないけど、それにしても雑じゃない?

◆若人のラブコメ

斯波 「もう、大丈夫なの?」
三池 「大丈夫なわけないでしょ! 勝手に殺人犯扱いされた挙げ句、殺されかけたんだから!」

 そりゃそうだ! ここで「大丈夫」って言わないの、新鮮でした。ちゃんと文句言うの偉い。

三池 「もう、本当うぬぼれてるよね。私が健三のために人殺すと思ったなんて。本当、バカ!」

 その通りっすな。うぬぼれちゃいけませんな。
 内気青年×ツンデレ強気女子、テンプレ過ぎてむしろ笑っちゃうんだけど、『科捜研』だとここまでストレートなラブコメ?はあんまりないから、逆に新鮮味あっていいのかな……とか思う。
 「どもマリはラブコメじゃないの?」とか思った人は、SNSとか二次創作に毒されすぎてるので、一旦そういうのを遮断することをオススメしますw

◆犬はどっち?

マリコ「『本当、バカ』って言っても、『好き』って聞こえる。人間も言葉だけじゃなくて、声のトーンに感情が表れるのね」

 そこまで極端なのはツンデレだけだと思うが、まぁ、その通りっすな。だから人間は面白い。
 で、『科捜研』におけるツンデレ代表格みたいな人がなんか言ってた。

土門 「あいにく、(犬を飼いたくても)『カソーケン』で手一杯だ」
マリコ「……ワン!」

 土門さんもシャレを言うし、マリコさんも冗談を言う。
 こうやってイチャイチャしてるから、『科捜研』をラブコメだと勘違いする層が出るんですね。ラブコメではないです。
 マリコ犬、もしいたらきっとそれはとても美しい犬なんだろうけど、扱いにはとても苦労しそうだな……と想像させる。土門犬は、なんだかんだ躾ければ言うこと聞いてくれそうだけど、マリコ犬はちゃんと躾けられるのかな……

簡単雑感

 話の筋はテンプレ、動機は雑、と特にいいところないかなーと思ったけど、ゾイもといハンターくんの演技が素晴らしかったです。それだけでプラスになっちゃうかもしれない、ってところが動物モノのズルいところっすな……
 でも、これ以上言うことが浮かばないところからしても、「そういう回だったんだな」と思っていただければ幸い。つまりは、プラスになったとしても普通回ぐらいの評価。そんな感じです。

次回予告とか。

 今や小学生女子に大人気のマリコさん、とうとう小学校を荒らす!?
 「マリコさん×ミニマリコ」だけでもてんこ盛りなのに、実は呂太くん回でもある!?
 一体どうなる次回!

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