【科捜研の女’11】第4話 感想

科捜研の女
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ep.4 能舞台に潜む殺意! 白骨の傷に隠された破門の秘密!!

ゲスト:夏八木勲、平岳大、駿河太郎、タモト清嵐、銀粉蝶

脚本:戸田山雅司
監督:兼崎涼介

風丘先生回にハズレなしの法則は健在のようです。
よかったです、今回。
あと、さらっと触れられてるけど「怪我したらすぐに病院へいけ」ってのが今回の教訓ってことでよろしいか。

そんなわけで、本日の感想へ!


◆初っ端、いきなり能から始まるから何かと思えば、いつの間に一緒にデートする仲になってたんだ、マリコさんと泰乃ちゃん。
しかも、どう見てもマリコさんはあんまり興味なさげ。あれか、泰乃ちゃんに「能っていいんですよ! 一緒に見に来ましょうよ!」とか言われて見に行ったんだと妄想。つまり、泰乃ちゃんが無理やりマリコさんを引っ張っていった感じじゃないかと。
……ってことは、アレじゃね? そろそろ泰乃ちゃんもマリコさんと親しくなって、「ちゃん」づけで呼ばれるんじゃないか?
そしてマリコさんと泰乃ちゃんのキャッキャウフフあり得るで! めっちゃあり得るで!
あまり関係ないけど、最近のマリコさんはピンク色の服が多いねって教えてもらいました。そう意識してたら、早速冒頭からピンクで、しかもなんか服の系統もいつもと違ってよそ行きな感じでしたね。お洒落マリコさん。
あと、タートルネックも多いよねって教えてもらいました。そしたらたしかに、ボーダーや灰色のタートルネックも着ていて「何着持ってるんだよ!」ってツッコミをば。今更だけども。

◆1度目の白骨遺体の司法解剖の時の、ぐらぐら揺れたりするカメラワークが兼崎監督っぽかったです。不安定と言うか、ものすごく不安を煽るカメラワーク。思わずこっちがやめてぇぇぇぇぇって言ったわ。
あと、転落遺体の解剖の後の金色の指輪のカットとか、捜査本部が立ち上がらん云々のところとか、色々。
なんか今回、細かなカットが多くて、そこも兼崎監督っぽい演出だったなぁと思いました。と、映像演出のド素人が言ってみるw

◆回想とはいえ、マリコパパとか美貴ちゃんが映ってて感激した! すげぇ感激した! もっと回想シーンあってもいいのよ。

◆日野さん、もしかして老眼?
メガネを外して動物の毛を覗き込んでたよね。なんなん、やっぱ老眼?

「泰乃さん。これ、お願いできる?」→凶器特定無茶振り
久々にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! な気分にさせてくれましたですね。マリコさん、あれだけの資料をいつも読み込んでるのか……すげぇな。だって、ドサッ、ドサッって音がしてたよ。

◆宇佐見さんは天然タラシ 気を使えるいい男。くっそ! くっそ!
「本当に大切な人を失った痛みは、その瞬間より、時間が経てば経つほど大きくなっていくものですから」
たぶん、こういう何気ない台詞が、いつかあるであろう宇佐見さん回に繋がっていくんだろうなぁと思います。あるよね? これだけ前フリしてるんだし。

◆悩める母親、風丘先生。
大樹くん、万引きの見張りなんて……グレちゃったのか……あんないい子だったのに。
出なくても、時は経っているんだなぁ。
もし、あの人がいたら……そう考えてしまう風丘先生の弱さというか悩みが、今までの積み重ねも込みで表現されていてうっかり涙腺が緩んだ。そうなんだよな、いつも明るいけど、この人も陰を持つ人なんだよなぁと。

「証拠はかならずあるはず。絶対に見つけてみせる」
そう言い切るマリコさん漢前すぎるだろ……
カッコええわー。

◆今回の教訓:頭を怪我したらマジで病院行っとけ
血腫怖ぇー。頭痛や激しい睡魔や昏睡を引き起こすって何。うわぁぁあぁああぁ
私はポケーっと見ていたので、まさか居眠りにまでそんな意味があったとは思わなんで驚いた。いや、本当に怖いのね。病院へはお気軽に! ってところでしょうか。わかります。

◆同情しようのない犯人なんでまぁいいんだが、あのマリコさんと土門さんからの言葉攻めに耐えて反論できる上に、見苦しくも言い訳を続けるとか、みんな精神力たくましいなぁ。私なら3秒で自白する自信があるよ。

◆風丘先生の言葉で涙腺が決壊した……
「最初からいなかったと思うなんて、無理ですよね」
「人は二度死ぬと聞いたことがあります。この世を去った時。その後、誰もが思い出さなくなったとき。だから、たとえ思い出すことがどんなに辛くても、私は、忘れないようにしようと思っています」

台詞自体はありふれたものかもしれないけど、ここで涙ぐむ風丘先生が、本当に綺麗でどうしようかと思った。やっぱり私、若村さん大好きだ……
久瀬荘俊さんを救うことで、風丘先生自身もまた救われたんであろうこの構図が好き。誰がなんと言おうと好き。

屋上でイチャついてるんじゃないよこの夫婦め
風丘先生、大樹くんと仲直りできたんだ。よかったぁ。ここでハッピーにまとめてくれる戸田山さんが大好きです!(告白)
「なんだ。何か知ってるのか?」
「ううん、なんでもない」

ここでの得意げなマリコさんがちょっと可愛かった。

夏八木さんの存在感に負けました。
本当に上手い役者さんだからこそ、立っているだけで、芸事に厳しい人だとわかる。目だけで心情を語れる。声の震えだけで、すべてを表現できる。
私なんぞが「すごい」というのもおこがましい気がする。ラストの風丘先生とのやり取りのところとか大好きです。誰がなんと言おうと、私は大好きです。
もうひとり、風丘先生こと若村さんもよかった。本当に演技力ある人だよなぁ。涙ぐむところとか、悩みを吐き出すところとか、すごくよかった。
そしてもっとよかったのは、昨年の風丘先生回より『法医学教室の女』状態になったわけではなかったこと。ちゃんと『科捜研』成分もありつつ、風丘先生にスポットを当てて活躍させていて、話のバランスがきちんと取れていたと思います。
私はゆるい視聴者なので、「なんでクロスボウを使ったんだ」とかそういう野暮なことは言わず、面白かったものは面白かったと言うことにします。

面白かった!

そんなこんなで次週!

スーパー狙撃タイム! な予感。
でも脚本は櫻井さんじゃないらしい。
そして元真中瞳・現東風万智子がゲスト。こちまちこって回文だよね。
ってことで、次週も期待! しておりますですよっ。

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