第5話 折れた絵筆
ゲスト:矢田亜希子、小西結子、吉田羊、箭内美羽、堀内正美、山口美也子、姿晴香、山崎大輔、内田量子、稲垣鈴夏、累央、立花彩野、加島潤
脚本:大石哲也
監督:長谷川康
内容には関係ないけど、最近矢田ちゃんがドラマに出てるのをよく見る……いや、『ビブリア』とこれだけしか見てないけどw
これも関係ないけど、何故か今回の矢田ちゃんは高島礼子っぽく見えた。私だけだろうか。
◆ダンスのステップを踏みながらぎっくり腰になる署長はマジブレない。しかも「またか」ってことは今までにも同じようなことあったのか。懲りないのか。
◆マイペース過ぎる糸村さんに翻弄されて「あー! もう!」ってな具合に回っちゃった水沢課長を見てきゅんってしてたのは私だけでいい。
◆仕事とはいえ、オッサンが若い美女の手をとってまじまじと見られる職業が刑事ですよ奥さん。これ、刑事という大義名分がなければただの……いや、なんでもない。
◆「無理は言いませんが、大至急お願いします」
この矛盾した台詞をさらっと吐けるような人間に、私はなりたい。
というか村木さん、気づいて。水沢課長からの差し入れはすっぽんゼリーだったけど、どう考えても差し入れにすっぽんゼリーはおかしいからね。
差し入れに来たタイミングといい、何回か糸村さんを見やってたことといい、どう考えてもアレは糸村さんの策略。だってそうじゃなきゃ、水沢課長が村木さんに「カッコいいですね」なんて言うはずがない!!!!
水沢課長を想う村木さんの恋心まで利用したよコイツ。アカン、この主人公は天然のフリしてかなり腹黒いで。木ミスの石ちゃんと同じ感じですよ。怖っ。
◆糸村さんと並んで被害者の家を調べる水沢課長がマジでオカン。
絵のことは全くわからない糸村さんが好きですよ。まあ、でも絵は直感で楽しむものだと思いますよ。
◆森田さんが大福を人にあげてる! ちょっと月島中央署に溶けこみ始めてんのかね。
みんなで大福食べてるの、なんかかわいいな。っていうか、どんだけ大福を買い込んでるんだよ森田さん。
◆いつもお世話になってる村木さんからの電話報告を最後まで聞いてあげない糸村さんステキ。
◆女性である相手に配慮したであろう水沢課長によって、ここのところずっとキモオヤジ扱いの仙堂さんが第一線から外されてしまった。代わりにイケメン・遠山さん投入。ハッキリ言わないことは、時として優しさにはならず残酷なものなんだなあと思いました。仙堂さんの明日はどっちだ。
◆しかし、百合子さんがゴーストライターだと知ってたなら美千代さんを殺そうとしてももう少し慎重になるもんじゃないかなとか想うんですが、どうでしょう。だって見間違えて間違えて殺すかどうかはさておき、百合子さんに見られたら、バレたらとか考えなかったんかね。
◆なんつーか、有名画家に対して「偶然を装って出会った」を演出できる百合子さんって一体何者なのよっていう。
自分の弱みで人を縛り付ける、しかも嘘をついてまでそうするっていうのは、割と嫌な女性にありがちな話で個人的にはその性根を矯正できるイメージがないんだが、なんだが美千代さんは改心(?)してて、いやそれがこのシリーズの特徴なんだけども、珍しいタイプだなーと思いました。
果たして、「実は姉妹でした」オチは必要だっただろうか。だって3話でも「実は生き別れの」ってやってんだからさ。「写生大会の時に声をかけてくれたことをずっと恩義に感じてた」だけじゃダメだったん?
別にそれだけでも、決して動機が弱いとは思わないけどなー。だってそのおかげで、百合子さんは生きがいを得たわけだしさ。決してそれは弱くない動機だと思うよ。ダメなのかなあ。