CASE.1 越境捜査
ゲスト:モロ師岡、長田成哉、波岡一喜、榊英雄
脚本:徳永富彦
監督:田村直己
田口さんは下着泥棒じゃないよ!(この回の前に放送してた『ミラクル9』)
イノッチナイン、100万円獲得ならず。惜しい。
羽田さんが相変わらず絶好調で大好きw 眠かったんだね……
全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ
私が梅雀と長田さんの演技が好きだと気づく回でした。知らんがな。
独断による順不同見逃せナインポイント
◆1.エスの青年・林くんの激重感情
いやもうこの話の見どころはまずこれでしょ。長田さんの演技力が爆発しておる。
『科捜研』の相馬さんは若干違うけど、『リュウソウジャー』のナダとかああいう、どこか報われないというかちょっと薄幸な感じが似合う長田さんである。絶妙な感じだよね。
こんなに荒れた過去持ちなのに、基本の一人称が「僕」(「俺」もあったけど)なところとか、隠しきれない善人っぽい話し方とか、性癖にガン刺さりする人が多そうだ……
世の中でも正義のためでもなく、入れ墨も覚せい剤も暴力も耐えたのは、自分を認めてくれた北村さんのためだけだ、と叫ぶ林くんよな……
割と長めの告白シーンだったのにダレずに見られたのは、間違いなく長田さんの演技の賜物だよなぁ。ホントよかった。
こういう刑事ドラマだのサスペンスだのでは「最初から本音を言えや!」は禁句ではあるんだけど、北村さんは絶対、時計を渡すまでは本音言わないんだろうなとか思うと……
エスになった青年・林くんの激重感情がこの話の全てと言っても過言じゃないくらいの話だった。ホント、最初から本音を言えよ……
◆2.「越境捜査」
この話のサブタイですが、これめちゃくちゃ絶妙なサブタイじゃないですか? っていう話がしたかった。
県境での殺人というのもそうなんだけど、これってエスの青年・林くんのことでもあるのかな……って。
林 「待ってる間、いっつも考えてた。片岸には悪い世界があって、もうひとつの片岸には正しい世界がある。でも、どっちにも僕はいない」
北村さんのために、正しい世界(社会)と悪い世界(反社会)の間の橋で捜査を手伝うエスになる。これも『越境捜査』なんだなぁ、と。
失礼な言い方しますけど、最近のサブタイでは大体が「殺人~」とかつけがちな『9』シリーズにおいて、この話の内容でこのサブタイはオシャレすぎて震える。これがつけられるなら、いつも頑張ってほしいっすよw
いやもう、今回はラストの林くんの告白とサブタイだけで、初回にしてオシャレ大賞に輝くレベルの話だった。こういう回が拡大だといいよね。
◆3.村瀬「そうだろ? 主任」
村瀬 「まあ、どんな凶悪犯だとしても、罪裁くんだったら、全てを明らかにしてから裁くべきだろ」
きゃー村瀬さんカッコいい! 確かに権力には弱いけど、大事なところはちゃんとわかってる人なんだよ村瀬さんは!
徳永脚本だと、IQが上がる村瀬さんである。カッコいい村瀬さんが見たいなら徳永脚本回みたいなところある。
いや、他の回がIQ下がりすぎみたいなところあるんですけども……
何かといじられがちな村瀬さんですけど、そもそも村瀬さんは警察官としての能力も志も立派な人なんだよ、それがちょっと不器用で発揮できずにいるだけなんだよ……ってのは忘れずにいってほしい。こういう立ち回りしながら、「これぐらいはなんてことない」って強がってるのミエミエで周りにいじられるぐらいの人だと思ってるんですよ私は。
いや、いじられるのはいいんですよ。でも、過剰にネタにするのは違うだろって、私はある時期からずっとそれは思ってるんですよ。今回のラストみたいなやつは好きです。
私は村瀬さんを過剰にネタキャラ化するならそんな公式もファンも大嫌いです!派の過激派です。よろしくお願いします。何の宣言だこれは。
◆4.青柳「早く言えよ! なんで女に言わせてんだよ!」
自分たちと同じような境遇のカップルを見てしまった青ちゃんなー!
矢沢 「ああ、すいませんね。自分と重なっちゃったのかな。ああいう態度とるの、わざとなんですよ」
青柳 「おい矢沢、何してるの? 早く行こう」
不器用に上田の無罪を確信する青ちゃん、そんな青ちゃんを理解する矢沢さんなー!
今回は初回ってことで、各キャラの特性や設定をおさらいする描写がたくさんあったと思うけど、青ちゃんのこれはお約束といえど来る度に「青ちゃん……」ってなる。
妙子さん、今期も出てくれるかなぁ。妙子さんは皆勤賞なんだっけ?
◆5.謎の新キャラ・国木田さん
国木田「私は広報課です。捜査に関わる立場ではないんで。君たちが発見したことにして、上に上げておいてください」
初回は思ったより出番がなかった……
でも、なんかこのワンシーンだけでも爪を隠す鷹なのがわかるのがすごい。
これに加え、川ざらいしていたシーンを含めると、「どこまでわかってたんだろう……」ってなる底しれない感じが出てるのがいい。それ以外でちらちら映ってるシーンでも、只者じゃない感出てていい。
ホント、幼児退行演技してない梅雀はめちゃくちゃカッコいい……好き……土ワイの監察官のシリーズとか、めっちゃ好きだった……
次回から班長になるんじゃろか。それとも、まだお預け? どっちにせよ、既存の特捜メンバーとどう関わっていくのか、そして婿養子力が半端ない浅輪さんにどうデレていくのか、期待ですな。
『9』シリーズって、要は年上男性をその婿養子力で浅輪さんが落としていくドラマみたいなところあるしな……
◆6.特捜メンバーの制服姿
皆さん似合ってますね。
……いや、青ちゃんに関しては「似合ってる」と真っ当に評価していいものかは微妙なところだけど……ヒゲは剃った方がカッコいいと思う!
小宮山さんの制服姿は、熟女好きを一気に殺しかねない格好じゃないですかね……大量の死者出そう。小宮山さんの制服姿でフェチ心がヤバい。
別に熟女好きなはずもないけれど、村瀬さんが小宮山さんの制服姿に何か物言いたげにしてたのは草。「意外と似合ってる」とかポジティブ方面のことを言おうとしてたならまだマシで、村瀬さんのことだから「スカート短くないか?」とかだったらどうしよう。そして言いそう。
◆7.OP
戦隊的カラー分け。
浅輪さんは青、小宮山さんは黄色、村瀬さんは赤、青ちゃんは紫で矢沢さん緑、新藤くんは水色。
おお……納得のカラーリングだ。
OPアリのところといい、公式のポスタービジュアルといい、なんか旧『9係』っぽいポップさがあっていいですな。
OP、次回以降も使ってくれないかなぁ。使ってくれるかな。なんか初回だけ、みたいなのが去年か一昨年あって、それ勿体ないなぁって思ってたんだよね。
◆8.神田川「思い上がるな!」
出てくるだけで縦軸を生むお方。この一言の重さと響きがまさしく大御所なんだもんなぁ。この一言だけでキャラ立ちしてるのホントズルいw
国木田さんにもそりゃ過去があるはず、ってことで、やはりその過去を語る上でのキーマンは神田川さんになるのかな。最終回付近が楽しみっすな。
◆9.三分割カット
最近の『9』シリーズではお馴染みのアレ。
これを見ると、「『9』シリーズ見てるな!」って気になりますよね。
『特捜9』の春ですね。
簡単雑感
林くんの告白とサブタイだけでもう大好きだし、特捜班のキャラが生き生きして見えたのが好印象なので、今回大好きです。
そして国木田さんのキャラに期待しているので、今期にはめちゃくちゃ期待したい。
私がただ単に、真面目演技の梅雀のことが好きってだけかもしれん。自分でも今自覚したので、ちょっとびっくりしてますw
次回予告とか。
次回予告に国木田さんが特捜班の部屋にいるところ映ってるから、やっぱりもう班長になってるんじゃろか。
浅輪さんの怒りの取り調べが見られそう。説得・説教のシーンなんか特に、係長憑依してるよなぁ、ってのを改めて思う初回でもあった。係長好きっぽい徳永脚本だから余計にそう感じられたのかな。