【科捜研の女 season24】第5話 感想

科捜研の女

EPISODE.5 密室と甘い焼き芋

ゲスト:岩谷健司、小田井涼平、池田朱那

脚本:真部千晶
監督:兼﨑涼介

あらすじ

大手商社が手がけるサツマイモの貯蔵倉庫で若手社員の刺殺体が見つかる。被害者が所属する焼き芋事業部では、サツマイモを倉庫で寝かせて熟成させ、食品工場に送る業務を担っていた。被害者の上司である奥寺幸太郎(岩谷健司)によると、被害者は休暇中だという。しかし、実は被害者が退職を決めていたことが発覚。やがて、奥寺には部下にパワハラした過去があると分かり…!?

見どころ

◆亜美ちゃんの……おしり!!!!!

 わざわざ階段の踊り場付近にしゃがみこんでPCを操作する亜美ちゃん、という図には、作為を感じざるを得ない。おそらく、ケツである。ケツっていうな。いや、勝手に私が「亜美ちゃんのおしり」って言ってるだけです。ぶん殴ってもらって構わない。これ、余裕でハラスメントですからね。

◆寿里「全然意味わかんない」

 マリコさんの科学知識にはこうやって反応されるのがむしろ当たり前ではある。愛想笑いしてくれてるだけ、優しい部類かもしれない。オタクは誰にでもオタク知識を語りたがるからオタク。オタクに優しいギャルなんて、少なくとも『科捜研』世界にはいなかったんだ……

◆再現役にぴったりの加瀬くん

 君、悪い顔、案外似合うね……

◆本社の部長に突撃できる派遣社員

 すげーな寿里さん。奥寺部長の懐がデカいのもあるんだろうけど、派遣社員にあんなフランクな態度を取られても何も怒らないの、すごい。いや、ハラスメント対策もあるんだろうけども。上の人が気をつけないといけない現代、大変そうだ。

◆古着屋巡りが趣味の加瀬くん

 それ自体は意外でとてもいい趣味だと思う。でも、後の描写と齟齬が出るのはちょっと……1話の中でそういうのはちょっと……

◆「ジーパンを育てる」概念を知らない加瀬くん

 これがその齟齬で、古着屋巡りしてビンテージ物に詳しいはずなのに、「ジーパンを育てる」概念を知らないってのはちょっとどうなんだ……と思う。私は別にビンテージ物に詳しくなくても知ってたよ。
 でもそれも『こち亀』『ウィッチウォッチ』などのジャンプ作品のおかげなので、加瀬くんはジャンプ作品を読もう。面白いのいっぱいあるぞ。ビンテージの話題が結構あるジャンプ作品ってなんなんだ。

◆奥寺「遺体を温めておけば犯行時間をごまかせると、推理小説で読んだことがあったので」

 だからといって、「遺体をどの程度温めれば、どれぐらい死亡推定時刻がズレるのか」なんて詳しく教えてくれる作品なんてそんなにないと思うんだけど、なんでミステリの犯人はみんな狙ったかのように時間をズラせるんだろうな……と、毎度の疑問。そういうのがわかるスクリプトでも一般公開されてる世界なのか?

◆奥寺「榊さんは、さつまいもを冷蔵庫に入れますか?」

 マリコさんの返答に間が空いたのは、唐突な質問に驚いたのもあるだろうけど、マリコさんはそもそもさつまいもを自宅に持ち帰らないからじゃないかな……なんて。あそこで答えられたのは、マリコさんがただ科学オタクなだけだし。

◆「自分が犯人でもいい」

 時代の流れの中で生きていくことも、まとめて諦めてしまった男……というテーマは面白そうなんだけど。それを活かせていたかというと、どうだろうな……

◆部下たち全員のSNSをチェックしている

 めちゃくちゃさらっと言われてたけど、なんだよその業務。仕事だとしても普通にメンタル死ぬやつじゃん。絶対やりたくない。高給取りでもやりたくない。自分がやってるだけのSNSでもカリカリしちゃう、ベーコンメンタルなので……
 見る側も嫌だし、もちろん見られる側も嫌だ。時代のせいだとしても、あってほしくない仕事である。やめてほしい。

◆足立「月に2万ずつ返してたのに……」

 言い方からして複数回は返済してるはずで、それでも「全額」には足らない。どんだけ借りたんだ……身の丈に合わない趣味はやってはいけない。そういう教訓ではある。

◆さつまいも農家の三木さんが聖人すぎる

 処分保留とはいえ、一応奥寺さんは犯罪を犯したことは変わりないわけで、その人を許して受け入れられるのすごいな。奥寺さんの努力のおかげで人望があったのはそうなんだろうけど、被害者はどんだけ嫌われてたんだって話でもある。そうじゃなきゃ、この反応と結末にはならなくない?
 「みんなに優しく接しようとしたことは無駄にはならない」という話なのかもしれないけど、それとこれとはまた話が別というか……こう、なんか、もうちょっと違うオチのつけ方、なかったかなぁ。なんか怖いよ。

雑感

 焼芋回であり古着回であり働き方回でありクズ回。何この……何? 前回の幽霊屋敷回とは違う意味の詰め込み過ぎを感じる。いや、詰め込み過ぎというか、話を構成する要素が多すぎるというか。面白そうな要素をつまみ食い的に使いまくって、挙げ句一番印象に残るのがビンテージジーンズ……いいのかな。よくわからん。私はよくないと思う。
 一応、今回はさつまいもを扱う意味はあった……と言えるのだろうか。でもなんか、今回使われたそれぞれの要素が上手く取り扱われてる気がしなくてムズムズする。
 悪い方の真部脚本だった、が結論でいいでしょうか。じゃあ良い方の真部脚本ってなんだよってなるんだけど、それはちょっと……よくわかんない……私は真部脚本のアンチに近いので、それに答えることが出来ない……

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